Web3Dってどーよ?

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デジハリのスペシャルセミナーに参加してきました。
テーマは「Web3D」。
Web3Dの業界で今最も勢いのある会社であるyappaの社長以下
デジハリ出身の社員3人がWeb3Dの業界状況と今度デジハリにて
開講するWeb3Dコースの説明をしてくれました。

自動車や住居メーカー、教育用途には広く使われるようになって
きたWeb3Dですがまだまだ個人レベルでデザインできる段階では
ないようです(個人レベルで使えるソフトはあるにはありますが
普及がそれほど進んでいない)。yappaのターゲットも現在は企業
メインですが将来的には個人もターゲットとして視野に入れてるとか。

yappaの強みは自社開発したソフトを自分たちで企画して自分たちで
営業すること、現場からの声が即座に開発チームに影響されることです。
3Dエンジン自体はイスラエルの会社を買収して傘下に入れ、Webへの
組み込みはyappa 3D Studioという製品を自社開発してコンテンツ自体も
そのほとんどを自社で作成し納入しているとのこと。

Web3Dって特殊なプラグインとか使われているのかと思いきや、
3Dエンジン自体はJAVA、コントロール部分はJavascriptという汎用性の
ある開発言語が使われており、ハードウェアアクセラレータなどに依存
しないソフトウェアによる独自の描画関数が使われているためハードの
スペックに関係なくさくっと高速に動作します。

なかなか面白そうではあるけれどやっぱ(しゃれではない^^;)yappaさんに
就職するかもしくは一緒に仕事を依頼するか、などを視野に入れている
人でもない限り、あまりメリットはないようです。個人で導入可能ないくつか
のツールを調べつつ今後の動向に注目していきたいと思います。

現状におけるyappa以外でWeb3D主要メーカーは下記のとーり。

  ・Viewpoint
  ・Cult3D
  ・QEDSoft
  ・XVL
  ・Pulse3D

3DデータをFLASHに書き出すツールとしてPlasmaなるソフトがあるらしいです。
更なる情報を待つ。