オープンソースという考え方

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僕の周りで最近オープンソースが流行ってます。

最初オープンソースはビジネスモデルとは関係ない、と思ってました。
だからその典型であるLinuxがビジネスモデルに絡むようになってきて
不思議に思ったものです。

オープンにすることで多くの人がそのソースを共有できるので
必然的にいいものができます。
が、ソース自体はフリーであるためそれを利用した産物自体を
売ることはできません。

ただ、その産物を導入するソリューションをビジネスモデルと
することはできます。実際Linuxはそういうビジネスモデルです。
有形のProductsを販売する、という形ははっきり目に見えるため
ビジネスモデルとして認識されやすい。
一方ソリューションは目に見えにくい「サービス」を売るものです。
しかし日本はすでに第三次産業であるサービス産業の比率が
第二次産業である製造業を大幅に上回っている...はず。

オープンソースは第三次産業の最先端をいくもの、だと思います。
もはやクローズした世界(企業)の中だけではいいものは作れない。
それに気付かない会社に明日はない。
それを証明しているものがインターネットであり、オブジェクト指向なのです。
オブジェクト指向の自分なりの解釈をすれば「いいとこ取り」。
いいものをより多くの範囲から取り寄せるためにインターネットは最適。
だから多くの会社がこれを導入し、活用しようとしているのです。

だから僕もオブジェクト指向でオープンソース。
昨日のFLASHブックマークも公開しちゃいました。
いいものを独占したい、という独占欲は誰にでもあります。
僕にもある。
たとえそれが無形の情報であっても、
「せっかくつかんだものをやすやすと無料で教えてなるものか」
という気持ちもなくはありません。

しかしそれ以上にみんなと共有し合い、いいものを作り上げていく効果の
ほうが何倍も素晴らしく、意義のあることだと最近僕は思うのですが、
この考えどーでしょーか。アマちゃんですかね、僕。

世の中みんながハッピーになるには、

 ・「いいもの」を考え出し、それをオープンにする。
 ・「いいもの」をネットワークで探し出す。
 ・集まった「いいもの」を整理して新たな「いいもの」のネタを作る。

この3つが必要だと思う。
これがオープンソースの基本概念であり、
インターネット検索術であり、
blogだったりするのではないでしょうか。

「いいもの」の度合いはなんだっていいんです。些細なことでも。
それがある人にはすごく「いいもの」かもしれないんです。

このblogを読んで少しでもオープンソースという考え方に
あなたが興味を持ってくれたなら、あなたの思う「いいもの」を
コメントなりトラバなりしていただければうれしいです。