いま、会いにゆきます

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新居の偵察がてらに品プリシネマで
いま、会いにゆきます」を見てきました。

一言でいえばせつないラブストーリー、です。
そして家族の物語でもある。
ある意味理想の愛・理想の家族像を描いているとも言えます。

あなたは生まれ変わっても今のパートナーと
もう一度恋に落ちるだろうという確信がありますか?
ストーリーもさることながら映像の美しさにも惹かれました。
もともとキレーな竹内結子をさらにキレイに撮っている。
そして一癖二癖ありそうな中村獅童の魅力を上手く引き出している。
人の能力というか「もっているもの」を存分に引き出せている、
そんな映画だと感じました。

ただ、いい映画で涙があふれそうな、
作品ですが「涙がぼろぼろこぼれる」というほどではなかった。
涙がぼろぼろ、枯れるまで出させてくれる作品はないですか?
そうすればつらいことも吹っ切れると思うんです。
思いっきり叫べば心のもやもやがすっきりするように。

今日は大晦日。
今年最後の更新がちょっとしめっぽくなってしまいました。
来年はもうちょっと楽しい記事が書けるよう頑張りたいと思います。
みなさんもいい年が迎えられますように。

(2006/01/26 drecomより移動、加筆)

2006/01/26 追記:

見た当時はいよいよ離婚、というときでお互いの新居の
準備を始めていたときでかなりツライ時期でありました。

そのせいか『「涙がぼろぼろこぼれる」というほどではなかった』
と辛口のレビューを残していますが、気がつけば原作も買って
何回も読んで、DVDも買って何回も観て、そのたびに涙しました。
いまだに大好きな作品の一つであります。

人を好きになることの大切さ。
それを教えてくれる名作だと思います。