蕎麦刈り

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蕎麦の種を蒔いてからおよそ70日。

ネット情報ではだいたい75日とあったので、のんびりしてたら。
蕎麦の実が熟しすぎている、ということで急遽収穫へ。
遊子川では蕎麦はだいたい60日ほどで成熟するようです。

8月、9月はバタバタしていて、
蕎麦の生育の様子を見に行くことがあまりできませんでした。

折しもオリンピックの翌日。
身も心も疲れきっていて、この日は一日休もうかと思っていたのですが、
朝、おっちゃんから「刈るぞ!」という電話があって、
重い足取りで現場へ向かいました。


午前中は4,5人ほどで一面刈り込みました。

刈りこみ前。

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雑草がすごくてたぶん蕎麦と同じぐらい雑草を刈ってた気がします。
やっぱりまめに草引きをしなきゃいけないのかなあ。

お昼の時点で疲れがピークに。
一旦公民館に戻って昼休み。


午後からは遊子川小の子どもたちの蕎麦刈り体験。

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低学年の子どもたちははさみで、高学年の子どもたちは鎌で刈りこみ。


刈った蕎麦を集めてきて...

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干すために藁縄で結います。

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この結いが若い人にはなかなかできないみたいで、
お年寄りにしていただきました。


そして稲木干し。

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最後におっちゃんの説明。

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刈り込み後。

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キレイになりました。


しかしこれだけ広さの割に収穫量は思ったほどなく。
今後は乾燥後、脱穀してそば粉を作る過程に入るわけですが、
ソバとして食すほどの量にはならなさそうです。
農業ってやっぱり大変なんだなあ。

自分が口にしているものが、どのような経緯をたどっているのか。
それを知ることは、「しっかり生きる」上でとても大切なことだと思う。
多感な子ども時代にそれを知っておくことはなお大切なことではないでしょうか。
「人間力」としての大切な下地になるのだから。