遊子川の一番低いところは、遊子川への入り口「辰ノ口」で海抜100m、
逆に一番高いところは、雨包山(あまつつみやま)山頂の1,111m。
高低差およそ千メートル。
遊子川がいかに急峻な傾斜地に展開する地域であるかが分かると思います。
今回、その雨包山へ公民館の主事さんに連れて行ってもらいました。
雨包山へは遊子川の一番奥の集落である「竜泉」から車で上がっていくことができます。
基本的には道路が整備されており、車で頂上近辺まで上がっていくことはできますが、
勾配が結構急で、路面はコンクリが打ってあるものの、結構がたがたなので、
パワーのある車でないとつらいかもしれません。
頂上までおよそ5kmのところに「樽の滝」というキレイな滝があります。
さらにそのちょっと上に「恵美須神社」という神社があります。
このあたりから遊歩道が整備されていて、自然を楽しみながら頂上へ登っていくことができます。
頂上のちょっと手前にちょっとした広場と展望台があって、
車はここに止めて階段を少し上って頂上へ向かいます。
頂上は森の中にあり、記念碑が立ててあります。
木々に囲まれているので、頂上からの展望は悪く、山上からの景色は展望台から眺めます。
空気が澄んでいれば、遠くに海を眺めることもできるそうですが、
今回は霞がかかっていて海は見えませんでした。
しかし、山々が幾重にも連なっているのはやはり良い感じです。
樽の滝。
恵美須神社。
ガラス張りの独特の造形が面白い。
境内や鬼瓦も独特のデザインで面白い。
真っ直ぐに聳える杉の木。
タラの芽。
天ぷらにするとおいしいそうです。
この階段を上ると頂上。
展望台からの眺め。
遠くにビニールハウスも見える。
遊子川はトマト栽培が盛んらしいです。
道中、主事さんから木の種類についていろいろ教えてもらいました。
ケヤキはスギやヒノキに比べてじっくり成長する希少樹木で高級材なのだとか。
今後木工をしていく上で役立ちそうなヒントを得たような気がします。
もう少しすると、ヤマアジサイという山で咲くアジサイが見頃だそうです。
今度は恵美須神社から遊歩道を歩いてみよう。
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