木工取材

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伊予市にある、木工所二箇所を教えてもらい、訪ねてきました。

一つ目はクラフトの里の中にある、木工体験施設。
もう一つが個人でやられている木工房。


どちらもいろいろお話が聞けて、とても参考になりました。

ゆっくりではありますが着々と、想いを形にしていきます。


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クラフトの里の木工体験所は文字通り木工を体験してもらうための施設。
開店直前にもかかわらず、店員さんが丁寧に対応してくれました。

本格的な木工、というよりは木工の入門所的な場所。
とはいっても、木工を普及するに当たってこのような木工教室は不可欠なので、
子どもたちにはどこまで作業をやらせるのか、
どのような道具をどこま使わせるのか、など、
どのような感じで木工教室をやられているかを知ることはとても参考になります。


もう一箇所は個人でやられている木工所ですが、これがスゴイ。
こちらも突然押しかけたにも関わらず、親切丁寧に対応していただきました。

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檜にこだわって、檜の加工一本で、
スピーカや下駄などの小物から、大きなものは家まで手がけているのだとか。

本格的な木工機械などは使わず、手近な道具でなんでも作ってしまう、という天才肌。
その仕上げは手仕上げとは思えないほどの正確さ。
その天才さは真似できないけれど、「自分に作れないものはない」という自信は、
モノづくりで生きていく上で必要な「覚悟」を教えられた気がします。

とにかく手を動かす。
自分なりのこだわりを貫き通す。

人間は「作りたい」と思うものしか作れない。
言い換えれば、「作りたい」と思うものはすべて作れる、ということ。


力強い味方を得ながら、僕は想いを形にしていく。