年度末、追い込みで仕上げた遊子川もりあげ隊をアピールする印刷物その2。
愛大の論文。
正確には愛媛大学農学部・地域マネジメントスキル修得講座の研究テーマの成果報告論文。
講座では所定のカリキュラム受講の他に、
自分でテーマを設定して取り組む研究課題があります。
自分は、ユスモクでの活動をテーマに選びました。
ユスモクの活動をアピールするためにも、
活動をまとめた報告書がいずれにせよ必要だと思っていたし、
こういう研究課題はちょうどうよい機会でもありました。
論文はデータで大学に提出すればいいのですが、
ただそれだけではもったいない。
...というよりただそれだけの目的で作成する論文は
どうしてもつまらないものになりがちだと思うのです。
デザインの特性か、はたまた地域づくり業務の特性なのかはよく分からないけれど、
どうせ作るなら、できるだけ多くの人に見てもらいたい。
...そういう前提で論文を作成しました。
最初は製本する予定はなかったのですが、
幸いにも製本予算をとることができたので、40部ほど印刷会社に外注しました。
おかげ様で体裁のよい冊子とすることができました。
40部しかないので地域内全戸配布するわけにもいかないので、
地域の内外でお世話になっている方、
もしくはこれからお世話になるであろう方々へ配布する予定です。
具体的にはもりあげ隊、役場の地域づくり関係者、愛大の地域再生マネージャ、
六次産業化プランナー、愛大講座の受講生、木工・デザイン関係の方々など。
正直完成度の高さをアピールするための論文ではありません。
何かをアピールするとき、その理由は自慢できるものだからとか、
成功しているとか、そんなことではないと思います。
未熟で未完成なものであっても、伝えたい想いがあるなら。
伝えるべきだと思います。
伝えることによって得られる助けは必ずあるのだから。
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