遊子川もりあげ隊では遊子川地区における木材有効活用事業として、
ユスモク(遊子川木工)を展開しております。
昨年度は主に活動環境の準備に費やされました。
今年度は活動を地域に広めていくことに取り組みます。
それが「ユスモク・クラブ」。
読んで字のごとくユスモクのクラブ活動、ユスモクの仲間づくりです。
月に2回程度、愛媛県下よりさまざまな木のスペシャリストを教師として招いて
木工教室を開催していきます。
その第1回を先日開催しました。
今回の講師は内子で勾玉を作っている余田亘氏にお願いしました。
愛大の地域マネジメントスキル修得講座で内子におじゃましたとき以来の縁です。
時間の都合上、先生のほうである程度粗型を作成しておいてもらい、
それをヤスリがけしていきます。
ただひたすら削るだけのシンプルな作業ですが、これがなかなか難しい。
みんな無心に作業に熱中し、あっという間に時が過ぎてゆきました。
60番から2000番まで順に磨いてゆくのですが、600番あたりで時間切れ。
各々の勾玉ができあがりました。
翌日、2000番まで磨き上げ、椿油でさらに磨き上げてピカピカに。
苦労して作ったものには愛着が湧くものですね。
そこがモノづくりの魂とでもいう部分なのかもしれない。
誰かに作ってもらっていては決して味わうことのできない愛着ではないでしょうか。
モノづくりの面白さと大切さを感じていただけたことと思います。
こんな調子でユスモク・クラブ、順次展開していく予定です!
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