孤高の戦士

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"苦悩を口にしてはならない、口にすれば愚痴になるだけだから"

正確ではないけどこんな感じの言葉だったと思う。
あいだみつをの言葉は悩める人間の心に優しく響く。

そして友達の助言からもそれはすごく納得できることだ。

しかし孤独でいることは思った以上に辛いことだ。

僕はまだ強くない。
でも友達の目の前で苦悩は話したくない。

だからブログに書く。
いつか満たされる日がきたときに、それが幸せである、
ということを忘れないために。

別に一人暮らしは今にはじまったことじゃない。
一人暮らしが辛いわけじゃない。
少し寂しいけれど気楽に生きていける。
短い人生の束の間に必要な時間だと思う。

人間は社会の中で生きている。僕もそうだ。
社会の中で生活を保障される代わりに労働力を提供する。
それが社会の中で生きる、ということだ。

働かないで、社会の中で生活することにすごく違和感を感じる。
これまでの一人暮らしは働いていた。
働いていないのは二十歳になるまでの学生時代だけ。
学生は勉強するのが本分だし、それに実家暮らしで一人じゃなかった。

ではすぐ働けるか、というとそうでもない。

  大学受験の準備。

確かにそれもあるけどそれは本当の理由じゃない。
「本当に働けない状態」だから働けない。
そういう意味では僕は病んでいるのかもしれない。
悲観的でなく、冷静的に、客観的に考えて。

「生きてる」ことを感じながら働きたい。
それは働きながら模索していくしかないのは解っていても、まだ踏み出せない。

だから今僕は独りでいるしかない。
でも寂しい。

じゃあ人に会えばいいのか。
...それは違う。

僕は非社会人、友達は社会人。


...孤独とは自分との戦いだ。

進め、孤高の戦士。