第44回全日本合気道演武大会

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毎年5月、全国、全世界の合気道家が日本武道館に集結します。
財団法人合気会が開催する全日本合気道演武大会が開催されるのです。

合気道には試合がないので「演武」になるのですが、
その演武の内容、構成は各道場、師範に一任されており、
それぞれさまざまな趣向で演武を行なっているのです。

僕が所属する道場も毎年出場しています。
その演武内容は普段の稽古をそのまま再現したもの、と
そんなに凝ったものではないんですけど。

演武時間はたったの1分30秒。
その1分半のために全国から7千人もの合気道家が集まるのです。
日本はともかく、世界各国から集まってきており、
海外といえどそのレベルはけして日本のそれと劣ることはないのだから
合気道が以下に全世界に浸透しているかがうかがえます。
合気道は柔道と並ぶまさに「世界の武道」なのです。

僕が好きな師範は本部道場師範の横田師範、多田師範とそして道主。
豪快な中にも繊細さ、正確さのある横田師範、
もうすぐ八十歳になろうかというのに技のキレが半端じゃない多田師範、
そして道主はすべての技においてバランスがとれており、
その調和された動きには見ていて魂が揺さぶられる感があります。

そのほか今年こになったのがフィンランドの演武。
とても柔らかい動きでいいなあと思いました。

というわけで毎年5月は「合気道もっと頑張ろう!」と思う季節なのです。