真の王者

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気づいたらオリンピックもはじまっていて、
すでに3日目。

今日はオリンピック・スピードスケート男子。
注目はやはり清水宏保でしょうか...

...というほど熱烈なスケートファンでもないですが。
スキーのオフトレでインラインスケートをよくしていたので
なんとなく感覚的に勝手に親近感は感じてますが。

その清水選手ですがあるコラムを読んで感動した。


  「僕がスケートをやる最大の目的は金メダルを獲ることではなくて、
   その過程の中で何をつかむかという方が大事なんだということが
   はっきり分かりました」


金メダルをとることは確かにスゴいことだと思う。
でも一方でメダルがとれるとれないは時の運、とも思う。
それでも人は他人を意識し、順位にこだわる。
そんな中でメディア上で上記のようにコメントできる
清水選手は本当に強い人間だなと感じました。

強い人間は「不調」さえもコントロールする。
オリンピックに出るようなアスリートでさえ
好調不調の波は必ずある。人間だもの。
彼はオリンピック直前の今、絶不調。
それでも彼はオリンピックを前向きに捉え、
オリンピックを楽しもうとしている。
そして何かをつかもうとしている。

オリンピックを終えたとき、たとえ結果を残せなかったと
しても彼は何かをつかみ、また成長するのでしょう。

自分は到底金メダルには縁のないアスリートだけど
彼のような強さは欲しいと思う。
不調をコントロールできるような、そんな強さが欲しい。
そうすれば人生が何倍も楽しくなると思うから。