残念ながら...

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最初のバイト先をクビ。
...1ヶ月持たなかったよ。

けっこういいじゃん、と思っていたのは僕だけのようで。


一番の原因は「スピード」。
とにかくスピードが求められました。
それに対して僕が応えられなかったのは事実。

しかし面接時にWebデザイン職初めて、アパレル業界も初めて、で
キャリヤゼロを伝えたうえでの採用だから、ある程度の教育期間を
見込んでの採用だと思っていました。

そこがお互いのニーズの違い、だったようです。

「キャリヤはなくとも(Webの)学校でているから」。
それが即戦力につながると会社は判断したそうです。
学校に泥を塗ったみたいな気がしてデジハリには申し訳ない気もするけど
学校はあくまでツールの使い方を教えるのが基本なわけで。
そんなんで即戦力つくわけねーだろ、だからその戦力積むために現場で働きたい。
面接時にもそー言っただろ...と思ったけどもちろんそんなことは口にせず。

時給を下げた上で1年半以上いるなら継続採用する、といわれました。
はっきりいって最初の時給だってけして満足のいくものではなく、
生活していくのだって満足なレベルじゃなかった。
3ヶ月、半年でスキルアップしたらそのとき時給見直しをしてくれるか、
と聞いたところ、現在の実力が3ヶ月、半年でそんなに変わるとも思えない、と。
ハナから社員教育、という概念がなさそうに思えてきて
急激にこの会社に対する想いが冷めてきました。

次の職場が決まるまでの就職活動期間の猶予として、
今月一杯はいてもいい、と言われ最初はそれに甘えようと思ったのですが。
翌日。
どうしても会社に行く気になれない。
前の会社をやめるまでの日々が目に浮かぶ。
自分が必要とされていないことを感じながらその場にいるむなしさ。
そして確実に失われていく時間。

我慢し続けることはもう十分した。
だから少しでも疑問に思うことがあればさっと決断しよう。

...というわけでやめました。
またプータローに逆戻り。

さあ、また仕事探そう。


でもまあいろいろ勉強になりました。
苦手だったPhotshopやFlashも触ってみて、その感触を少し思い出しました。
そういう意味ではお金もらいながら少しでもキャリアアップできた、
と思えば得した気分にもなれる。

そしてデザインってやっぱり難しいって思いました。
何が「いいデザイン」か定義もできないのに、「いいデザイン」を要求する現場。

そしてWebって思ったほど業界に浸透してないな、って思いました。
みてくれだけをあれこれ言って、コードについては一切なにも言わない現場。

僕は甘いのかもしれません。
実力と対価の引き換えのみでシンプルに、スピーディーにビジネスをしていく。
過程よりも結果重視。
それは競争化社会の中では当たり前の会社の形態なのかもしれない。
そういう意味ではその会社は至極まっとうな会社なのでしょう。

前の職場が良すぎたんでしょうね。
人を育てる風土があった。人が育つのを待つ余裕があった。
まあそれが大企業の余裕というものなんでしょう。
その余裕を中小企業に求めるのは酷なのかな。
あるいはバイトと正社員の違いなのか。

それでも「人間らしく」働く場に大小はないと思うのだけど
それは幻想なのだろうか...