バイトの面接からの帰り。
授業開始まで少し時間があったので、
前から行きたいと思っていた神保町の南洋堂へ行ってきました。
建築書籍専門の本屋で、2年ほど前に
ヘルツォーク・ド・ムーロンの事務所で働いていた菊地宏氏により改修。
外装はジャン・ヌーヴェルのアラブ世界研究所を少し彷彿とさせるソリッド感。
内装は、今どきのスマートさ溢れる空間。
この建物を訪れた時点では菊地氏のことは全く知らず、
大学に戻って、同級生に教えてもらってはじめて有名建築家の建物だと知る。
オフィシャルサイトでその作品群を見る限り、
色を上手く使う人なんだなあ...という印象。
白系、原色系を上手く組み合わせて心地よい空間を作る。
ヘルツォークの空間はまだよく分からないけれど、
やはり影響を受けているのだろうか。
建築家 坂倉準三展に行ってきました。
たぶんコルビュジエ展に合わせて開催なんでしょう。
本展は二部構成となっています。
神奈川県立近代美術館鎌倉
「モダニズムを生きる 人間、都市、空間」
パナソニック電工汐留ミュージアム(現・パナソニック汐留ミュージアム)
「モダニズムを住む 住宅、家具、デザイン」
鎌倉では比較的スケールの大きいものの展示、
汐留では比較的スケールの小さいものの展示という区分け。
師のコルビュジエ同様、家具から都市計画まで実に幅広く活動されていたようです。
鎌倉での展示がこの週末で終わってしまう、ということで
あわてて行ってきました。
汐留のほうは9/27までですがついでに行ってきました。
会場は離れてますが、横須賀線1本で移動できるので
意外とアクセスは楽です。
ル・コルビュジエの3人の日本人の弟子の一人。
その建築は有機的な曲線を多用したものだった。
大学の同級生に招待券をもらったので行ってきました。
久々のビッグサイト。
グッドデザイン候補の展示は2006年に一度行ったのですが、
そのときはGOODDESIGN PRESENTATION(GDP)という呼称でした。
まあEXPOのほうが分かりやすいですよね。
あらゆる分野から膨大なグッドデザイン候補が一同に展示されます。
多くは説明員なしのパネルや模型、現物のみの展示ですが、
ものによっては説明員が丁寧に説明してくれたり、
現物を自由に触れるものも少なくない。
加えて撮影フリーなのでまともに全部の展示を見ていたら
会期の3日は使わなければならないでしょう。
自分が行ったのは最終日で、興味のある分野も建築と家具に絞られているので、
それ以外はさっと流す程度に見学しました。
早いもので2年生最初のセッションもいよいよ大詰め。
スペース系のセッションは(触れるもの、という意味で)実在するものを
デザインするのですが
規模が大きすぎるために実際に作るわけにもいかず、
模型やCGなど擬似的な視覚化にせざるを得ず、
感覚的にはグラフィックデザインにやや似てる気がします。
今回のセッションではスペースの研究ということで、
いくつかライブラリスペースやギャラリースペースを見学しました。
代官山ヒルサイドテラスもその一つ。
ヒルサイドテラスは世界的な建築家、槇文彦氏の設計によるものですが、
そのサインデザインはわが多摩美教授の太田幸夫先生が担当しました。
今回はその太田先生の引率で丁寧な解説付きで見学。