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広島滞在最終日。
最後はやっぱり平和記念公園。

前回訪れたのは2011年3月
実に7年ぶりの訪問です。


「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命を奪います。戦争は死そのものです。
 過去を振り返ることは将来に対する責任をになうことです。
 ヒロシマを考えることは、核戦争を拒否することです。
 ヒロシマを考えることは、平和に対しての責任を取ることです。」


広島出身であることを心から誇りに思います。


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年始の小旅行、天神のアクロス福岡を堪能した後は。

バスで、アイランドシティ中央公園へ。
福岡のバスは高速走るんだなあ。
東京で言うところの首都高みたいな都市高速道路が博多にもあるのか。
博多って意外と都会なんだなあ。

しかしアイランドシティはこれから開発されていく場所らしく、
建物は新しく、未来的なんだけどだだっ広く、閑散としている。
バスの便も少ない。
うっかり間違えて別方向に行ってしまった。

30分ほど歩いてアイランドシティ中央公園へ。
昨日の疲れも相まって、すでに足が棒状体。
しかし公園は思った以上に広く、目指す目的地は公園の一番奥。
今回もめっちゃ歩いたなあ。

体験施設ぐりんぐりん。
伊東豊雄設計。
花と緑をテーマとする各々1,000m²程度の3つのスペースで構成されています。

現在の建築が大地との隔絶が基本であるのに対し、
この建築は大地との融合が基本となっている。

これは未来の建築か。
それとも、過去の建築への回帰なのか。

この建物はこれからの建築のあるべき姿を問うているのか。


瀬戸大橋記念公園【山本忠司ほか|香川県坂出市】

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金毘羅参りに続いて瀬戸大橋記念公園に行きました。

目的は公園内にある東山魁夷せとうち美術館だったのですが、
行ってみたら美術館以外にもいろいろあって、なかなか面白い空間でした。
瀬戸大橋の開通を記念して1988年に開かれた博覧会の跡地として再整備された場所みたいです。

基本的に海に入るのは嫌いなので、海水浴とは一切しない人間ですが、
海を見るのは大好きです。
青、という色が好き。

奇しくも山間部の地域である遊子川も、その地域カラーはなぜかブルー。
だから性に合ってるのかな。

かつて博覧会で賑わった場所も、今は閑散としている。
まあ正月、という時期もあるのかもしれないけど、
良い空間として長く使われていくことの難しさ、厳しさというものを感じずにはいられない。


駒沢オリンピック公園【東京都世田谷区】

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東京・世田谷区の駒沢オリンピック公園。
1964年の東京オリンピックでは第2会場として使われました。
Wikipediaによれば、元々は「東京ゴルフ倶楽部」というゴルフコースで、
オリンピック開催により、都市計画家の高山英華を中心に、
芦原義信、村田政真、横山光男、八十島義之助、秀島乾らが設計を手がけたのだとか。

公園外周を周回するジョギングコースやサイクリングコースが整備されており、
ランナーやサイクリストで賑わう公園であります。
自分は在京時代、スキーのオフトレーニングでインラインスケートをしによく行ってました。


独特な外観の体育館や屋内球技場、陸上競技場、オリンピック記念塔など、
建築的興味もつきない場所です。


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≪私にとって遊園地は、ひとつの世界を作りだすことを意味する。いわば理想の国を、縮小した形で建設することなのだ。それは、子供の背丈で、駆け回れる国である≫(ドウス昌代「イサム・ノグチ 宿命の越境者(下)」より


仕事の面接で北海道はニセコに行ってきました。

約束の時間に当日出発で到着することができないため、
札幌で前泊することに。
これはもう前日は観光するっきゃない、ということで、
朝早く東京を出て、10時ごろ千歳空港に到着。

最初はいつもどおり電車を使って移動しようかと思ってたのだけど、
さすが北海道はでっかいどう、接続が悪い割に金額もかかってしまう。
ちょっと調べると、楽天トラベルで、
往復の空港チケット+ホテル代+レンタカーつきでお得なパックがあったので
それを利用することにしました。

雪道はおろか運転そのものが久しぶりだったので、
ちょっと不安だったのだけど、
今後はなにかと車を運転する機会が増えることだし、
運転練習だと気を引き締めて、空港を出発。
一路札幌市内へ。

ナビ付だったので、慣れない土地でも不安なく目的地へ行けるのは便利だけど、
一方で、こうして人間本来の方向感覚は退化していくんだなあ、
...という一抹の不安も。


札幌で一番いきたかったのはイサム・ノグチの遺作、モエレ沼公園。

四国は香川県牟礼にある庭園美術館にも行ったし、
ニューヨークのノグチ・ミュージアムにも行った。
次はモエレ沼、と行ける日を待ち望んでいた。


ようやく念願叶って、行くことができたのだけど。

...そこはあたり一面の銀世界だった。
冬に行くところじゃないね。

それでも、イサムの目指した桃源郷が垣間見えた気がする。


広島平和記念公園【丹下健三|広島県広島市】

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平和は訪れて来るものではなく、闘いとらなければならないものである。
平和は自然からも神からも与えられるものではなく、
人々が実践的に創り出してゆくものである。
この広島の平和を記念するための施設も与えられた平和を
観念的に記念するためのものではなく平和を創り出すという
建設的な意味をもつものでなければならない。
わたくし達はこれについて、先ずはじめに、いま、建設しようとする施設は、
平和を創り出すための工場でありたいと考えた。
その「実践的な機能」を持った工場が、
原爆の地と結びつくことによって、
平和を記念する「精神的な象徴」の意味を
帯びてくることは極く自然のことであろう。
この二つの調和が計画にあたっての目標であった。

丹下健三「広島市平和記念公園及び記念館競技設計等選図案1等
ー広島市平和記念都市に関連してー」『建築雑誌』1949年11月号


広島は世界ではじめて核兵器で爆撃された街である。

広島は戦争の悲惨さを知り、平和の尊さを知る街である。
広島を故郷とする人間はそのことを誇りに思っている。

自分もそんな広島県人の一人である。


広島には世界平和を願うための施設が二つある。

村野藤吾が設計した世界平和記念聖堂ともう一つが今回紹介する平和記念公園。
日本が世界に誇る建築家、丹下健三氏がマスタープランを担当し、1954年完成。
負の世界遺産、原爆ドームを筆頭に、
平和記念資料館、原爆慰霊碑など、平和を祈る数々の施設を有し、
広島のみならず、日本が世界に誇る「平和を祈る場」である。


幼い頃からこの公園は身近な場所だった。
遠足で何度も訪れたし、フラワーフェスティバルではメイン会場になる。
しかし、当時はこの施設の存在意義を本気で考えたことはほとんどなかった。

故郷を永く離れ、建築に興味を持つようになった今、
ようやく僕はこの公園に正面から向き合うことができる。


故郷の大切さを知るために人は旅に出る。


多摩川駅周辺散策【公園編】

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高崎への久々の遠出以来、体調があまり芳しくない。
前々から風邪の兆候が出始めてて、遠出で一気に症状が悪化したようだ。
風邪薬でなんとかごまかして2日間バイト。
体調も良くなってきた。

これから卒業制作の追い込みでまたばたばたしそうなので、
今日は大事をとって1日寝てようかな、と思いきや。

今日は文化の日。
そして空は快晴。

どっか行きたくてうずうず。
しかし都内まで出るには既に時遅し。


やむなくカメラ片手に、歩いて一分のバス停からバスに飛び乗る。
終着の多摩川園駅へ。

とくに考えずにここまで来たけれど。
さて、これからどこ行こう。


群馬の森公園【群馬県高崎市】

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白井晟一展を観に群馬県立近代美術館まで行ってきました。

群馬県立美術館は群馬の森公園の中にあります。

JR高崎駅からバスで約20分。
「ぐるりん」と呼ばれる市内循環バスは普通のバスより一回り小さく、
行きは乗客は僕以外に一人。帰りも4,5人程度。
関東圏といえ、ここまでくると地方色強く車社会のようで、
バスがほとんど使われてないようです。

公園はけっこう広大で緑に溢れており、まさに森。
群馬を代表する森だからこの名前なのかどうかは知らないが、
とにかく、広い。


雨の合間の晴れ。台風が来る前の晴れ。
晴れ男であることをまた証明してしまった。

雲が多かったものの、天気は良く、
気温がやや低かったものの、
マイナスイオン出まくりの快適で心地よいひとときでした。


多摩川アートラインプロジェクト

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多摩川アートラインに行ってきました。

東急多摩川線全駅で展開するアートプロジェクト
一番の目当ては関根伸夫氏の「位相-大地」。


まずは多摩川駅へ。

改札を出てすぐのところにインフォメーションらしきものが目に入りましたが、
駅のすぐそばに会場の田園調布せせらぎ公園があったので、
スルーしてまずは公園へ。


道なりに歩いて上へ上っていくと...


セントラル・パーク

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文字通りニューヨークの真ん中にあるセントラルパーク。

ゆっくりパーク全体を散策したわけではなく、
グッゲンハイム鑑賞のあと、アメリカ自然史博物館へ移動するのに
セントラルパークを横切っただけなのですが。

それでもこの公園のでかさを感じることができました。


以下散策順に沿って画像を並べていきます~