
MacのBluetoothキーボードの電池切れ。
せっかくなので繰り返し充電して使えるeneloopにしました。
説明書によれば1000回充電可能なので単3乾電池1本が50円としても、
4本で200円×1000で20万円相当が充電器つきで3千円なのだから
経済的にもかなりお得。
それにも増して4千個分の乾電池ゴミを軽減できることを考えれば
何より地球に優しい。
じつはこのeneloop、2006年グッドデザイン賞金賞受賞してます。
乾電池ニッケル水素充電池は過去にもあったはずですが、
製品に付属してるものが多く、ユーザーに選択余地がある状況とは
言えなかったと思います。
覚えやすいネーミングと、電池の価値を伝えるためのデザイン。
「繰り返し使える電池」の存在をユーザに強くアピールし、
選択の余地を与えることになった。
ここにデザインでできることのヒントが隠されている。

デザパラの後番組が始まっているのをご存知ですか?
「アイデアの鍵貸します」
すでに8回放送されています。
提供はデザパラと同じく日産自動車。
パーソナリティは八嶋智人。
そのぶん谷原章介のデザパラよりコミカルで笑える内容になってます。
デザパラほどデザインを前面に押し出したものではありませんが、
「アイデア」がテーマとなっていますが、
デザインがキーワードになっていることには変わりないようです。
新しもの好きの僕ですがそれでも最初は懐疑的で
最初の何回かの放送は様子見という感じでウォッチしてましたが
やっぱデザパラと同じく毎回チェックしちゃいそうです。
...つまりデザイン的に面白い、役に立つ番組だなーってこと。

水戸芸術館で開催中の佐藤卓展「日常のデザイン」へ行ってきました。
来年1月までやってるのでもっと後でもいいかなと思ったのですが、
TOKYO DESIGNER'S WEEK 2006でのモチベーションのまま受験に
臨むのもなんだかなあ、ということで急遽行くことに。
個人のデザイナーの展示としてはかなり大規模なものじゃないでしょうか。
佐藤卓さんはデザパラでちらほらその名前を聞いたことがある程度の見識
だったのですが、あらためてけっこうスゴイ人なんだなあと。
ロッテのガムや使い捨てカメラ「写ルンです」、リカちゃん人形などあらゆる
ジャンルのデザインをされていますが、ざっと見た感じパッケージデザイン
が多いようです。(「グラフィックデザイナー」なんだからそれが当然か...)

銀座のNISSAN本社ギャラリーへ。
デザパラのThe Permanent Collectionを見に。
もう3回目なんですね。
前回は2回目だったんだ...
平日昼間だったこともあって人もまばら。
前回より展示数が若干減ったような気がします。
そのせいか30分ほどで見終わってしまいました。
まあ今回もそれなりに面白かったんですけど。

え~~~~~~~~っ!!!
デザパラが終わっちゃうの!?
どうやら本当らしいです。
実際は来週視聴者が選ぶベストデザインの発表、で
幕を閉じるわけですが作品としては今回でおしまい。
2年半の放送期間で発表された作品は109。
煩悩の数より1つ多いというこの作品数はたまたま偶然なのか、
はたまた番組制作側の「デザインとは煩悩の連続の先に生まれる」、
というメッセージがこもっているのか。
最後の作品は最後にふさわしく「ゴールテープ」。
デザインしないデザイナー、ナガオカケンメイプロデュース。
姿かたちを変えることだけがデザインじゃない。
姿かたちを変えないこともデザインなんだ、という言葉には
なぜか説得力があります。

突然ですがNIKKEI DESIGNの定期購読をはじめました。
3年間。
デザインに関して定期的に情報を入手したかったので。
この雑誌は店頭販売してないのです。
その5月号にエレファントデザインの特集がしてあります。
社長の西山浩平さん、どこかで見たことあるなーと思ったら
デザパラで履歴書のリデザインをしてました。
この会社は一風変わったデザイン・オフィス。
自社デザイナによるデザインを提供する、というのではなく、
ユーザが本当に欲しい、というデザインを提供するための仕組み、
といったものを構築してサービスとして提供しているのである。
その代表的なサービスが「空想生活」。
欲しいものをWebサイトで一般公募して商品化していくもの。
全てのユーザが欲しいものを自ら提案することはないけれど、
「こういうものがあったらいいな」と思うユーザは必ず存在する。
その点に着目したユニークなサービスだと思います。
オモシロイ。
物事を実現するために必要なことは、奇抜な才能じゃなく、
(もちろんそれもあれば大いに助けにはなるけれど)
「好きだ」という思い、これに尽きるんじゃないでしょうか。
好きだから深く観察するし、もっと好きになるために現状の
不満点を挙げ、改善する努力をする。
デザインも「押しつけ」の時代から「選択」する時代へ、
そしてさらには自ら「創造」する時代に向かおうとしているのかも
しれません。
しかしそうなったとき、
デザイナはどんな仕事をすればいいのでしょうか...

デザパラでおなじみ(?)の「名刺くるくる」。
なんとなくほしーなー...と思いつつ放置プレイ。
これまでは一度もらった名刺をもう一度眺めることなんて
皆無だったけど今後は人脈が命。
1枚の名刺で死活が分かれるやもしれんのです。
んでググってみる。
本当にこれがそうなのかイマイチ定かではありませんが。
Rolodexというメーカからそれらしきものが見つかりました。
どうやら「名刺くるくる」は正式商品名ではないようです。
谷原君が勝手にそう呼んでるだけのかな。
8,000円くらいか。
安定収入があるうちに買っておくか。
...どこで売ってんの?

御祝 Congratulation―国重友美英漢字(ええかんじ)作品集


この本をAmazonで買う
今週のデザパラからのネタです。
英漢字アーティスト、國重友美さん。
上記のトップ画像、漢字の「花」という文字であると同時に
その英語である「flower」とも読めます。
これぞ「英漢字」。
ちゃんと登録商標とっています。
シンプルだけど素晴らしい着眼点だなーと関心ひとしお。
これぞデザイン。
NISSAN PRESS RELEASE:
日産自動車、第39回東京モーターショー出展車両「ピボ(Pivo)」を公開
-アーティスト村上隆氏とのコラボレーションイベントにて展示-
続いて同じくデザパラからのネタ。
車庫入れ作業が不要な車、「Pivo」。
日産の未来のコンセプトカーです。
デザインは既成概念を打ち破ることからはじまる。
既成概念にとらわれていては新しいものはできない。
もっとも既成概念を打ち破るためにはその既成概念を
知らなくてはなりません。
そう、なんでも「知る」ことからものごとは始まるのです。
このブログの存在意義はここにあります。
「車は車庫入れするもの」という考えにとらわれている
うちはこの車は誕生しないでしょう。
「こんな車がほしい」というユーザ視点で客観的に
物事を捉えることも重要なことなのです。
...と自分の業務を正当化してみる^^;


今年初のデザパラは大日本タイポ組合による「天気予報図」。
面白い。こういう天気予報図実際あるといいな。
さて、この番組で大日本タイポ組合というデザインユニットを
初めて知ったのですが。このユニットもなかなか面白い。
ユニット名のとおりタイポグラフィデザインをメインに行っている
みたいですね。
彼らの作品を眺めているとタイポグラフィもなかなか面白いものだな、
と思っちゃいます。

出典:seto 画像をクリックすると、販売先のサイト(seto)へジャンプします。
今週のニューデザインパラダイスは「へー」の連発。
今回のテーマはバッグに取って代わり、現代では
めっきり使われなくなった「風呂敷」のりデザイン。
風呂敷の語源ってご存知ですか?
まあ読んで字のごとくなのですが、元々は風呂場で自分の衣類を
包んでおくために敷いた布、ということで「風呂敷」なのだとか。
風呂敷は持ち運びのための道具の源。
それをリデザインすることにはすごく興味深いことですよね。

シンプルで単純なものが好き。
見た目重視でデザインにはこだわるけど、実用的でなければ嫌。
一部の知識人しか分からないようなデザインは嫌いだ。
何のためにあるデザインか、すぐ分からないものも嫌い。
「見る人が見れば分かるんだよね」
...これって単なる言い訳にしか思えない。
誰がみても、ぱっと見で「お、いいじゃん!」と思わせるような、
そんなデザインがいいデザインだと思うのです。
良いデザインが生活の中で実用的に機能する。
だから「ライフデザイン」という概念にとても惹かれる。
フジテレビ系で毎週金曜深夜1:30くらいから放送している
「NEW DESIGN PARADISE」。
これはまさしくライフデザインをテーマにした番組で
前からちょくちょくチェックしています。
毎回著名なデザイナーがさまざまな生活をデザインしていて
面白いです。