バイトの面接からの帰り道すがら、
かねてより楽しみにしていたセシル・バルモンドの展示に行ってきました。
久々の東京オペラシティギャラリー。
来年度大学に残れるかどうかの瀬戸際に、
入場料1,000円はきつかったけど。
まあ、あせっても仕方がない。
昔から計算は苦手だった。
にもかかわらず、バリバリ理系の高専へ進学した。
美大に入っておきながら、建築構造へ興味を持った。
自ら苦労を背負い込むような選択ばかりしている気がする。
しかしその一方で、
その選択には自分の本質に関わるなにかしらの意味がある気もしている。
得意か苦手か、できるかできないかで選択するのではない。
自分の中の好きか嫌いか、という声によって選択すべきである。
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セシル・バルモンドの名著。
400ページにわたる分厚い本で字も小さいのですが、
オールカラーでスケッチや写真が多く、
意外にあっという間に読み終えました。
しかし内容はさっぱり理解できない。
なんかべつの次元の話を聞いているみたいで。
それでも彼の言葉は僕を惹きつける。
構造の魅力が、構造の秘密がそこにはある気がした。
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Arupの副会長であるセシル・バルモンドの著書。
a+uで彼を知り、wikipediaでこの本を知りました。
a+uで彼の文章を読んで、建築家独特の難しい言い回しにちょっと心配したけれど、
とても読みやすく、数学の苦手な僕でもあっという間に読み終えました。
この本を大学の図書館ではなく、世田谷区の図書館で見つけたのも納得。
この本には建築や構造については一切触れられていません。
そして難しい数学の専門書でもない。
あるのは「シグマ・コード」というシンプルな数字の哲学。
数学の構造を通じて伝わってくる構造の魅力。
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大学の研究室で借りた本。
a+uのセシル・バルモンド特集。
最近知った建築構造エンジニアなのですがArupの人なんですね。
Arupで30年間活躍し、現在はArupの副会長。
この間の、Arupの展示ではこの人の存在に気付かなかったなあ...
コールハースやリベスキンドの建築の構造設計を多く担当。
日本の建築家では伊東豊雄や坂茂あたりと組んでいるみたいです。
エンジニアサイドなだけに難解な文章で理解しにくいですが、
その中にも詩的な表現が多く現れているのが目を惹きました。