本記事作成日:2026/08/24
展覧会訪問日:2020/03/09
国破れて山河あり。
40代前半、四国で夢にチャレンジして見事に玉砕した。
40代後半はその傷を引きずるようにズルズルと過ごした。
50代を目前にしてこれじゃあいかん、と思い立ち、
職業訓練に通ってCADのスキルを身に着け、再就職することにした。
8年過ごした愛媛を離れて向かった新しい新天地は岡山だった。
その2年前に備前市の旧閑谷学校を訪れたのだが、
偶然にも新居はそこから車で10分ほどの場所だった。
一年間、死に物狂いて働いて迎えた秋。
そこには色とりどりの朱に染まる古の学校があった。
閑谷学校は江戸時代前期の寛文10年(1670年)に岡山藩主・池田光政によって創建された、
現存する「世界最古の庶民のための公立学校」です。
敷地内の25の建物物等が重要文化財に指定されてており、
中でも講堂は学校建築として唯一、国宝の指定を受けています。
備前市の東側の伊里地区を流れる伊里川の河口から県道261号線が北上しているのですが、
自分のかつての通勤路がまさにこの県道であり、
旧閑谷学校はこの県道の近くにあります。
国宝建築といえど、普段は閑散としている地域なのですが、
紅葉の時期ともなると、来訪者で溢れかえり、
学校そばの第一駐車場が満車になるため、
少し離れた第二駐車場に停めて少し歩くことになります。
第二駐車場からこのトンネルを抜けると...
現れる独特な外観の学校に紅葉が映えます。
国宝の講堂。
見事な火灯窓。
紅葉の時期は夜間にライトアップして公開されます。

暗闇だとより紅葉が映ますね...
暗闇に佇む国宝の講堂。