2013年12月アーカイブ

2013年12月31日

今年の反省2013

その他

yusukawasnow13.jpg


早いもので大晦日。

恒例の反省タイム。
年頭に立てた目標に基づき、この一年を振り返ります。

今年は以下の五つの目標を立てました。


1.地域おこし協力隊終了後の進路を決める。

2.痩せる。+運動する。

3.旅する。

4.お金を貯める。

5.作品を作る。


yc8posters.jpg


ユスモク・クラブ第8回。
今年最後のワークショップです。

今回は砥部町で家具の制作やリフォームを手がける株式会社LINK WOOD DESIGN代表、
井上大輔氏に来ていただきました。

木材塗装が強み、ということで木材塗装のノウハウを
実際の木工作を楽しみながら学びました。

塗装、というとただ色づけをするだけが目的のように思われますが、
木はナマモノ。
反ったり割れたり、腐ったりと工業製品としてはなかなか取り扱い材料でもあります。
その特性を一定に保ち、また木材を保護するために、という目的もあります。

僕自身は木目も木の魅力として積極的に表現に使っていきたいと考えていますが、
長く大切に使ってもらうためには、
何も塗らない、という選択を簡単にしてしまうわけにもいかない。

木目の良さを引き立てるような塗料、塗装を学びたい。



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木工先進地視察で東京に行くことになったので、
久々に母校・タマビへも顔を出そう、と恩師に連絡をとっていたら、
自分の自宅の一部を改装して整えたコミュニティスペース「シェア奥沢」にて、
今の僕の活動について報告することになりました。

日本には気軽に近隣住民が交流できるスペース「アゴラ(広場)」が少なすぎる。
公民館や市民プラザといった類のものがパブリックスペースとしての交流の場に
相当するわけですが、得てしてこういう場所は形式的な手続きが必要だったりして
「気軽に」交流するには今一歩だったりします。

シェア奥沢は古い民家をベースとしているので、
親しみやすく気軽に立ち寄ってフランクに会話がしやすい雰囲気となっています。
イベント運営費も参加者同士リーズナブルな価格でシェアし合う。

こうした「繋がりやすさ」が本音を引き出しあい、
新しく良いものが生まれる土壌となるのではないでしょうか。



2013年12月13日

KINO

地域おこし活動

kino_spoon.jpg


オケクラフト視察を終え、ゆっくりする間もなく、
次の目的地、東京へとんぼ返り。

およそ2年ぶりの東京。
今回は北海道に続いての木工先進地視察。
厳密には「木工」の先進地ではなく、
「東京の木」を活用した新規ビジネスの見学になります。

今、東京では花粉症対策で、
従来品種のスギを花粉症になりにくい品種への植え替え作業が進んでいます。
伐採されたスギは手入れが行き届かないため小径木であり、
建材など従来の用途には向かず、その新しい使い方を模索している会社を訪問しました。

株式会社budori。
Webデザイン、グラフィックデザインを主たる業務とするデザイン会社。
budoriが取り組む東京の木の活用プロジェクト「KINO」の担当者が、
なんとタマビの同窓生。その伝手で今回の視察が実現しました。

隣でデジタルワークに従事する傍ら、東京の自然に目を向ける活動への従事。
デジタル全盛のこの時代、デジタルの最先端をいく都会においては、
なかなかできることではないと思います。

デジタルがどんなに優秀なツールであっても、それはしょせん道具であって世界ではない。
行き過ぎたデジタルへの過信は、人間が本来生きるべき場所である自然を破壊しつつある。
しかし一方でデジタルは人間の可能性を飛躍的に高めたのも事実。
今さらデジタルを捨てることは、時代の流れに逆行することであり、
けっしてスマートな行為とはいえない。

それならば。
デジタルとアナログが、良いカタチで融合するような道を探そうじゃないか。
同時に、都会と田舎のほどよい関係を探そうじゃないか。

今、まさにそういう世界が求められている...気がする。


okecraft_paintroom.jpg


木工で地域づくりに取り組むに当たり、
先進事例に学ぶべく、さまざまな木工による地域づくり先進地を訪れました。

その中でも一番最初に知り、最も行きたかった場所。
それが北海道の置戸町で展開しているオケクラフトでした。
しかし、遠方であることからなかなか行くことがかなわず、
地域おこし協力隊の任期終了間際になってようやく行くことができました。


今から30年前、公民館活動の一環としてオケクラフトはスタートしました。
木工の文化がほとんどなかったので、まずは木に関する本を集めることからはじめ、
その中に、工業デザイナーの秋岡芳夫氏に関するものが多かったことから、
秋岡氏に依頼して置戸に講演にきてもらい、地元の青年木工グループと交流を深めました。
その後秋岡氏の紹介により木工デザイナーである時松辰夫氏が地域に入り、
技術面での指南を受けながら置戸町での木工活動がスタートしました。
「オケクラフト」という名前も秋岡氏による命名です。

特筆すべきなのは、オケクラフトの推進が「生産教育」という概念を元に、
教育委員会主導で行われていること。木工職人を育てるための環境を用意し、
内外より人材を招き入れ、モノづくりに関する教育を施し、
自立していくまでのサポートを行っています。

さらにオケクラフトの活動を継続的なものとするための経済活動を民に委ね、
官の部分でできること(教育)、民の部分でできること(経済活動)を把握し、
官民の連携がきっちりと取れていることが素晴らしい。

そしてなにより勇気づけられたのは、
オケクラフトがはじまった状況が、今の遊子川とよく似ているということ。

それは取りも直さずユスモクの将来性を信じさせてくれるものでもあります。



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11月最後の週末。

松山はひめぎんホールで開催されたえひめ生涯学習「夢まつり」にて、
ユスモクの木工体験を実施しました。

基本的には、奥伊予ふるさと祭りでやった木工体験と同じ内容、
フォトフレーム作りと本棚作りを都会部で実施しました。

最初は材料代くらいは、とふるさと祭りの時と同じ値段で参加費を設定してましたが、
フタを開けてみると、周囲の出展者が無料もしくは低価格としていたこともあって、
最初は全然客が来ず。

やむなくフォトフレームだけでも参加費を無料にした途端、
人がどんどん来るようになりました。


木工に対して、趣味のレベルからもう一ランク上の意識を持ってもらいたい。
そこがなかなか難しい。



ブログを書いている人

檜垣忠雄(ひがきただお)
aikiboy
広島県出身、呉工業高等専門学校電気工学科卒、ソニー株式会社でエンジニアとして14年間勤務、 その後多摩美術大学造形表現学部(上野毛キャンパス)デザイン学科に入学。 空間デザインを中心に学び、自然の一員としての人間の感覚や「ものをつくる」という人間の豊かさに気づく。 卒業後、愛媛県西予市地域おこし協力隊に着任。城川町遊子川地区の地域活性化活動に携わっています。 将来はデザインを活用した木工作家を目指します!

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