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2013年3月 2日

もりあげ隊組織化勉強会

地域おこし活動

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遊子川地区の地域づくり組織「遊子川もりあげ隊」。
僕が着任する前年の2010年に立ちがあり、一年かけて活動計画を立て、
僕の着任と同時にその活動をスタートしました。

事務局のある遊子川公民館を中心に精力的に活動を進めてきましたが、
地域づくり活動というものは、その活動が順調に展開していくならば、
どのような経緯をたどるにせよ、また、意識していなくていなくても
自然と経済活動へと帰結していくもの、
ということがこの二年間の活動の末に見えてきたことでした。

もりあげ隊は遊子川地区全住民で構成される任意団体ですが、
市から支給される補助金が主な活動資金であること、
活動を推進する事務局が公民館となっていること、
などまだまだ行政主導の色が強く、
もりあげ隊を母体とした経済活動をしていくにはなにかと不都合な部分があります。

その一方で、活動が順調に進めば進むほど、
活動を継続的・発展的なものにするには経済活動が必要、という気運が高まります。
そこで出てくるのが経済活動を行っていくための組織結成の話題。


...というわけで組織化についての勉強会。

地域産業の起業サポートを行なっているえひめ産業振興財団の方に来てもらい、
組織化の必要性、最適な形態、方法などについてレクチャーしていただきました。



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もりあげ隊の活動において、組織化の対象になるのは以下の3つの活動。

まずはユスモク。
地域木材有効活用事業。
加工した作品の販売のみならず、
「木の価値の再興」という活動そのものも経済活動としていきたい。

続いてトマト生産者、婦人部を中心として取り組んでいるトマトの特産品開発。
すでにトマト酢の作成や、青トマトの販売など、現在一番経済活動に近い活動をしています。

そして福祉部における、よろずや的な高齢者支援サービス。
じつは活動そのものは来年度から開始予定のものですが、
スタートの時点で、有償サービスが前提だったことにより、組織化の対象になりました。


地域づくり活動の経済活動への展開を検討するにつけ、
僕の中にはあるジレンマがあります。
いわゆる「コロンブスの卵」的なものです。
活動の気運を高めるために環境を整えるのが先か、
気運が高まってから環境を整えるべきなのか。

民間企業にいた僕としては後者が自然な形だと思ってます。
ニーズが高まることでそのニーズを実現するために必要な環境を整備する。
そのほうが確実な環境を最低限のリソースで実現できます。

しかし一方で、
リソースの少ない田舎においては、イメージだけではなかなかニーズは高まらない。
...ということもこの二年間での活動で感じています。
ある程度環境を先行して整備しておくことで、
ニーズを強制的に高めることもできる、とも感じます。


どんな順序になるにせよ、できるだけ多くの関係者が情報を共有し、
みんなで考え、みんなで答えを出せるようにすることが大切だと思います。
それはいかに成功するか、ということを考えるより前に踏まえておく重要なポイント。
そのための勉強会です。

結束を固くすること。

奇抜なアイデアや高価な設備より重要なこと。
それを忘れずにいたい。

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ブログを書いている人

檜垣忠雄(ひがきただお)
aikiboy
広島県出身、呉工業高等専門学校電気工学科卒、ソニー株式会社でエンジニアとして14年間勤務、 その後多摩美術大学造形表現学部(上野毛キャンパス)デザイン学科に入学。 空間デザインを中心に学び、自然の一員としての人間の感覚や「ものをつくる」という人間の豊かさに気づく。 卒業後、愛媛県西予市地域おこし協力隊に着任。城川町遊子川地区の地域活性化活動に携わっています。 将来はデザインを活用した木工作家を目指します!

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