2013年2月アーカイブ

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【ユスモクのコラボに、ともらった七宝焼きのサンプル。さて、なにができるか。】


愛媛大学地域マネジメントスキル修得講座第11回。

全12回のこの講座、最終回は各自のプロジェクト研究論文の発表なので、
講義としては今回が実質最終回。

今回は1日講義、1日プロジェクト研究の検討でした。
ここまで皆勤だったのだけど、最後の最後で息切れしてしまい、
最後のプロジェクト研究はお休みしました。
まあ、研究としてやれるだけのことはやり、
ある程度成果があったと自分では思っているので、
あとは論文にまとめるだけ。

講義は愛媛大学社会連携推進機構教授の村田武先生の、
午前は「食料主権のグランドデザイン」、
午後は「再生可能エネルギーによる農業・農村活性化」。

いろいろ堅苦しい単語が出てきたけれど、
要は午前はGATT、TPPなどの食料貿易論、
午後は脱原発のための再生可能エネルギー移行のお話でした。
話は回りくどいけど、目指す方向がしっかり見えて、
なおかつその方向性にとても共感できるものだったので、
最終講義としてはとても良いものでした。


今はネットワークの時代だと人々は言う。
しかし何でもかんでもムダにエネルギーを費やしてまでつながるべきなのか。
かつて人々は、自分が生まれた場所から歩いていける範囲で幸せに暮らしていた。
それが科学技術の発展にともない、
膨大なエネルギーを費やして地球規模で移動をするようになり、
世界を股にかけて行動することがハイソサエティなことだとされるようになった。

地球資源は限りあるもので無限のものではない。
そしてその資源は人間だけのものではない。
どんなに人間が優秀だとしても、その資源を勝手に使い切る権利などどこにもない。
他の生きものたちがそうしているように、
人間も最低限のリソースで生きるべきなのである。

他の生きものにはない(かもしれない)、豊かな感情が豊かな生活を求めたとしても、
そのために費やされるエネルギーができるだけ少なくてすむように、
最大限の努力をすべきであり、人間の叡智はそのために使われるべきである。


 "Less is More."


かの偉大な建築家の言葉を、今こそ真剣に考える時期が来ているのではないだろうか。



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ユスモク木工教室2回目。

今回は先週作成した外箱の上枠と下枠を接続して外箱を完成させます。
引き続きボンドによる接着作業です。

こんな簡単な作業も、便利になりすぎた現代社会ではめずらしいことらしい。

昔はものを作る、という行為が当たり前だった。
誰もがものを作る喜びを知っていた。
それがだんだんと作業を分担するようになって、
「作る人」「運ぶ人」「売る人」「使う人」と分かれていった。
作業効率は大幅に向上し、できることのスケールが格段に大きくなった。
しかし、作業の分担は魅力の分担にもなった。
多くの人が「工夫する喜び」を忘れてしまった。

ものづくりを復活させるのになにも特別な工夫は必要ない。
ものを作る機会を与えればいいのだ。
それも外からの刺激に敏感に反応し、柔軟に吸収する多感な子ども時代に。

ユスモクの木工教室はそのような想いにより実施しております。



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愛護班スキーの翌日。
全身筋肉痛の身体を引きずって、本日はユスモク初の商品販売。
...テストマーケティングですが。


思った以上に早く、ユスモクの経済活動への動きが出てきています。
ただ、僕が作ったもの以外のところで;;
先日紹介した囲炉裏もそうですし、今回の檜香袋といい。

ユスモクは行政主導の地域づくり組織「遊子川もりあげ隊」の活動の一部としてスタートしました。
そのため、個人として利益を上げるのではなく、地域を活性化することが第一目的となっています。
しかし、活動を継続的なものにしていくためには、やはり経済活動が欠かせません。
しかし、現状の組織体系では経済活動をしていく体制にはなっておらず、
経済活動を行っていくための組織再編が急務になってきました。
まあ、それだけ活動が順調に進んでいる、とも言えるのですが。


そんななか、檜の香袋は、西予市に入ってもらっている
六次産業化プランナーさんからの提案によりスタートしました。

制作の過程で生じるかんなくずをなんかに使えないかなあと、
袋詰めにして木工所に置いていたところ、それを見たプランナーさんが、
「入浴剤として売ればいいじゃない」と、トントン拍子に話を進め、
道の駅で販売する手筈を整えてくれたのでした。


しかしモノを売るって大変なことですね。
いつもは見てる側で、モノを販売した経験がほとんどなかったのですが、
見るのとやるのとでは大違い。

いい経験になりました。



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去年に引き続き、遊子川愛護班でスキーに行ってきました。
場所は内子町のSOLFAオダスキーゲレンデ。

愛護班は地域の子供達へ社会教育活動を行なう団体です。
公民館はその事務局として活動協力をしております。

子どもたちとその両親が一緒にスキースクールに入り、
スキー操作を教えてもらいながら、雪山を楽しんでもらうイベントです。
僕は公民館職員さんたちと一緒に引率という形で参加しました。

遊子川は四国の山間部でけっこう雪が降る地域ですが、
あまりスキーには馴染みがないようで、去年は参加者のほとんどが初心者でした。
今年もほぼ同じメンバーなので、今年も大変かなあ...

...と思っていたら、やっぱり大変でした。
ただ、去年とは違った大変さでしたけど。

子どもたちの成長のスピードって本当に早いんですねえ。



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ユスモク第1回目の木工教室が終わった翌日。

木工先進地視察第二弾として大分県は由布院の木工房へ視察に行ってきました。
木工クラフトによる地域振興の第一人者の方がおられる場所で、
元々一番最初に視察する予定の場所だったのですが、
先方の都合により視察がかなわず、第一弾は高知県馬路村へ行きました。
まあ、それはそれですごく収穫がありました。

今回、ECPR(えひめ地域政策研究センター)の方の仲介で、
念願かなって訪れることができました。
実は四国同様、九州にもほとんど行ったことがなく。

八幡浜港からフェリーに揺られること3時間。
別府港に上陸。
港には巨大なフェリー船「さんふらわあ」が停泊していました。
湯けむりたなびく坂の町を通りすぎて山間の温泉地へ。

由布院は若者と外国人旅行者であふれるモダンな温泉街でした。



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ユスモク念願の木工教室が2/6にスタートしました。

遊子川小学校の3年生から6年生のクラブ活動として、
1回45分の授業を週に1回、全5回の予定で実施します。

開催に先立ち、子どもたちにどういうものを作らせようかとずいぶん迷いましたが、
開催直前に子どもたちがユスモクを見学に来てくれたので、
その時になにが作りたいか要望を聞いてみたなかから、
「宝箱」を作ることに決めました。
なかなか夢があっていいじゃないか、と。

子どもたちに作らせるわけだから、
あまり作業が複雑で難しいものをやらせるわけにもいかず、
できるだけ楽しんで、必ず完成できるものを作らせたい。

...というわけで釘を使わず、ボンドだけで組み立てられるものとし、
材料もある程度切り出しといて、体験程度にノコギリを使うことにしました。


木に触れて、木の温もりを感じ、
モノを作る楽しさというものを体験してもらいたい。
木に価値を見出し、森を誇り、自分たちの暮らす地域を誇る気持ちに繋がってほしい。

...これがこの木工教室のねらいであります。



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【遊子川分団によるはしご操法(写真は西予市議会議員さんのFacebookより拝借しました)】


2013年も早一ヶ月が過ぎ、2月に入りました。
2月の最初の10日間はめまぐるしい忙しさだったのですが、
そういう時に限って体調を崩したりして、なかなかブログを更新することができず。

Facebookではちょこちょこ情報発信しているものの、
自分の考えをしっかり整理するにはやはりブログが一番のような気がします。

2月の最初の日曜日は西予市消防団の出初式でした。

地元の消防団へは遊子川に来て2年目に入団しました。
過疎地にあっては、火事の際に本職の消防隊員が現場に到着するまでには
どうしても時間がかかってしまいます。
それをカバーするのが地元の消防団なわけです。
消防団は消防のプロではなく、普段は各々別の仕事に就いています。
通常は地元の若者が団員となるものですが、
過疎化の進む地域にあっては、なり手がなかなかなく、
50歳ぐらいまでは消防団に従事しなくてはならなくなっているようです。

そんなわけで、これまで消防団に入ったことはもちろん、
消防活動にほとんど従事したこともなく、
これから遊子川に定住できるかどうかも分からないような自分のような人間でも、
戦力としてあてにされ、熱心に入団を勧められて入団することに相成ったのでした。



ブログを書いている人

檜垣忠雄(ひがきただお)
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広島県出身、呉工業高等専門学校電気工学科卒、ソニー株式会社でエンジニアとして14年間勤務、 その後多摩美術大学造形表現学部(上野毛キャンパス)デザイン学科に入学。 空間デザインを中心に学び、自然の一員としての人間の感覚や「ものをつくる」という人間の豊かさに気づく。 卒業後、愛媛県西予市地域おこし協力隊に着任。城川町遊子川地区の地域活性化活動に携わっています。 将来はデザインを活用した木工作家を目指します!

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