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2012年7月22日

地域マネジメントスキル修得講座【第4回-1】

地域おこし活動

uchiko_ecofarm_blueberyboard.jpg


愛媛大学地域マネジメントスキル修得講座第4回1日目。

今回の開催場所は二日間とも内子。
遊子川からは肱川経由で40分程度で行けちゃうので助かります。
基本宿泊付きのプログラムですが、
経済的に余裕がないため、宿泊はパスしました。

今回はフィールドワーク主体であちこち移動しました。


龍宮茶屋→お山の学校ながた→エコファームうちこ→いかだや


内子は松山へ行く道中なのでしょっちゅう通りますが、
今回はじめて知るところばかり。

新しい発見は決して遠いところにばかりあるわけじゃない。
近すぎるがゆえに見落としてしまうものもある。




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スタートは龍宮茶屋。

uchiko_ryugu_board.jpg

まさにいつもよく通る道の裏手。
全然気づかなかった。


だって外観は普通の民家なんだもの。

uchiko_ryugu_outsideview.jpg


中はオシャレに改装。

uchiko_ryugu_interior.jpg


ライブもやってるそうです。

uchiko_ryugu_guitar.jpg


桟にはカラフルなネコ。

uchiko_ryugu_cat.jpg


紙芝居もやってます。

uchiko_ryugu_kamishibai.jpg

お題はオリジナルのエコストーリー「ニムの一族」。
自然を無視した身勝手な生きものの物語。
もちろんニム=人間であることは言うまでもない。


ターゲットは都会の女性の「田舎の居場所」と明確にしているところはいいと思うのですが、
補助金などは使ってないけれど、かといって潤沢に利益が出ている、というわけでもなく。
オーナーの道楽的な趣味で、あまり「きちんと稼ぐ」意識までには至ってない点が
自分とは異なり、ちょっと距離感を感じました。
決して僕がきちんと稼げてるわけではなく、僕は稼がなければ田舎で生きていけない、ということです。


続いては山間部の廃校を自然体験宿に再利用した「お山の学校ながた」。
農林水産省の支援を受けて6年がかりで実現したそうです。
ピザ焼きやうどん、豆腐、コンニャク作りを通して田舎体験ができます。


風情ある校舎。

uchiko_nagata_schoolhouse.jpg


でっかい五右衛門風呂。

uchiko_nagata_goemon.jpg


石窯。

uchiko_nagata_ishigama.jpg


焼きあがったピザ。

uchiko_nagata_pizza.jpg


手打ちうどん。

uchiko_nagata_udon.jpg


校舎や五右衛門風呂、石窯などの個々のハードは良いと思います。
が、個人的には全体としてのまとまりに欠けるような気がしました。

あくまで一個人としての感想です。決して批判ではありません。
また、僕はこんな仕事をしていながらあまり食に頓着がないという
ちょっと独特な人間です。
あくまで自分の状況への参照にしたいのです。


僕は田舎に美観を求めます。
田舎は美しい場所だと思うから。

が、残念ながらここで良いアングルを見つけることができませんでした。
渓谷地域である遊子川も空が狭いですが、ここは更に狭く感じました。
さほど広くない校庭が駐車場になってるのですが、
今回受講生団体20名くらいで行くとさらに狭く感じる。

いかに渓谷地域とはいっても、田舎で「窮屈さ」を感じさせてはいけないと思います。
別に広くしろ、ということではなくて、
「窮屈さ」を感じさせない空間づくりが大切なのかな、と。

個人的には周囲に花木を植えてキレイな庭園を作ったらいいなあと思いました。
また、五右衛門風呂からいい景色が眺められたらいいなあ、とも。


次に肝心の田舎の食ですが...
いまや石窯でピザ焼き体験というのはそれほど珍しくなくなりました。
食にこだわりのない自分でも、こちらに来てピザ焼き体験は三度目です。
晴天下での食事はたいがい美味しいものですが、
それだけにそこでイマイチ感を感じてしまうとマイナス要素が加速します。

今回は味は良かったのですが、焼き加減があまり良くありませんでした。
はっきり言えば焼き過ぎた。カチカチ。
それはともかく、ピザを焼けばいいだろ、ではもはや上手くいかない時代です。
地元の食材をアピールするような、一捻り加えたメニューが必要なのかも。

スミマセン、勝手な言い分であることは重々承知です。
あくまで自分への参考です。


続いてエコファームうちこ。
一言で言えば、観光農園です。
地元での雇用を創出するために元々山林だった場所を開拓して広大な農園を作りました。
その精神は素晴らしいと思います。
ブルーベリー、イチゴ、ブドウ、モモなどを栽培してるそうです。


ベースステーション(事務所)。

uchiko_ecofarm_base.jpg


ブルーベリー。

uchiko_ecofarm_bluebery.jpg


ブドウ。

uchiko_ecofarm_grape.jpg


開拓地だなあ。

uchiko_ecofarm_field.jpg


ベースステーションでモモを売ってました。

uchiko_ecofarm_peach.jpg

太っ腹なことにまるごと1個試食OKだったので、
試食してみたら、これがめちゃくちゃ美味い。
思わず購入。


農業に素人なので自分の状況への参照には実感がわきませんが、
食は生活の基本で農業はその基幹、という実感はあるので、
順調に成長していってほしいなあ、と切に願っております。


最後に川登筏の里交流センター「いかだや」。
かつての遍路宿を現代風に再現した施設だそうです。
宿の名称はこの付近一帯が山から伐採した木材を川下りで運ぶ筏流しを
していたことに由来します。
現在ではこの筏流しの文化を語り継ぐべく、
毎年4月に筏流しのイベントを開催しているそうです。

個人的には一番ここが気に入りました。


外観。

uchiko_ikadaya_outsideview.jpg


20人程度で会議ができるようなホールもあります。

uchiko_ikadaya_hall.jpg


囲炉裏で田舎料理を堪能できます。

uchiko_ikadaya_fish.jpg

...今回自分は堪能できませんでしたが。


ここまで記事を書いていて、どうも批判的な文章になってるなあ、
と自分でも思ってしまうわけですが、クドいようですが本心はそうではありません。

そして思いっきり自分のことを棚に上げています。
遊子川や西予市に比べれば、内子ははるか先を行ってます。
そして僕は別段地域おこしのプロではありません。
好き嫌いで言ってるような部分もあります。

地域づくりの仕事をしている人間として、
今回見学させてもらった場所がますます発展していくことを願ってやみません。



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ブログを書いている人

檜垣忠雄(ひがきただお)
aikiboy
広島県出身、呉工業高等専門学校電気工学科卒、ソニー株式会社でエンジニアとして14年間勤務、 その後多摩美術大学造形表現学部(上野毛キャンパス)デザイン学科に入学。 空間デザインを中心に学び、自然の一員としての人間の感覚や「ものをつくる」という人間の豊かさに気づく。 卒業後、愛媛県西予市地域おこし協力隊に着任。城川町遊子川地区の地域活性化活動に携わっています。 将来はデザインを活用した木工作家を目指します!

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