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2011年10月10日

城川オリンピック2011

遊子川のできごと

olympic_medal.jpg


昔からノリは悪いほうである。
しかし一度乗せられると、とことん乗ってしまうほうでもある。
それでまた逆に引かれるタイプでもある。
どうもものごとを軽いノリで楽しくやる、というのが苦手らしい。

どちらかといえば用心深いほうである。
なにか新しいことに取り組むときは、その正体をしっかり見定めようという警戒心がまず働く。
しかし、最後の決め手は論理的根拠によるものではなく、
むしろ感覚的根拠、いわゆる「カン」で決めてしまうことが多い。

どちらかといえばグループワークに関しては消極的なほうである。
当然リーダーシップなどというものは皆無で、我が道を淡々と進むタイプである。
しかし最近はなにかとちょっとしたまとめ役をやる機会にあたる。
これも歳故のことなのだろうか。


こんな人間が地域おこし要員をやってていいのだろうか、と日々思いながらも、
一方で「ま、なんとかなるだろう」と楽観的に楽しく取り組んでいる自分もいる。

日々疑問や不安を抱えながらも、充実した毎日を実感しながら過ごせているのは、
けっして世界を感じ取る感覚が鈍くなったからではなく、逆に鋭くなったから、と信じたい。
疑問や不安に押しつぶされないのは、自分が強くなったのだと信じたい。


遊子川に来て半年。
さまざまな思いが交錯する中、城川町最大の運動イベント「城川オリンピック」が開催されました。

毎年開催されるけどオリンピック。
昭和43年から毎年開催されている城川の伝統行事の一つ。


身体を動かすことは気持がイイ。
みんなで運動するのはさらに気持がイイ。



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olympic_mark.jpg


オリンピックの"四輪"マーク。
各地区ごとのトレードカラーがあります。
魚成地区は白、土居地区は黄、高川地区は赤、そしてわが遊子川地区は青。

基本的に体協(体育協会)主催のイベントですが、
例によって公民館も絡んでいて、公民館スタッフも大忙し。

僕は地域行事を知る、という当面の役割上、今回も撮影スタッフを務めることに。
運動会というイベントの性格上、今回はどうしても動画撮影がメインになる。
動画と写真撮影を一人でこなすのはどうしても無理があるのだけど、
リソースが少ない田舎ではそれもなかなか。
どちらかといえば僕は写真が得意なので、動画撮影スタッフ獲得が来年の課題でしょうか。


というわけで今回は写真は少なめ。
しかも肝心のプレーはビデオ撮影で記録したので、写真では記録できず。
まあ、写真要員は他にもいたのであるといえばあるのだけど、
やはり自分で決めた構図、というものにこだわりもあるし。


朝六時半に公民館に集合して荷物を積込み、会場へ移動、準備。

olympic_foggymorning.jpg

朝は濃い霧が立ち込めていたけれど、日が昇るにつれ好天へ。
自称晴れ男です。


開会式。

olympic_starting.jpg


毎年各地区ででっかいパネルを一枚作成します。

遊子川のパネル。

olympic_panel_yusukawa.jpg


土居のパネル。...これがすごかった。

olympic_panel_doi1.jpg

遠目にはただの絵なのですが...


寄ってみると...

olympic_panel_doi_photo.jpg

なんと住民の写真で構成されるモザイク・アートなのです!
その数ざっと900枚、撮影した住人の数400人以上!
絵の場所に合わせて撮影背景を調整したりとなかなか大変だったようです。

これぞデザイン、これぞデザインを活用した地域おこしだと感動しました。
やねだんの豊重さんのいう「感動与える地域再生」だと。
住民の姿そのままが「がんばれニッポン」という応援に繋がって、それをみんなと共有できている。


olympic_panel_doi2.jpg

他の三地区のパネルは、自分のチームの人間がパネルに背を向けて座っているのに対し、
このパネルだけは地区を問わず様々な人々がパネルの反対側に背を向けて足をとめる。
大方は物珍しさに集まっているだけかもしれない。
でも、人々の思いを一箇所に集めると素晴らしいものができる、ということを
分かりやすい「イメージ」で提示できている好例でもある。

もちろん、これだけのものを作ろうとすればそれなりにコストも作業負担もかかるだろう。
地区によって事情は異なるわけだから、同じものをやりたくてもやれない場合もあるだろう。
新参者の自分にはそのへんの「事情」はよく分からない。
だから単純にこの地区が良くて、この地区が良くない、と言うつもりは毛頭ない。

ただ、地域を活性化していく、とはまさにこういうことからはじまるのだな、と。


はじめてのオリンピック、ということで実体をよく理解していない上に、
今年はタイミングが悪かった。
東京出張で一週間遊子川を留守にして、帰ってすぐ大風邪を引いて、
気づけばすでに遊子川のパネル作りは終わっていて、ほとんどパネル作成には関われなかった。

来年は早い時期から積極的に手伝わせてもらおう。

いい刺激になった。
デザイン魂に火がついた。
デザインが地域おこしに役立てることを確信した。


さて、競技に戻って。

olympic_award.jpg

各種目で表彰式をやります。
メダルが貰えます。

ちなみに僕は二種目に出場してどちらも一位の金メダル。
といっても、団体戦で極力足を引っ張らないようにするのに精一杯だったけど。


みんなで一生懸命練習した応援合戦のダンス本番。出番を待つ瞬間。

olympic_dancing.jpg

惜しくも?優勝は逃したけど、練習の成果は遺憾なく発揮できたのではないでしょうか。


応援合戦のパフォーマンス、「書道ガールズ」で書き上げた巨大な習字。

olympic_shodogirls.jpg

これもみんな練習頑張りました!


白熱した綱引き。

olympic_ropebattle.jpg

残念ながら遊子川は3位でした。


土居は応援もお金かけてたなあ。

olympic_biglion.jpg

これくらいしたほうがやっぱり盛り上がりますね!


昼休みには奥伊予大鼓の皆さんによるパフォーマンス!

olympic_okuiyodaiko.jpg


地の利が悪く、人口も少ない遊子川はやはり他地区に比べると、
人不足で選手の獲得に毎年苦労しているそうです。
それでも毎年他地区と肩を並べて接戦を展開している。
それが遊子川の誇りであり、元気の源になっている。

今年はNHKが取材に来ていることもあって練習にも熱がこもり、
優勝まであと一歩、というところでしたが結果は惜しくも準優勝。

でも盛り上がった。
それでいいじゃないか。

その後の慰労会も大いに盛り上がった。
それは大いにけっこうなことなのだけど。


...あと片付けが大変だった〜


今日は頑張った。
運も味方した。
要領よく運んだ。
辛抱もした。
孤独にも耐えた。

自分で自分を褒めたい。

なかなかすぐには結果がだせないのがもどかしくて辛いけど、
間違いなくネタは集まりつつある。
だから辛抱強く、粘り強く。


なにはともあれ、みなさんお疲れ様でした!



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ブログを書いている人

檜垣忠雄(ひがきただお)
aikiboy
広島県出身、呉工業高等専門学校電気工学科卒、ソニー株式会社でエンジニアとして14年間勤務、 その後多摩美術大学造形表現学部(上野毛キャンパス)デザイン学科に入学。 空間デザインを中心に学び、自然の一員としての人間の感覚や「ものをつくる」という人間の豊かさに気づく。 卒業後、愛媛県西予市地域おこし協力隊に着任。城川町遊子川地区の地域活性化活動に携わっています。 将来はデザインを活用した木工作家を目指します!

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