グレート・ギャツビー 【スコット・フィッツジェラルド・村上 春樹訳】
Book
村上春樹の本は一冊も読んだことはないし、格別気になる作家でもない。
それは原作者のスコット・フィッツジェラルドにしても同じ。
僕がこの本を買ったのは最近は流行の物語しか読んでいなかったので
たまにはなんか文学作品でも読まなきゃ、というまったくの気まぐれ。
というわけなので愛蔵版と単行本版がありますが迷わず単行本を購入。
村上春樹曰く「これまで巡り会った最も重要な本」だそうですが、
はたして僕には...
正直僕には全然響いてこなかった。
それは物語がつまらないとか、翻訳が下手とかそういう類ではない。
「僕には難し過ぎる」...それが率直な感想です。
物語自体はある貧しい若者がとある幸運を機に名士へとかけあがり、
名士の娘と恋をするも結ばれず、最後は悲劇に終わる、という
悲しい物語。物語自体はいたってシンプル。
しかしその物語を彩る文章表現が僕にはどうにも難解だった。
村上春樹に言わせれば「美しい」文章を美しいと思えない。
難解な英語原文を和訳するときに生ずる微妙なニュアンスのずれ、
僕がアメリカ文化を知らないが故の微妙なニュアンスの把握の難しさ、
そしてなにより(僕が)人生知らなさ過ぎることによる文章の微妙な
ニュアンスの把握の難しさ。
思うにこの本は未熟な、自分に満足していない人間は
読んではいけないのではないだろうか。
10年後、20年後にもう一度この本を読んでみたい。
たぶんそのときには大いなる感動をもって
心ゆくまでこの本を楽しめるのではないだろうか。
同じく村上春樹訳の『キャッチャー・イン・ザ・ライ(ライ麦畑でつかまえて)』
も読んでみようかなと思っていたのですがちょっと悩んでます。
うーん...









コメント (2)
記事掲載させていただきますm(__)m
投稿者: 涼微 | 2006年12月 7日 14:16
日時: 2006年12月 7日 14:16
TBさせていただきました。
興味本位で読みましたが、素晴らしい本だとおもいました。
投稿者: タウム | 2007年2月28日 00:05
日時: 2007年2月28日 00:05