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2005年9月19日

冷静と情熱のあいだ Rosso 【江國香織】

Book

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辻仁成の「Blu」に引き続き本作「Rosso」を読みました。

一組の男女の恋愛物語を女の視点で描いたものがこの「Rosso」。
「Blu」と同じく以前読んだものを読み直した直後なのですが、
感想はやはり前回と同じく「Blu」と比べると「読みづらかった」。
「Blu」は一晩で一気に読み終えましたがコチラは何度も何度も
中座しては読み直し、で読み通すのにけっこう時間がかかりました。

そして「Blu」のほうは共感を覚えたのに対し、
こちらは「混乱」をきたしてしまいます。

以前は作者の作風もしくは文章力の差なのかと思っていましたが、
今回よくよく考えてみるに男と女の「愛」の捉え方の差ではないかと。

順正とあおいのどちらが正しいか、
辻仁成と江國香織とどちらが物語の描き方が優れてるというのでなく、
単純に男と女の、順正とあおいの「愛」の捉え方が違うのだと。
同じ一つの恋愛でも男と女ではこうも捉え方が違ってくるのだと。

その差がどういうものかいまだに僕には分からない。
そしてRossoのほうが分かりづらかった、ということは「女心」が
分かっていない、ということなのかな。

女心を理解できてるかどうか確かめてみたい男性には必読の一冊です。
愛は共有するものではない、そして相手を理解するものでもない。
求め合い、受け入れ合うものだ(...と思う)。

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Author: ただおー
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人はなぜ架空の物語を必要とするのだろう。自分の感情のセンサーを磨くため? はたまた自分を客観的に見つめることで自分を知るため? いろんなメディアの「物語」を読むことで物事の本質を探求します。

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