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2004年2月 3日

朱夏 【宮尾登美子】

Book

上・下2巻構成。
大地の子と同じく戦中から戦後にかけて満州へ開拓民として
渡った人たちの物語。著者自身の体験話のようです。
「大地の子」の後に読んだのですが、山崎豊子と比べると
この方の表現は淡々としているというか、戦争の貧窮さは
感じさせられるのですが壮絶さというものは感じられませんでした。
戦時中は征服する側にいた日本人が、敗戦と同時に立場が
逆転し、悲惨な逃走生活に追い込まれる様子が淡々と描かれています。

食うものに困るということを知らない現代人にはとても現実味のない話
ですが、戦争というものが人の体はもちろん心までもをいかに飢えさせる
かを痛感させられます。ダイエットに悩んでいる方や過食症の方には
ぜひ読んでもらいたい一冊です。きっと食のありがたみが分かり、
節制生活ができることでしょう。

(2006/09/26 Tadaoh! Bookより移動)

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Author: ただおー
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人はなぜ架空の物語を必要とするのだろう。自分の感情のセンサーを磨くため? はたまた自分を客観的に見つめることで自分を知るため? いろんなメディアの「物語」を読むことで物事の本質を探求します。

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