卒業認定通知と成績表【4年】

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   ♪ 瞳を閉じればあなたが
   まぶたのうらにいることで
   どれほど強くなれたでしょう
   あなたにとって私もそうでありたい ♪

   (レミオロメン『3月9日』)


卒業認定通知と最後の成績表が届きました。


無事卒業できます。

まあ、卒業そのものはまったく心配してなくて。
今一番の懸案は、卒業後のことについて。
現在必死に就活中。

資金が底をついた今、さらに学ぶ、という選択は
否応なく棚上げ。

カリキュラムに不満を感じ、失望した部分も少なくないけれど、
それでも今の気持ちとしては、「大学に行って良かった」と
心から、素直にそう思える。


この4年間で学んだことは、
高専時代の5年間で学んだことはもちろん、
会社員時代の14年間で学んだことさえも比べものにならないくらい、
かけがえのないものとなった。


ありがとう、みんな。


卒業認定通知と成績表と一緒に卒業式の案内も同封されていて。

「卒業式」というのは通称、俗称で、正確には「学位授与式」といいます。
これまで準学士だったものが、晴れて学士を取得することができ、
大学院への受験資格が得られます。

正直今は院で学びたい研究室はないけれど。
今、一番行きたいのは早稲田芸術学校だけど。

将来見つかったときのために。


4年次の成績は、というと。

専門科目2科目、共通教育2科目。
専門科目は卒業制作とその展示。
どちらも「A」判定でした。

奇妙なのは単位数。
およそ8ヶ月かける卒業制作の単位数は「8」なのに対し、
最後の1ヶ月で準備する展示の単位数はなんと「12」。
...なんなんだろ、これって。

共通教育は中村先生の二科目。
「西洋美術史Ⅱ」と「文学と美術」。
前者が「A」で、後者が「S」判定。

まあ、こんなものなのかな。


4年間を総括すると、
専門科目は27科目受講のうち、
1科目で「S」、22科目で「A」、3科目で「B」、1科目で「C」。
取得単位数96。

共通教育科目は14科目受講のうち、
6科目で「S」、7科目で「A」、1科目で「B」。
取得単位数56。

総取得単位数152(卒業必要単位数は124)。
取得した7つの「S」のうち、3つが中村先生の授業。

席次がつくのかな、と思ったけど、
とくにそのような表記もなく。
運動会で順位付けもしないような時代だから、そんなものなのかな。


成績がすべてではない、というのは正しいが、
それは学校の成績が眉唾物である、ということではない。
ただ、学校の成績を自分が積み上げたものとしての
成果にできるかどうかは自分次第である。

その点において、僕はこの学校での学びについて後悔はない。

それでもその結果は社会の中においては一側面に過ぎず、
自分の能力が評価されるのはこれからだ、ということ。


ぎりぎりだけど、これまでの「学び」の生かし方を
見つけられたような気がする。


卒業式の前日、当日で連続して面接の予定が入りそうな感じ。
一応式には出るつもりですが。


  ♪ 上手くはいかぬこともあるけれど
  天を仰げばそれさえ小さくて ♪

  (レミオロメン『3月9日』)