[僕が選んだ1枚]
見えないものは分かりにくい。
しかし本当に大切なものはたいがい見えないものだ。
だから真実を学ぶのは難しい。
だから僕は言葉で形にする。
見えにくいものはまめに言葉にして形にしなくちゃ。
たとえ今は内容がよく分からなくてもね。
今日のテーマは「無意識に撮った1枚の写真」。
1枚の写真には無数の「できごと」のレイヤーが積み重ねられている。
それをグループでディスカッションすることによりイベントドリブンする。
...そしてデザインをドライブする。
5人一組くらいでグループを組み、
一人が自分が撮った1枚の写真をなぜ、どういう経緯で撮影したかを説明する。
そして他の人はその話を聞いて客観的に掘り下げる。
最初に先生がこんな感じでやるんだ、というようなデモンストレーションを
してくれたのですが、よくもまあここまで引き出せるものだなあ、と。
鋭い観察者であり、優れたインタビュアーでもある。
あとでグループで学生同士でやったのですが、浅い浅い。
なかなか四苦八苦です。
まあすぐに先生のようにできるなら授業としてやる意味ないもんね。
やればなにか得られそうだけど、いかんせんその過程が見えないから
分かりづらく、取っつきにくい。雲の中にいるようでなんか気持ち悪い。
しかしまあ雲の上の青空を信じてやり続けるしかないんだよね。
情報系の授業は地味でハードな授業なのだ。