広島県福山市の「神勝寺 禅と庭のミュージアム」に行った折、
せっかくなので福山で一泊しようと福山駅前に宿を取ることに。
福山駅の北側には福山城があり、東京で会社員をしていた頃、
実家に帰省する度に新幹線の車窓からこの福山城を眺めていたものですが、
上京してからじつに25年以上の月日を経て、ようやく訪れることができました。
福山駅は新幹線はもちろん、在来線も高架の完全な高架駅なのですが、
駅周辺の南北を結ぶ道路は狭く、南側の雑多な繁華街に対し、
北側は天守閣を博物館にした福山城博物館をはじめ、
ふくやま美術館や広島県歴史博物館などが集まる静かな文化エリアとなっています。
線路を挟んでまったく異なる顔を持っているのが特徴的です。
今回は北側の見事な美術空間をレポートしていきます。
駅北側からまっすぐ伸びる一本の道。
その先にふくやま美術館があります。
残念ながら訪れた日は休館日だったので中には入れず。
駅の北側そばにある広島県歴史博物館。
時間の都合上中には入れず。
外から見る限り、愛媛の歴博のほうが規模がでっかくて立派かな。
愛媛の歴博は西予市、そして広島の歴博は福山市。
歴博って田舎に建てるものなのかな...
西側にそびえる聖堂らしき建物。
近くによってみる。
「ホーリーザイオンズパーク セント・ヴァレンタイン」という結婚式場みたいですね。
駅の北側は福山城を含むでっかい公園となっており、いたるところに彫刻作品があります。
ふくやま美術館前の噴水広場。
さて、福山城天守閣へと上ってゆきます。
元は江戸時代のお城ですが、現在の天守閣は鉄筋コンクリート造により外観を復元したもの。
現在内外の堀は埋められ、三の丸とともに市街化していますが、
本丸・二の丸は築城当時の姿をよく伝えています。
中は七層構造ですが、通常「一階」となる地上階が「地階」、
その上階(実際は二階)から「一階」がはじまり、
さらに四階部分が吹き抜け構造により「四階」と「中四階」に分かれているので、
最上階は「五階」になります。
最上階のみ外の景色を眺めることができます。
最上階からの眺めは絶景!
南側。
福山駅が見えます。
西側。
ふくやま美術館とセント・ヴァレンタイン結婚式場が見えます。
北側。
東側。
イルミネーションの準備中。
天守閣前には正月の飾り物が。
【Information】オフィシャルサイト
アクセス:JR福山駅より徒歩一分
開館時間:9:00〜17:00(9/1〜3/31) 9:00〜18:30(4/1〜8/31)
休館日:月曜日 年末(12/28〜12/31)
入館料:大人200円 高校生以下無料