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2008年6月24日

Oscar Niemeyer【DVD】

建築デザイン/ 人物

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大学の研究室で借りたDVD。

ブラジルが生んだ天才建築家オスカー・ニーマイヤー。
建築といえばアメリカ、ヨーロッパ、そして日本が本場というイメージなのですが、
なぜかブラジルにぽつんと一人、天才が登場したのはどういうことなのだろう。


1907年生まれでなんと現在も101才でご健在というから驚き。
しかも2006年には秘書と結婚したのだというからさらに驚き。
女性好きの彼らしいエピソードではありますが。


彼はブラジルをこよなく愛し、女性をこよなく愛した。
曲線は女性らしさの象徴だ。
だから彼の建築には曲線が多用されている。



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コルビジェに学び、多大な影響を受けたそうですが、
その片鱗が彼のスケッチに現れている気がします。
すいすいとと描くけして精巧とは言えないけど本質を如実に表しているそのスケッチは
どことなくコルビジェのものと似ていると思うのは僕だけでしょうか。

彼は当時の大統領ジュセリーノ・クビチェックと共に、
それまでの首都であったリオ・デ・ジャネイロから新首都ブラジリアへの遷都にあたり、
新首都の主要な建物群を設計しています。

コルビジェもインドのチャンディガールの都市計画で行っていますが、
一国の首都を一から都市計画するこのプロジェクトにはさぞかし羨望のまなざしで
見つめたのではないでしょうか。

モニュメンタル大好きな僕としてはそのような建築が群を成しているブラジリアは
さぞかし理想的な都市だろう...

...と思っていたのですが映像を見る限りはそれほどでもなく。
ニーマイヤーの建築がどうのこうのいう前に、

  「モニュメンタルは群を成してはならない」

と思うのです。
モニュメントは周囲の静謐の中にぽつんとあってこそ、
その象徴性が際立つのであって、群を成せば皆同じになってしまって
その象徴性が失われると思うのです。


最後にネットでひろってきた彼の建築作品の画像を並べてみます。

コルビジェチックなブラジル大統領官邸。


ブラジリアの国会議事堂。


[ブラジル国民会議議事堂(1959年)]


教会も創ってます。


[ブラジリア大聖堂(1958年)]


住宅も造ってます。


[カノアスの自邸(1942年)]


集合住宅だって。

[コパン・コンプレックス(1951年)]


美術館も。


[ニテロイ美術館(1996年)]



[オスカー・ニーマイヤー美術館(2002年)]


映画館も。


家具も創ってます。

チェア。

どことなくコルビジェっぽい。LC4に似てますよね。


テーブル。


直線志向の強い自分としてはニーマイヤーの曲線は勉強になります。
見に行きたいけど地球の裏側は遠いなあ...



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