2014年2月 5日

方丈の四周にめぐらせた庭園・東福寺「八相の庭」【重森三玲|京都市東山区】

空間デザイン

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京都・東福寺に行ってきました。
二年前に東京のワタリウム美術館での展示を見て以来、訪れてみたかった場所。

「京都最大の伽藍」で紅葉の名所「通天橋」で有名なお寺ですが、
僕の一番のお目当ては重森三玲の「八相の庭」。

東福寺は大きく「通天橋・開山堂エリア」「方丈エリア」「本堂エリア」の3つのエリアに分けられます。
うち本堂エリアだけが無料拝観でき、他の2つはそれぞれ入場料が必要です。


残念ながら粉雪が舞う寒い日での観覧となりましたが、
やはりそこは素晴らしい空間なのでした。


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2014年2月 4日

全国三万社の「お稲荷さん」総本宮・伏見稲荷大社【京都市伏見区】

空間デザイン

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京都・伏見稲荷大社に行ってきました。

全国にある三万社あるお稲荷さんの総本宮がここ、伏見稲荷大社なのです。
そして稲荷信仰の原点である稲荷山があるところでもあります。


京都駅からJR奈良線で5分、稲荷駅の目の前。
無数の鳥居が奉納されている神の山が広がります。

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2014年1月15日

地域とともに歩む芸術文化交流施設・九州芸文館【隈研吾|福岡県筑後市】

建築デザイン

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年始の小旅行。
ぐりんぐりんを後にして、最終目的である筑後市の九州芸文館へ。

博多まではバス移動、博多から筑後船小屋駅まで電車移動。
目指す九州芸文館はこの駅のまん前にあります。
というよりこの駅の前にはこの施設以外見当たらない。
九州新幹線の立派な停車駅ですが、
アイランドシティと同様ここもこれから開発されていく場所なのでしょう。

九州芸文館は「地域とともに歩む芸術文化交流施設」だとか。
「九州芸文館」は愛称で、正式名称は「筑後広域公園芸術文化交流施設」となっています。
芸術を基軸としたコミュニティスペースといったところか。
芸術は一握りのセンスあるアーティストたちだけのものではなく、
表現の可能性を考えるすべての人たちのものである。
...鶴見俊輔氏の「限界芸術論」の実践の場といったところか。


設計協力・隈研吾。
一見すると建物がどのように成り立っているか分からない、
重力の法則に逆らっているかのような奇妙な外観。
ダニエル・リベスキンドフランク・ゲーリーのような造形観。

実に面白い。
建築は四角い箱だけではない、ということを教えてくれる。


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アイランドシティ中央公園・体験学習施設ぐりんぐりん【伊東豊雄|福岡県福岡市】

建築デザイン

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年始の小旅行、天神のアクロス福岡を堪能した後は。

バスで、アイランドシティ中央公園へ。
福岡のバスは高速走るんだなあ。
東京で言うところの首都高みたいな都市高速道路が博多にもあるのか。
博多って意外と都会なんだなあ。

しかしアイランドシティはこれから開発されていく場所らしく、
建物は新しく、未来的なんだけどだだっ広く、閑散としている。
バスの便も少ない。
うっかり間違えて別方向に行ってしまった。

30分ほど歩いてアイランドシティ中央公園へ。
昨日の疲れも相まって、すでに足が棒状体。
しかし公園は思った以上に広く、目指す目的地は公園の一番奥。
今回もめっちゃ歩いたなあ。

体験施設ぐりんぐりん。
伊東豊雄設計。
花と緑をテーマとする各々1,000m²程度の3つのスペースで構成されています。

現在の建築が大地との隔絶が基本であるのに対し、
この建築は大地との融合が基本となっている。

これは未来の建築か。
それとも、過去の建築への回帰なのか。

この建物はこれからの建築のあるべき姿を問うているのか。


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2014年1月13日

アジアのクロスロード福岡・アクロス福岡【エミリオ・アンバース|福岡県福岡市】

建築デザイン

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自然との共生、心潤う空間づくりをテーマにした公民複合施設であるアクロス福岡は、建物を都会の中の一つの山と見立て、全面緑化されたステップガーデンには四季折々の植物が生い茂り、訪れる人々に潤いと安らぎを与える都会のオアシスとなっています。(アクロス福岡オフィシャルサイトより)


大宰府を後にしてその日の最終目的地、博多は天神へ。

エミリオ・アンバース設計の屋上緑化ビル・アクロス福岡が見たくて、
真ん前にあるホテルに宿泊。

しかし到着時にはすっかり日が暮れちゃって、夜。
周囲は何も見えず。
しかも太宰府でさんざん歩きまわって足が棒。

その日はやむなくごはん食べて早々にバタンキュー。


翌日。
快晴。
それはそれは見事な人工の山なのでした。


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2014年1月10日

紺碧の巨大な人工山・九州国立博物館【菊竹・久米設計共同体|福岡県太宰府市】

建築デザイン

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佐賀で市村記念体育館を見終えて。
次なる目的地、太宰府へ。

JR二日市駅からバスで太宰府天満宮へ。
年始の参拝客でけっこう手前からかなりの渋滞。

2月末で地域おこし協力隊を退任します。
4月からは1年、また学生(厳密には学生ではないのだけど)に戻る予定。
学業の神様にこの一年の武運を祈る絶好の機会。

...というわけで年始の激混みの中、太宰府天満宮に行ったわけなのですが、
人ごみ大嫌いな自分がただ参拝のためだけにここに来るわけもなく。


人であふれる参拝路を逸れ、
長いエスカレーターを登った先に見えてきたのは...


それはそれは見事な人工の山なのでした。


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2014年1月 9日

ギザギザエリプスHPシェル・市村記念体育館【坂倉準三|佐賀県佐賀市】

建築デザイン

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年始の九州小旅行、武雄市図書館の次は市村記念体育館。

JR佐賀駅からバスで10分ほど。
佐嘉神社をお堀を挟んで向かい側にあります。

坂倉準三設計により1963年建造。
地元出身の元リコー社長・市村清が佐賀県に寄贈した体育館。

もちろん、わざわざ運動しに行ったわけではなく、
建築的興味から訪問しました。

竣工後50年を経過した今も健在で、その独特のフォルムは今も色褪せない。
地元県民が大切に使ってきたことが伺えます。

同タイプの建築がわが愛媛県は西条市にもあったのですが、
こちらは残念ながら取り壊されてしまったそうです。
なんとも残念な話です。


良いものを良いと認識し、大事に使い続ける習慣。
この基本感覚をいつまでも忘れてはならない。



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市立図書館はここまでオシャレになる!【武雄市図書館|佐賀県武雄市】

建築デザイン

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年初めの自己啓発旅行。
まずは佐賀県武雄市の市立図書館へ。

そんなに懐に余裕があるわけではないけれど。
地域おこし協力隊任期終了後一年間は基本無職となるため、
今よりもさらに生活を切り詰めなければならなくなります。
今のうちに行けるところに行っておきたく、
これまであまり行けてなかった九州方面に行くことにしました。

今回は八幡浜に車を置いて、別府に船で渡り、電車移動での旅としました。
車のフェリー料金が高いと思ったからですが、
九州の電車料金が意外と高く、結局どっこいどっこいだったような気がします。
運転しなくていいぶん、旅に集中できるわけですが、
歩く距離も増えて、かなりハードな行程となってしまった。

八幡浜から深夜のフェリーに乗って別府へ。
観光港から駅までは通常はバス移動なのだけど、
早朝でバスが走ってない時間帯なので、仕方なく30分ほど歩いて別府駅まで。
別府駅から博多乗り換えで武雄温泉駅まで特急で移動、
図書館が開館するちょうど9時頃に現地に到着。


いやあ、日本で一番おしゃれな市立図書館ですな。


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2013年12月25日

おもちゃを創る、遊ぶ、学ぶ、楽しむ多世代交流のミュージアム【東京おもちゃ美術館】

アート

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東京・四谷にある東京おもちゃ美術館に行ってきました。
木のおもちゃがたくさんある、ということで今後の参考にしたく。

学校の跡地を「地域ひろば」「CCAAアートプラザ」そして「東京おもちゃ美術館」の
3つのエリアに分割して再利用しているみたいです。
前者二つがどういう場所なのかはよく知りませんが、
今回は時間の都合上東京おもちゃ美術館のみ見学しました。

入場料は大人700円(子ども500円)。
ただおもちゃの展示を見て回るだけでなく、
遊具やおもちゃで遊ぶことができるプレイエリアもあって、
子ども連れのお母さんがたくさん来てました。
男一人ではなかなか入りづらい感じではあります^^;

木とたわむれる。
それは「自然の一員として生きる」という、
人間として、生きものとして必要不可欠な感覚を育ててくれるのではないだろうか。



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2013年12月15日

クリスタライズ【吉岡徳仁/東京都現代美術館】

アート / 展示・イベント

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せっかく東京にきた、ということで。
東京でやっている最先端のデザイン・アート関連の展示を見に行くことに。

まずは東京都現代美術館で開催中の吉岡徳仁の『クリスタライズ』。

実は彼の展示を見るのはこれで四度目。

2006年にAXISギャラリーで開催された『スーパーファイバーレボリューション』、
2008年に21_21DesignSightで開催された『Second Nature』、
単独展ではないけれど、
2010年に森美術館で開催された『ネイチャー・センス』、

そして、本展。


デザインとアートの中間。吉岡の立ち位置はそこにある。デザインは設計できるが、アートは設計できない。デザインは心理学的だが、アートは精神分析的である。デザインの前提は「複製」だ。いっぽうアートの前提は常に「複製への抵抗」である。(本展図録P170、斎藤環「デザインの意志」)


この記述に概ね反論はないけれど、
僕が彼の好きな部分はアーティストとしての側面である。
とくに素材の特性を生かした空間づくり。
そこに感動させられるし、自分もそのような空間づくりをしてみたいと思う。

本展のタイトルのとおり、本展で使われているマテリアルは
ガラスやアクリル、クリスタル、プラスチックといった透明感のあるもの。
自分が現在使おうとしている木とはまったく性質の異なるものではあるけれど、
素材の特性の引き出し方、空間表現への使い方を学ぶ、という点においては、
使われるマテリアルの種類はあまり重要じゃない。


そして、本展のサブタイトルは「人の記憶に眠る自然の姿結実させる」。

ここに、マテリアルの魅力を引き出す秘訣があるのだろうか。


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