2016年4月 7日

ペンは剣よりも強し

環境デザイン

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[メトロポリタン美術館]


フジテレビの「優しい人なら解けるクイズ」にて。

とある幼稚園で園児が(紙の)剣を作っていました。
できあがった剣を先生に見せると、
先生は「誰をやっつけるの?」と尋ねました。
すると、その園児は、

 「誰かをやっつけるんじゃない、
  誰かを守るために作ったんだよ」

と答えました。

するとそのVTRをみていたタレント一同、
「やさし〜!!!」と絶賛の嵐。

一見、もっともらしい心温まるエピソードです。
でも僕は確かに「優しいな」と思いつつも、一方でちょっと「コワイな」とも感じました。

はたして、それは本当のやさしさなのだろうか。


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2016年4月 1日

マイサイン3

ビジュアルデザイン / ポートフォリオ

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マイサイン作り直し3回め。

はじめてつくってから10年が過ぎた。
といっても、そんなに大きく変わってはいないのだけど、
逆に言えばそれだけ自分の本質やアイデンティティを良く表現したもの、
と自負できるものなのかな。

...10年経過した今でも、
このサインを対外的に使う機会はほとんどないのだけれど。



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2016年3月27日

美しい「骨」

プロダクトデザイン

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有機的な形態を考えるとき、「骨」はとても重要な要素である。

重力に耐え、生命活動を維持していくためのフレーム。
その過程で生成される形態は美しい。
まさに自然が産みし芸術品。


そんな美しい骨格たちをピックアップ。


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2016年2月13日

ピカソ 偽りの伝説【アリアーナ・S. ハフィントン】

アート / 読書

ピカソ 偽りの伝説〈上〉

ピカソ 偽りの伝説〈下〉


久々の読書。

世界で一番多作で、多才で、有名な画家の伝記。
その際立つ天才さゆえに、その部分だけがクローズアップされ、
社会の中で神格化されていった。
しかしその素顔は...というのが著者のつけたサブタイトルの意図ではないだろうか。


人間が持つ「能力」と「人間性」は必ずしも比例関係にはない。
むしろある特定の才能に長けたものは、その能力が高ければ高いほど、
人間性にどこか問題があることが一般的には多い。

画家ピカソもその例に漏れず。
彼に関わった人間、とくに女性たちはことごとく天才の刃で傷つけれらた。
女性を虜にする魅力を持っていながら、彼自身は女性を軽蔑していた。
溢れんばかりの生命力を宿しながら、死への恐怖を人一倍深く抱えていた。
溢れんばかりの生命力を負の方向へと向けたなら...

その意味では彼はメフィストフェレスだったのかもしれない。


著者は芸術家ではないジャーナリストであるため、
芸術そのものへの関心や造詣はそれほど深くないけれど、
だからこそ、かの巨匠芸術家を冷静な目で見つめ、客観的な立場で
彼の人生を語ることができたのかもしれない。

一方で彼に関わった女性を傷つけた所業に対して、
同じ女性、という立場で少々厳しい批判的態度を感じなくもない。


いずれにせよ、芸術を社会の中での位置付けを考えていく上では
主観的にも客観的にもちょうどよい塩梅だったのかな。
客観的すぎれば興味が換気されない平易さに陥るし、
主観的すぎればこれまた偏りすぎて社会性に欠けるものになってしまう。


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2016年1月 2日

五感のミュージアム・OPAM 大分県立美術館【坂茂|大分県大分市】

建築デザイン / アート

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正月明けて2日、念願のOPAM(大分県立美術館)へ行ってきました。

坂茂設計により平成27年4月に開館。
2007年お台場でのノマディック美術館、2009年ニコラス・G・ハイエックセンターを見て以来、
坂建築のファンです。

今回は佐田岬半島突端の三崎港から国道九四フェリーで佐賀関に上陸、
佐賀関→大分駅まではローカルバスで移動。
便数が少ない上に意外と時間がかかるので、
途中の幸崎駅で下車して大分までは電車で行ったほうがいいかも。


伊東豊雄、隈研吾、そして坂茂。
挑戦的な建築に取り組む彼らにはそれぞれ独特の個性がありながらも、
どこか共通するテクスチャがあるような気がします。
そして、そこが建築としてあるべき本質のような気もする。

細胞が無数に集まって生命を創りあげているような本質が。


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2015年3月19日

宇和島高等技術専門校での制作物(2014)

プロダクトデザイン / ポートフォリオ

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タマビを卒業後、愛媛県西予市に移住し木工による地域おこし活動に三年間従事した。

木工経験がほとんどなく、手探りしながらの活動ではあったが、
木工の何たるかを知る一助となった。

一方で、木工に関する専門的な技術と知識の必要性を思い知る機会ともなり、
地域おこし協力隊卒業後、宇和島市にある高等技術専門校(職業訓練校)の
木工クラフト科に2014年4月より入学し、一年間学んだ。


木工に関する専門技術・知識を学ぶには良い場所ではあったが、
木工業界の厳しさををさらに思い知ることにもなった。


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2014年12月23日

山の斜面からせり出る空中楼閣【少彦名神社|愛媛県大洲市】

建築デザイン

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愛媛県大洲市にある少彦名神社に行ってきました。

大洲市は生活圏内で、買い物によく行く町だったのですが、
この神社は市街中心部からやや離れたところにあり、なかなか訪れる機会がなく。
また現在は氏子を持たない神社らしく、20世紀末の頃には
第一の鳥居が伊予大洲駅の目の前にありながら、地元の人もほとんど訪れず荒れ放題だったとか。

2002年に地元有志が集まって「おすくな社中」を結成され、熱心な保存活動がはじまりました。
とくに山の斜面からせり出すように建てられた参籠殿は、
「伝統的な懸け造り(三方懸け)という技法で建てられた近代建築」という大変珍しいものであり、
2013年にはワールド・モニュメント財団(WMF)により「危機遺産」に認定され、
その翌年には修復のための助成金を得て修復工事が行われました。
自分が訪れた時はこの工事期間中のことでしたが、終盤ということもあって、
ほぼその全容を目にすることができました。
工事は途中現場の棟梁が不慮の事故で命を落とすという、不幸があったものの、
2015年3月に無事終了し、竣工式が行われました。
2016年にはこの参籠殿の保存活動がユネスコアジア太平洋文化遺産保全賞の2016年最優秀賞を受賞。

いやー、地元にこんなすごい建物があったなんて。
灯台下暗し。


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2014年8月15日

画家と実業家の絆による美術館【大原美術館・岡山県倉敷市】

アート

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大原美術館に行ってきました。

岡山県倉敷市、美しい白壁の伝統的建造物が立ち並ぶ美観地区の中にあります。
大原美術館は日本ではじめて西洋美術を展示する美術館として1930年(昭和5年)に開館しました。
倉敷の実業家・大原孫三郎が画家・児島虎次郎に依頼して収集したコレクションが、
この美術館の作品群のベースとなっています。

同じように西洋美術を展示する美術館としては東京上野の国立西洋美術館がありますが、
こちらは実業家・松方幸次郎が収集した松方コレクションをベースに1959年(昭和34年)に開館。

国立西洋美術館は近代建築の巨匠ル・コルビュジエによる統一感あるモダニズム建築であるのに対し、
大原美術館は本館はギリシャ風、分館はモダニズム、工芸館は倉敷の伝統建造物風、と
割とカオス。

自分はどちらかといえば、国立西洋美術館のように明確なコンセプトの元、
統一感あるデザインのほうが好きですが、大原美術館のようなカオス感も悪くない。

やっぱりいろいろあるから世の中面白いのかな。


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倉敷美観地区

空間デザイン

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2014年8月、岡山県・倉敷市の美観地区に行ってきました。

この年は地域おこし協力隊が任期終了となり、
木工作家になるために職業訓練校に通った一年でしたが、
地域おこし協力隊時代にはたいした貯蓄もできなかった上に、
基本的に失業保険で生活していかなければならない苦しい時期でした。
そのためにほとんど旅行らしい旅行もできず、
唯一訪れたのがこの倉敷の街でした。

一番の目当ては大原美術館でしたが、
江戸時代の雰囲気が色濃く残る伝統的建造物が立ち並ぶ町並みは美しく、
なかなか感慨深いものがありました。

大原美術館については別途レポートすることとして、
ここでは美観地区についてレポートします。


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2014年3月31日

ユスモクでの制作物(2011〜2014)

プロダクトデザイン / ポートフォリオ

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[ユスモクロゴ]


2011〜2014年の三年間、
総務省の「地域おこし協力隊」制度により、
愛媛県西予市の特別職員として過疎地域の地域活性化活動に従事してきました。

「木工による地域おこし」活動を「ユスモク」という愛称でブランド化し、
地域内の使われなくなった保育所を木工所に転用して活動拠点とし、
制作活動や木工教室の開催などをしてきました。

本記事ではこの三年間で創った制作物を紹介します。


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