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2007年11月10日

EAMES FILMS:チャールズ&レイ・イームズの映像世界

ビジュアルデザイン

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大学のデザイン概論の授業で見たDVD。

建築に家具に映像にグラフィックに。
分野に囚われず幅広く活動するデザイナーだけに知名度が高く、
前からその名前は知っていましたが、
実際にどういうデザインをするのかはイマイチまだ把握してません。
その意味では良い機会でした。


このDVDはいくつかの映像作品がオムニバスで入っているもので、
時間の都合上全ての作品は見れませんでしたが、
前から見たかった「パワーズ・オブ・テン」はやはり先生もイチオシの作品で、
一番最初に見ました。


やっぱスゴイですわ、イームズ。


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一番最初は10m四方の公園でピクニックを楽しむ家族の姿からスタート。
10秒後にはその10倍の100m四方のエリアの風景、
さらにその10秒後には1000m四方のエリアの風景、
...という風に10秒ごとに10のべき乗四方の世界へと広がっていく。

あっという間に地球を飛び出し、太陽系を飛び出し、銀河を飛び出す。
単位は「メートル」から一気に「光年」へ。
10の24乗まで広がったところで再びスタートへと戻ってゆき、
スタートに戻ったところで今度は10秒後には1/10の10cm四方のエリアの風景、
その10秒後には1/100の1cm四方のエリアの風景、
...という風に10秒ごとに10のマイナスべき乗のマクロ世界へと向かう。
最終的には単位オングストロームの10の-14乗の分子レベルの世界へ。

単純にスケールの遷移を描いたグラフィックだけど
30年以上も前のコンピュータもネットもない時代に
これだけのものを作ろうという、その発想がスゴイ。


そのほかおもちゃの汽車をあたかもホンモノのように走らせて
実風景を撮るような感覚で作られている「おもちゃの汽車のトッカータ」、
イームズ夫妻の作品の静止画像をひたすら連続的に映し出してゆく
「5年後の記憶」などを見ましたが今見ても斬新。古くささを感じさせない。
いいデザインとはこのようなものを言うのでしょうか。

枠に囚われずイイものを作る。
そういうデザイナーになりたいものです。

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