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2009年6月27日

TAPIO WIRKKALA eye, hand and thought

プロダクトデザイン/ 読書

wirkkala_book.jpg
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建築ネタばかり続くとPD系の読者が離れていくので、
たまにはプロダクトネタを。
(そもそもそんなに読者がいるか、という疑問はおいといて...)


およそ2年ほど前にオペラシティのアートギャラリーで、
北欧デザインの展示があったわけですが、
そこでとある一人のデザイナーに目が留まりました。


Tapio Wirkkala、日本語では「タピオ・ヴィルカラ」と表記するようです。
Wikipediaによれば「フィンランドを代表するのデザイナー、彫刻家」とあります。
デザイナーよりは彫刻家というほうがしっくりくるほど、
彼の作り出す形は独創的で、それでいて美しい。


そんな彼の作品集を図書館で見つけました。
洋書なんで写真をぺらぺら見るだけですけど。



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以下ネットで探してきたもの。
(作品集中の写真とは必ずしも一致しません)


ヴィルカラってこんなひと。

シブい。眼光鋭い。ヒゲとパイプがよく似合う。
シャープでダンディな感じが作風にも表れている気がします。

シブいだけでなく、愛嬌もありそうだ。


ヴィルカラといえばなんといってもウッド。
wirkkala_plywood.jpg
(出典不詳)

積層合板を使っているのか、自然の木の目(年輪)を使っているのか、
その辺はよく分からないけど、木のもつテクスチャと造形が実にマッチして美しい。

展示ではカタツムリのオブジェがあったけど、
サラダボウルなど実用的なものまで多彩に展開しています。


ガラスも美しいんだな。

荒々しいテクスチャから、曲線美を生かした優雅なものまで。


こちらは陶器。


あらゆる素材をあらゆる造形で表現する。
オールラウンダーはとかくその個性を失いがちだと思うのだけど、
彼の場合はそれが失われない。むしろその多彩さが彼の個性を際立たせる。
そして規則性の中にちょっとした渾沌を紛れ込ませることで生まれる絶妙のバランス。


...いいなあ。
自分もそういうものを作りたい。



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