20世紀建築ガイド

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続けて授業の課題のインスピレーションを得るために図書館で借りた本。

僕は建築も好き...というより、建築が一番好きかも。
そのデザインの価値が評価されるのに時間がかかるというところがとくに。
スローペースの僕にぴったりだと思うのです。
...作るときはあわただしく作るんでしょうけど。

まずはプロダクトを勉強するけど、建築も学びたい。
ひそかにそう思っていたりします。


だから建築を見るのは大好きです。
だからこの本も見てると楽しくてしょーがない。


...あいかわらず課題へのインスピレーションは得られないけど。

この本ではヨーロッパ、アメリカ14カ国38都市の著名な建築が
紹介されています。

この本を見ていてとくに興味を惹いた建築家三人。

およそ統一感、というものが見られない爆発的な外観。
ちょっと岡本太郎を連想してしまう。
フランク・O・ゲーリーはアブダビのグッゲンハイムの模型で興味を持ち、
この本でスペインはビルバオのグッゲンハイムの写真を見て、
ますますこの人の建築をじかに見たくなった。
ビルバオ空港をデザインしたカラトラバの橋にも行ってみたい。

ル・コルビジェは今度森美術館で開催される展示会で知ったわけですが、
フランスのロンシャンの礼拝堂がスゴク気に入った。
幻想的な白に不思議な曲線。
近代建築のヴィジョンを形にしたというサヴォア邸も見てみたい。

そしてもうひとりのフランク、フランク・ロイド・ライト。
NYのグッゲンハイムへは行ったけど外観は工事中だったし、
落水荘にも行けなかった。
彼が手がけた中では一番規模が大きいという
サンフランシスコのマリン郡庁舎も壮大で圧倒される。


ああ、えーなー。
やっぱ見にいきたい!

...と作品のインスピレーションも得られず、
ただ見にいきたい衝動に駆られてもんもんしてしまったひと時でした。
でもやっぱこの本いいです。
買っておきたいかも。