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2014年1月 9日

市立図書館はここまでオシャレになる!【武雄市図書館|佐賀県武雄市】

建築デザイン

takeocitylib_board.jpg


年初めの自己啓発旅行。
まずは佐賀県武雄市の市立図書館へ。

そんなに懐に余裕があるわけではないけれど。
地域おこし協力隊任期終了後一年間は基本無職となるため、
今よりもさらに生活を切り詰めなければならなくなります。
今のうちに行けるところに行っておきたく、
これまであまり行けてなかった九州方面に行くことにしました。

今回は八幡浜に車を置いて、別府に船で渡り、電車移動での旅としました。
車のフェリー料金が高いと思ったからですが、
九州の電車料金が意外と高く、結局どっこいどっこいだったような気がします。
運転しなくていいぶん、旅に集中できるわけですが、
歩く距離も増えて、かなりハードな行程となってしまった。

八幡浜から深夜のフェリーに乗って別府へ。
観光港から駅までは通常はバス移動なのだけど、
早朝でバスが走ってない時間帯なので、仕方なく30分ほど歩いて別府駅まで。
別府駅から博多乗り換えで武雄温泉駅まで特急で移動、
図書館が開館するちょうど9時頃に現地に到着。


いやあ、日本で一番おしゃれな市立図書館ですな。



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図書館外観。

takeocitylib_outsideview.jpg


自分的にはオシャレな図書館、ということで見にいったわけですが、
いろいろネットで情報収集していると、
この図書館、いろいろといわくつきの建物みたいですね。

以下主にWikipedia情報。

2013年4月に全面改装、
蔦屋書店を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を
指定管理者にして運営を委託、同時に書籍販売を行う蔦屋書店を建物内に併設。
知の集積場としての荘厳的な雰囲気・イメージを維持しつつ、
図書館運営のための経済活動を民間企業に依頼。

官民の理想的な融合...的なことが世間から注目を浴びている感じ。

しかし、一方でこういう悪評も立っているわけで。

この図書館には広大な図書スペースに高い書架がびっしり設置されており、
まさに「本に囲まれている」感たっぷりが良さとも言えるわけですが、
高い書架による安全性が問題視されているみたいです。

1階、2階は基本吹き抜けとなっているため、
地震などの災害時に2階の書架の本が、1階に落ちてくることが懸念される。

まあ、妥当な指摘とも思えますが、過剰な指摘とも思えなくもない。
その辺は僕は建築の専門家ではないので深く触れませんが。


図書館内は基本的に撮影禁止と明記されていました。
いや、正確には「明記」はされてないのかな。

撮影禁止の旨は電子掲示板で一定の間隔で表示されていました。
つまり、タイミングによっては長時間館内にいても、
撮影禁止であることが分からないことも十分ありえます。

本当に撮影禁止としたいならば、電子掲示板などではなく、
ボードなどで常時表示させておくべきではないでしょうか。


こういうサイトを見つけました。


  武雄市図書館における画像付きレポートの話


このサイトでは撮影を禁止する理由としては、

  「利用者の読書行為を阻害しないこと」
  「陳列図書の著作権を保護すること」
  「公共の場での利用者での肖像権を保護すること」

を挙げています。
自分も概ねこの理由に納得しますが、逆に言えば上記事由を阻害しないのであれば、
写真撮影はしても問題ない、ともとれます。(...曲解かもしれないけど)

まあ、天邪鬼な僕ですが、
普段は撮影禁止の場所では撮影はしないし、ネットに載せたりなどもしません。

が、市長自ら館内風景の写真をアップしている、と聞けば。
市長権限というものがあるのでしょうか。
とくに深いツッコミは入れる気はなく、自分的には、
「基本的には禁止するけど、それでも撮りたければ自己責任においてしろよ」
というように(良いように)解釈して撮影することにしました。
上記の撮影禁止事由を阻害しない範囲で。

読書スペースからできるだけ離れたところで、
陳列図書のクレジットが判別できない範囲で、
入館者個人が判別できない範囲で、撮影しました。

また、こうして撮った写真をネットにアップすることで、
甚大な被害を被る個人・組織もないと思われるので、ネットにアップすることにしました。

安全性は別として、図書館とはこうあるべき、という理想のイメージがここにはあると思います。
(もちろん最低限の安全性は最優先して確保すべきだとは思いますが)
そのイメージの大切さ、素晴らしさ、魅力を伝えたい、というのがこの記事の最大存在理由です。

地域の中心にこういう図書館があったらいいな、という。
先日視察した北海道の置戸町も、本の収集から地域づくりがはじまりました。


...前置きがすっかり長くなりましたが。

いざ内部の写真を公開します。

一階部分。

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二階に上がって一階を眺める。

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天井開光部の和紙作品は堀木エリ子さんによるものですね。
どの作品でも作家性が分かるって素晴らしい。


本に囲まれる幸せ。

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二階の高い書架。

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この図書館を見ていると、ハリーポッターで登場する本屋さんを思い出しました。
安全性はもちろん大事ですが、見た目のイメージ、というものも、
場所の維持・発展性を長い目で考えれば、とても重要だということを
この場所は教えてくれる。


とくにコソコソするわけでもなく、普通に撮っていましたが、
注意してくるスタッフは一人もいませんでした。
単に気づかなかっただけかもしれませんが、
運営者側も、どの程度撮影を禁止するか、その姿勢を決めかねているのかもね。

運営者側と抗戦する気はありません。
またこの記事で迷惑を被っている、という方は問い合わせフォームなどで遠慮無く連絡ください。
柔軟に対応したいと思います。


【Information】オフィシャルサイト

アクセス:JR佐世保線・武雄温泉駅より徒歩15分

開館時間:9:00〜21:00

休館日:年中無休


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