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2009年12月 アーカイブ

2009年12月31日

大晦(おおつごもり)

その他

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大晦日。
去年と同じく自宅そばの多摩川河川敷で、
今年最後の夕陽を拝んだ。

風の強い夕方だった。
風は冷たかったが、なぜか心地よかった。


恒例の今年1年の反省。


今年も去年と同じく、多くを学んだ。


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2009年12月30日

マダム・エドワルダ【ジョルジュ・バタイユ】

読書 / 文学

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中村先生の「特講Ⅰ」の授業で取り上げられた作品。

バタイユのエロティシズム哲学を学びました。

エロティシズムに哲学などあるのか?

エロティシズムは種の繁栄のための一本能に過ぎないのではないか?

エロティシズムの本質を学ぶことで僕らは何を得るのか?


...興味は尽きないところですが。


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2009年12月28日

Best Shot 2009【建築編】

建築デザイン

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佐川美術館


やっぱりやります、「今年のBest Shot 【建築編】」。

建築のベストショットを撮るのは風景以上に難しい。

外観は地理や地形の制約を受けるし、
内観はさらに撮影禁止の制約によりさらに条件は厳しくなる。


もちろん空間そのものを肌で体感することが第一目的ではあるけれど、
空間の良さをグラフィック上から引き出すこともこれまた大事。

というわけで今年1年で訪れ、撮影した中から
自分的に良い、と思うものをピックアップ。


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2009年12月27日

Best Shot 2009【風景編】

その他

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毛越寺


「良いセンスは良いものをたくさん見ることで磨かれる」


その信念の元、今年もたくさん散策しました。

今年1年のベストショットをピックアップ。

実際視覚で感じる風景と、カメラが捉える風景とはけっこう異なるもの。
それはまあ、僕の撮影技術の未熟さでもあるけれど。

撮影した画像を後から見て、実はけっこう良い絵になっていたりする。
ここではそういう絵をピックアップし、
必要であれば色調補正などをかけて良いものを創りあげる。


...それも一種の創造であろう。


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2009年12月25日

僕の好きな10の駅

建築デザイン

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(出典:Wikipedia)


年明けの第5セッションは第4セッションから継続して学内展に備える、
というのが基本的な流れなのですが...

先日の最終プレゼンでは先生はなんか一応の区切りをつけたように捉えられたようで、
別に新しいことをしてもいいんじゃない、というようなことを言われました。

自分的には図面と簡単なCGパースを描いただけでまだ模型も作ってなく、
ちょっと中途半端な感はあるんだけどな...

と迷っているところへ、
新しい等々力駅の提案に取り組んでいる同級生から、
第5セッションの課題を一緒にやらないか、との誘いを受けました。


駅は「僕が建てたい10の建築」の中の一つ。
当然多いに興味ある建築物の一つであります。

というわけで、先生に振り回されそう、という心配はあるけれど、
自分のためになると思い、引き受けることに。


というわけで、まずは自分の好きな駅10個をピックアップ。


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2009年12月24日

四拍子

ビジュアルデザイン

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この歳になってくると、小中高の学生時代の記憶は断片的になってくる。

昔から音楽は苦手だった。

でも嫌いってわけじゃなかった。
それほど熱中したわけでもなかったけど、
歌うのも、聴くのも、弾くのもそれなりに好きだった。
もちろん全然センスはなかったけど。

当然指揮のセンスなんかも皆無なんだけど、
授業の時に習った二拍子、三拍子、四拍子の振り方だけはなぜか今でも記憶に残っている。
中でも四拍子が一番のお気に入りだ。


今でも音楽が流れているときや、ふと手持ちぶさたになるとき、
手振りで四拍子を振る。
曲の拍子なんてほとんど知らないのに、
不思議とリズムが合う。いや、合っている気がする。

そういうときはとても安らぎを感じる。
だから不安なとき、辛いとき、緊張したとき、煮詰まったときなど、
気づくといつも四拍子を振っている。


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2009年12月23日

Treehouse

空間デザイン

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『dezeen』より


「木の下で暮らす」というテーマで第1セッション第4セッションで住宅をデザインしました。

その提案の根底にはどんなに高度な文明社会を築いても、
自然の一部である以上自然と共に生きることが人間の根源的な幸せである、
との想いがあります。

しかし、意外と賛同してくれたり、共感してくれたりする人が少ないのは、
ひとえに自分の表現力不足、デザイン力不足から来るものなのでしょう。

しかし、実際僕と同じように考え、実現している人たちを見つけた。
自分の考え方は決して間違った方向に向かっていないことを確信できた。


その2つの事例を紹介します。


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スケッチの妙

ツール

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デザインの骨格』より


最近プロダクトデザイナーの山中俊治さんのブログ「デザインの骨格」の存在を知ったのですが、
氏の素晴らしいスケッチの数々に惹かれてます。

グラフィック・デザイナーだってここまでキレイに描ける人はいないってくらい。
スケッチだけで作品集を出してもいいんじゃないかってくらい。

前に購入した山中さんの作品集「機能の写像」にもスケッチ・ワークはあるけれど、
やはり実物がメインになっていて、スケッチは控えめ。
スケッチメインの作品集が一冊あってもいい気がします。


氏のスケッチが他のグラフィック・デザイナーとは違った魅力を感じるのは、
そのスケッチが「視点を変えて眺めたい」と思わせること。
3Dデザイナーならではのスケッチであり、
その魅力がすなわち3Dデザインの魅力そのものではないだろうか。


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2009年12月22日

プレゼンの極意

学業

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どちらかというと、プレゼンは苦手。

人前に出ると緊張するし、
頭の中で整理しておいたことを100%伝えることは難しいし、
よしんば自分で伝えたと思ったとしても、相手に伝わっていないこともある。


デザイン学科というところはプレゼンが多い。
かつて十代で理系の高専に通っていた頃、プレゼンをした記憶はほとんどない。
最後の卒業研究の発表くらいかな。

プレゼンは自分をアピールする唯一の手段だ。
理系の世界が知識を積み重ねてなんぼ、というのに対し、
デザインの世界は自分をアピールしてなんぼ、という感がある。
だからデザインの世界ではプレゼンやポートフォリオが重要となる。

良い作品は作者が語らずとも自ら語るかもしれない。
しかしそんな完璧な作品をいつも作れるとは限らない。
どんな優れたデザイナーでもそうそう現れるものではない。
だからやっぱりデザイナーにはプレゼンとポートフォリオが必須なのである。


そんなプレゼンの多い大学でありながら、
学生のプレゼンのレベルは総じて高くない気がする。

僕もそんなにプレゼンが上手いほうではないけれど。
プレゼンそのものを先生から注意されることはほとんどない。

それが年の功なのかどうかはよく分からないけれど。
若い学生達のプレゼンをそばで見ていて、
もうちょっと上手くプレゼンすれば作品の良さが伝わるのに、
...と思うことがしばしばなのでこの記事を書いてみました。


...こんな記事を書くこと自体、歳をとったということなのだろうか。


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SC3 第4セッション【最終プレゼン】

学業

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第4セッションの最終プレゼンが終わりました。


結果から云えば、ちょっと中途半端に終わってしまった気がします。

卒業後の進路に応じて自分にマッチしたテーマを選ぶわけですが、
僕は建築関係の仕事に就きたい、との意向より、
第1セッションで取り組んだ住宅課題のブラッシュアップをすることに。

コンセプト重視で取り組んだ第1課題に対し、
就活に必要な「設計能力」のアピールをするために、
図面描画、動線計画など住宅設計のベーシックなテクニックを重視して
案を練り直しました。


しかしそうすると当然、というか案の定コンセプトの詰めが甘くなってしまった。
まあそれが経験の浅さで、自分の未熟さということなんだろうけど。

良いコンセプトと的確な表現力。
良い提案とはこの両者のバランスのとり方のあるのだろう。


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2009年12月19日

2009 Best Shot 【animal編】

その他

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伊勢神宮外宮にて]


来週月曜日は今年最後の最終プレゼン。

...しかしまだエンジンがかからない。


というわけで、時期も時期ですし。
今年のベストショットでも挙げてみようかと。
...突然の思いつきなので、今後もやるかどうかは微妙だけど。


まずは動物ショットベストテン+α。
圧倒的に風景写真や建築写真が多い中、たまに気まぐれで動物を撮ることがある。

そんな数少ない動物写真から、お気に入りをピックアップ。


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2009年12月16日

陰翳礼讃【谷崎潤一郎】

読書 / 文学

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大学に入ってすぐの頃、授業で紹介されたのですが、
読もう読もうと思いつつ、なかなか読まなかった本。

自由が丘のブックオフで見つけて購入し、このほどやっと読み終えました。

表題の「陰翳礼讃」ほか、
「懶惰の説」「恋愛および色情」「客嫌い」「旅のいろいろ」「厠のいろいろ」
の五編が収められた短編集。

明治以降の文明開化以後、急速に西洋文化が浸透しつつある昭和初期、
著者の主観による日本文化を西洋文化と比較しながら解説。


やはり冒頭の「陰翳礼讃」が一番秀逸かな。
...というより「陰翳礼讃」で十分、というか。
かの文豪の筆といえど、長々と読んでいたくはない文章、というか。

書いてる内容は確かに正しく説得力はあるのだけど、
聞いてる(読んでいる)方は説教されてる気になってしまう、というか。


光りそのものを賛美する文化と、光りによって生じる影を賛美する文化。
どうやら日本は本来、後者の文化らしい。

それが文明開化の波に飲まれ、西洋文化の合理主義にかぶれた。
どうやらそれが日本の悲劇らしい。


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陰翳礼讃【ものづくりのデザイン・最終プレゼン】

プロダクトデザイン / 学業 / ポートフォリオ

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火曜ゼミ「ものづくりのデザイン」の最終プレゼンが無事終了しました。


「魅力」をテーマに学生それぞれが考える魅力を作品として制作する課題。
今回自分は照明器具を製作しました。

あらためて自分は「自然」と「人間」との接点にデザインを使いたい、
という欲求が強いのだと思う。

最終的には照明器具を制作したわけですが、
最初から照明器具を作りたい、と考えていたわけではなく。
正直中盤過ぎまで創るものの機能は固まってなかった。


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2009年12月14日

stick screw cube

プロダクトデザイン / 学業

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気がつけば師走も半ば。

火曜ゼミの課題の最終プレゼンが迫ってきました。

忙しすぎた前期に比べて、後期はやたらとのんびり。
自分が思う「魅力」を作品として1つ作成するのですが、
最初の1,2回はノウハウ的な授業だったのだけど、
それ以降は各自でエスキース。

出欠点として6割出席が条件なんだけど、その6割すら出欠の必要性を感じない。
もうちょっとカリキュラムの組み方を考えて欲しい。


そんなダラダラ感に引きづられギリギリまでなかなかとりかからず。

...今になってバタバタしております。


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2009年12月11日

平山郁夫氏逝去

アート / 人物


日本画家の平山郁夫氏が12月2日に逝去されました。


NHKで2007年に放送された新日曜美術館の平山氏の特集が追悼放映されてました。

同郷の人、ということで少なからずその訃報に悲しみを感じました。

...といっても昔から強く意識していたわけでもなく、
熱烈なファンというわけでもない。
美大に入って美術を学ぶようになってから、
高名ゆえにようやくその存在を知った程度なのですが。


前職の会社を辞めて美大に入る前、
自転車で瀬戸内のしまなみ海道を横断しました。
そのとき平山氏の美術館前を通りがかったのだけど、
その時はまださほど美術に開眼してなくて素通りしてしまいました。
今思うと残念。

その後伊勢神宮に旅行した折に佐川美術館に立ち寄り、
そこではじめて平山氏の絵をじっくり鑑賞しました。


1930年生まれ、広島出身。
終戦直前に広島に投下された原爆に被爆。
その後遺症で一時は死も覚悟したとか。

死の淵に接近した男はそこでなにを見たのか。
その答えが仏教をテーマにした絵や
130回以上にも及ぶ現地探訪により描かれたシルクロードの絵にある気がする。


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2009年12月 8日

たったひとりの反乱

情報デザイン

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最近の「プロフェッショナルの流儀」はなんだかな~...と思っているところへ、
12月一杯の放送休止。
大丈夫なのかな...


それはさておき、代わりに放送されているのが「たったひとりの反乱」シリース。

前回の食肉加工偽装もすごかったけど、
今回はもっとすごかった。


かつて幼き頃遊びまわった美しい自然溢れる干潟が今や瀕死のゴミの山。
その惨状に対してたった一人、立ち上がった男がいた。

10年という想像を絶する孤独な闘い。
何が男を支え、社会は男の何に共感したのか。


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2009年12月 7日

SC3 第4セッション【中間プレゼン】

建築デザイン / 学業

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第4セッションの中間プレゼンが終わりました。


このセッションはこれまでの課題のような共通のテーマ設定がありません。
各学生の卒業後の希望進路に応じて学生自身がテーマを決定します。
いわば来年度の卒業制作の予行演習、みたいな。

この大学で就職のお世話になりたい人は、
自分が進みたい分野のポートフォリオを強化する必要があるし、
そうでない人は自分の興味あるものをテーマに設定すればいい。


駅舎、BAR、居酒屋、スポーツ施設、学童施設、カフェ、...

担当教官が器用なマルチタイプ、ということもあるのか、
よくもまあこれだけばらけるもんだなというくらい各学生バラバラのテーマ設定。
もはや空間デザインの枠を超えてやりたい放題、という感じ。


そんな中、僕が選んだテーマは一番オーソドックスな「住宅」。
そして住宅をテーマにえらんだのは唯一僕だけ。


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住宅見学会

建築デザイン

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大学の先生が設計した住宅の見学会に行ってきました。


...実は新築住宅を見学するのは2軒目。

最初の1軒目をすぐにレビューしなかったのは思うところがありまして。

まだ住人も住んでなく、家具など余分な成分が一切ないまっさらな状態。
建築そのものを直接的に体験できるまたとない機会...

...のはずなのですが。


いまだにリアリティが湧かない。

たぶん自分の中の建築の感覚がまだまだ、ってことなんだろうな。


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2009年12月 5日

デザインで飯を食う、ということ。

学業

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水曜、木曜と先生と深い話をする機会がありました。


水曜日は「アイデンティティ・デザイン」の授業で。


  「デザインで飯を食っていくとはどういうことか?」


という、デザイン学科における直面のテーマについて、
先生と学生達がフランクに語り合いました。


一方木曜日は実習課題でのエスキース。
忙しい先生の合間を縫って、はじめてじっくり相談に乗ってくれました。


二人の先生が示唆してくれた共通のアドバイス。


  「迷うことや不安を持つことは決して間違ったことではない」


不安は幸運を内包している、ということ。

迷い、不安に思うのは自分が未熟だということを理解していること、
いろんな選択肢があり、そのどれもが正解であると同時に、不正解でもある。
世界は矛盾に満ちており、その矛盾が見えるから迷うのだ。


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2009年12月 3日

連戦連敗【安藤忠雄】

建築デザイン / 読書

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自分が一番最初に知った建築家、それが安藤忠雄だった。
名前が同じ「忠雄」ということで勝手に親近感を感じたりしてた。

...でも、どこかで彼の建築を敬遠していたような気がする。
この本も早くから知っていたけど今の今まで読まずにきた。

メジャーなものへの敬遠。
それはただの天邪鬼なのかもしれない。
一方でメジャーなものは分かりやすい反面、賛否両論が多すぎて、
その真価を見極めるのが難しい、という警戒心もあるかもしれない。

でも、やはり敬遠していては永遠に真価を知ることもない。


...というわけでようやく読みました。


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2009年12月 1日

screw cube

学業 / ポートフォリオ

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面白いアイデアを探せだの、
ユニークなアイデアを探せだの。

この世界はそんなに退屈に溢れているのだろうか。


感性に耳を澄ませば、本質が見えてくる。
ものごとを難しく考えるから、世界は難しくなる。

世界って複雑で難しくないと面白くないのかな。


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