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2009年10月 2日

等々力の塔

学業

museum_plan1st.jpg


人生にはリズムがある。

そのことに気づいていれば、
調子が良くないときもいつかはまたよくなる、と希望が持てる。

水曜日、頑張って八王子に行ったらまた休講だった。
木曜日、やっとこさ浮かんだアイデアを先生にエスキースしたら、
「スケール感ないねえ」「あれこれ機能詰めすぎな割にはバラバラだねえ」
とだめ出しされた。


スケール感がないのはまあ当たり前といえば当たり前だ。
でも、たぶん僕はでっかいものを創りたいんだと思う。

高い塔を建てたくなるのはなぜだろう。


museum_plan1st_4.jpg

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museum_plan1st_5.jpg


「等々力渓谷に個人美術館を建てる」

この課題で僕が実現したいテーマは「自然の美を再認識させる」。
23区内唯一の渓谷であるこの地域には、確かに自然に溢れている。
ここが環八の真下であるということを忘れさせてくれるくらいに。

しかし、よく見れば、ここは所詮都内なんだ、と思わされるものもある。
公園の管理が最低限で、自然の良さを積極的にアピールしようという姿勢が
イマイチ感じられない。

例えば谷沢川の水。
けしてキレイとは言えず、この水を見てしまうとせっかくの自然も色褪せる。
そして等々力不動尊横のうっそうとした広場。
昼でも薄暗い上に、ど真ん中にトイレが置かれているので、
せっかくの空間の価値を下げている気がする。

そこで自然からインスピレーションを受けて描かれた絵画を展示する
美術館を置くことで、この地を自然の美を再認識させる場所にしたい。

これが最初の出発点。


次に。

等々力渓谷は渓谷を挟んで2本の住宅道路が走っていますが、
北のゴルフ橋以外は、渓谷を横断する幹線がない。

真ん中の環八は車のためのもので渓谷を歩く人のためのものではないし、
南側はなんとなく渓谷が終わっている、という感じがする。

そこで美術館上部に峡谷を横断する高架橋を置く。
同時に高架橋を吊るための塔、タワーを置く。
このタワーは橋を支える構造であると同時に、
渓谷を上部から俯瞰するための展望台であり、
等々力渓谷を象徴するシンボルである。


こうして自分のアイデアを整理してみると、
確かにあれこれ欲張りすぎな気もする。


...でもやりたいんだもの。
可能な限り、蛇足な部分は削ぎ落とすけど、
大事な部分までは削ぎ落としたくない。

先生を、そして自分を納得させるためのアイデア整理をもっと進めなきゃ。


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Author: ただおー
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工業高専電気工学科卒業後、某大手電機メーカーでエンジニアとして14年間勤務。 退職後、多摩美術大学造形表現学部(上野毛キャンパス)デザイン学科に入学、 SC(スペースコミュニケーション)コースで空間デザインを学ぶ社会人美大生。 今一番興味あるのは建築。意匠と構造が有機的に融合した建築を実現するのが夢。 デザイナーでも、エンジニアでもない、しかしその双方を含むアーキテクトを目指します!

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