« 2009年4月 | メイン | 2009年6月 »

2009年5月 アーカイブ

2009年5月25日

セルリアンタワー『閑坐庭』【枡野俊明|東京都渋谷区】

空間デザイン

cerulean_tower.jpg

cerulean_glass.jpg


八王子で「造園学」という授業を受けてます。

日本庭園について学ぶのですが、
講師は枡野俊明、という住職でありながら造園家という一風変わった先生。

いつも作務衣に草履、という出で立ちで授業してます。
そして住職だけに話が上手い。
日本庭園の魅力を分かりやすく、飽きのこない口調で語ってくれます。


その枡野先生が手がけた庭の一つである、
渋谷のセルリアンタワーの日本庭園『閑坐庭』を見に行きました。


"セルリアンタワー『閑坐庭』【枡野俊明|東京都渋谷区】"の全文を読む »

2009年5月22日

7th Model

建築デザイン / 学業

sc3_s1_2nd_model71.jpg


課題のエスキース日。


7個目の検討モデル。

2人の先生に見てもらったけど、
だいぶ肯定的な意見をもらえるようになりました。

本当は1/50スケールで検討する予定だったけど、
まだVectorworksに不慣れなのと、
学校のVectorworksが不調なのと、
Vectorworksの入ったPCルームが使えなかったことが重なって、
図面がプリントアウトできず、やむなく1/100で作成。


毎回形が変わるけど、目指すものは同じ。
その本質的なテーマを見失わずに、第三者に分かるように明確に表現する。


分かっちゃいるけどなかなか。

言うは易、行うは難し。


"7th Model"の全文を読む »

恋する建築【中村拓志】

建築デザイン / 読書

31LG1BL3wRL__SL500_AA240_.jpg

この本をAmazonで買う


コルビュジエといい、ライトといい、カーンといい、
はたまたコールハースやセシル・バルモンドといい、
どうして建築家が書く本ってあんなにわけが分からないんだろ...

と、愚痴をこぼしてたら同級生が紹介してくれた本。


中村拓志(ひろし)という新進気鋭の若手建築家が書いた本。
隈研吾事務所出身なんですね。


もちろん僕はこのときまで中村拓志氏を知りませんでした。


"恋する建築【中村拓志】"の全文を読む »

2009年5月20日

An Architecture of Multiplicity 【EERO SAARINEN】 

建築デザイン / 読書

eerosaarinenanarchitecture.jpg

この本をAmazonで買う


八王子の図書館で見つけた一冊。

洋書でしかもモノクロなので普通は敬遠するのですが、
モノクロの写真が妙にサーリネンの建築の美しさを際立たせる。

実物以上に美しく見せようとする昨今のグラフィックの風潮が嫌いです。
「ホンモノはもっと良いぞ」と思わせること。
それが良いグラフィックというものではないでしょうか。

サーリネンの建築の実物はまだどれも見たことはないけれど、
この作品集の写真にそういうグラフィックの良さというものを
なんとなく感じて僕を惹きつけた。


エーロ・サーリネン。

大好きな建築家の一人。

その有機的な曲線は今見ても斬新。
カラトラバなど最新の建築への布石がここにあるような気がします。


"An Architecture of Multiplicity 【EERO SAARINEN】 "の全文を読む »

2009年5月19日

就活

建築デザイン / 学業

sc3_s1_2nd_model6.jpg


課題のエスキース日。

6つめの1/100検討模型を見せる。
山場は過ぎたみたいで、言われることもそんなになくなって。
間取りのプランが決まっているなら1/50で屋根を詳細検討してみろ、と。

やっと1/50スケールへステップアップできる。
材料費は嵩むけど。
検討模型の数はまだまだ少ないながらも進歩してるようです。


3限目はいつものエスキース、
4限目は大手メーカーに就職が内定したという4年生の先輩によるポートフォリオ講習。


就職組はさぞかしモチベーションが上がったことでしょう。


"就活"の全文を読む »

東京国際フォーラム【ラファエル・ヴィニオリ|東京都千代田区】

建築デザイン

forum090518_roof2.jpg


有楽町駅前に浮かぶ巨大な舟。
東京国際フォーラム。
ラファエル・ヴィニオリ設計。

旧東京都庁舎跡地に建設された巨大なコンベンションセンター。
エネルギー浪費の象徴のように見えるし、一方でノアの箱船のようにも見える。
また、コンクリート・ジャングルの海を泳ぐクジラのようでもある。
その体内である内部空間にいると、
母親の胎内にいるような安心感を覚える。

こういうのを「フォーリー(folly)」というのでしょうか...



"東京国際フォーラム【ラファエル・ヴィニオリ|東京都千代田区】"の全文を読む »

2009年5月18日

有楽町散策

建築デザイン

tif_facade.jpg


新橋で前にバイトで世話になった人とランチをして、
その後現在のバイトの仕事で銀座に用があったので、
新橋から有楽町を経由して銀座まで散策。


メインの目当ては大好きな東京国際フォーラムなのですが、
それはまた別途アップするとして。
それ以外のお気に入りの景色、景観をアップします。


"有楽町散策"の全文を読む »

2009年5月14日

多世帯住宅 - 2ndプレゼン

建築デザイン / 学業

sc3_s1_2nd_model3.jpg


課題の2回目のプレゼンが終わりました。


2回目のプレゼン直前のエスキース後から構造の要素とストーリー性を
盛り込んで発表したのですが...


「要素盛り込み過ぎ」

...という教授陣のコメントでした。


ここまで作った1/100の検討模型は4つ。
先生に言わせれば全然少ないそうですが、
エスキースとプレゼンの度に厳しいアドバイスを受けて手直ししてきた。

それを否定とまではいかなくとも、厳しい言葉に曝されるとさすがに凹む。


"多世帯住宅 - 2ndプレゼン"の全文を読む »

Herzog & de Meuron 【ヘルツォーグ・アンド・ド・ムロン】

建築デザイン / 読書

e7e483d28fa07da06fba4110_L__AA240_.jpg

この本をAmazonで買う


大学の研究室で借りた本。
a+uのHerzog & de Meuron2002年から2006年の作品集。

ヘルツォーグ・アンド・ド・ムロン」。
スイス出身の二人組みの建築家。
「H&M」といえばスウェーデンのファッションブランドだそうですが、
僕はこの建築家ユニットを思い浮かべます。
正確には「HdeM」と略すみたいです。


彼らを知ったのは北京オリンピックのスタジアム「鳥の巣」。
強烈なアピール力を持った建築なのだけど、
オリンピックムードに惑わされてるのか、
本当に良い建築なのか。

その辺が判断つかず...云々悶々というのが僕の印象。

んでこの本を読んだ(...といっても字はほとんど読まなかったけど)のですが。


...やっぱりよく分からず。


"Herzog & de Meuron 【ヘルツォーグ・アンド・ド・ムロン】"の全文を読む »

2009年5月12日

Santiago Calatrava - the Artworks

建築デザイン / 読書

Calatrava_artworks.jpg

この本をAmazonで買う


今月の仕事の報酬でいただきました。

カラトラバのアートワークス。

エンジニアでありながらアーティストでもある。
それが彼の作品を僕の心に惹きつける。


こう言うとクサい表現ですが、
彼は僕にとってまさに「希望の星」。

- エンジニアとして過ごした14年間はけして無駄でなかった -

卒業するときに胸を張ってそう言えるように。
今、僕は頑張っている。


"Santiago Calatrava - the Artworks"の全文を読む »

2009年5月11日

多世帯住宅 - 2ndプレゼン直前

建築デザイン / 学業

sc3_s1_2nd_model3.jpg


課題の2回目のプレゼン直前です。

PDでもプレゼンは多かったですが、SCも負けず劣らず多い。


ここまでで作った模型の数はボリュームモデルも含めて4つ。
それでも先生に言わせればまだまだ少ないのですが。


4つめのモデルで反映させたテーマは、

  ・「構造」からのアプローチ
  ・屋根の強調
  ・「大黒柱」
  ・洞窟、木の下-ノマド(遊牧民)の住居


前回までの、

  ・「1つの家族」として過ごす
  ・「緑の丘」を歩く

というコンセプトではいまいちアピール力が弱く、
住宅の基本機能にしか展開を与えない気がしたので、
今回は「ストーリー」を与えることにしました。


"多世帯住宅 - 2ndプレゼン直前"の全文を読む »

LEXON STICKSOUND購入

プロダクトデザイン

sticksound.jpg


普段ラジオは聞かない人なのですが。

部屋にいるときはテレビかiTunesで音楽聞いてるか。


しかしある日突然ラジオが聞きたくなった。

ラジオの必要性云々は別として、
そのデザインの良さから前からずっと欲しい、と思っていたラジオがありました。
LEXONのSTICKSOUND


一見するとただのポインティングレバー。
ラジオに見えないその外観。

ヘビーユーザーでないのでラジオなんてFM一局聞ければいいのだ。
iPodShuffleのようにディスプレイなんて要らないのだ。
シンプルで見た目の格好良さ。
ラジオって意外とデザインの良いものが少ないんですよね。
その中でこのラジオは一際目を惹いたのですが、
元来ラジオを聞かない、という性格から買うのを躊躇しつつはや2年。


ネットで探すとAmazonをはじめ大方の店で売り切れ。
市場から姿を消しつつあるようです。
こうなると嫌が応にも欲しくなるのが人情。

楽天市場のとあるお店で在庫が残ってるのを見つけて
思わず購入ボタンをクリック!


"LEXON STICKSOUND購入"の全文を読む »

KAGURA

プロダクトデザイン / 読書

kagura_book.jpg


渡辺篤史の「建もの探訪」。
20年も放送され続けている快適な建築物件を紹介する番組...

なのですが建築に興味がありながら、
最近友達に教えてもらってはじめて知りました。


その建もの探訪の番組の合間にKAGURA(家具蔵)という
家具メーカーのCMが流れていて、今ならカタログ無料進呈と宣伝してました。
普通カタログは無料でしょ...と思いつつWebから申し込み。


待つこと2,3日。
無事届きました~


"KAGURA"の全文を読む »

2009年5月 9日

うつわ U-Tsu-Wa【21_21】

プロダクトデザイン / 展示・イベント

utsuwa1.jpg


  21_21 DESIGN SIGHT:
  U-Tsu-Wa-うつわ― ルーシー・リィー、ジェニファー・リー、エルンスト・ガンペール


行きたい行きたいと思いつつ、気がつけばもう会期も終了間近。

...というわけで雨にも関わらず急いで21_21へ行ってきました。


日曜美術館や美の巨人などでルーシー・リィーが特集されてるのを見て、
彼女を知り、彼女の作品に惹かれました。
西洋的なのにどこか和に繋がる精神がそこにあるような気がする。


それほど陶器にこだわりがあるわけではないのだけど、
楽焼を知ってから少しずつ陶器に興味を持つようになってきました。


「うつわ」はその機能上必ずその外殻の内に空間が存在する。
そこには無用の用の境地が在り、内なる宇宙が存在する。

空間を内包するもの、という点で建築へと通ずる魅力が「うつわ」にはあると思う。


"うつわ U-Tsu-Wa【21_21】"の全文を読む »

2009年5月 8日

informal【セシル・バルモンド】

建築デザイン / 読書

51YA5M0BVQL__SL500_AA240_.jpg

この本をAmazonで買う


セシル・バルモンドの名著。

400ページにわたる分厚い本で字も小さいのですが、
オールカラーでスケッチや写真が多く、
意外にあっという間に読み終えました。

しかし内容はさっぱり理解できない。
なんかべつの次元の話を聞いているみたいで。

それでも彼の言葉は僕を惹きつける。
構造の魅力が、構造の秘密がそこにはある気がした。


"informal【セシル・バルモンド】"の全文を読む »

混乱は悪じゃないのだ!

学業

sc3_s1_2nd_model1_2.jpg


GW明けました。

前半は体調不良、後半は悪天候続きで結局どこへも行けず。

まあそのぶん課題に少しは集中できたのだけれど、
一方でどこにもいけなかった、というフラストレーションがたまった期間でもある。

そしてGW明け直後のエスキースでまたもやだめ出しをくらう。
めったに褒めない先生だけど、言うことは的確なので何も言い返せず。
なにより自分自身が自分の作品に納得してないのが悔しい。


そして今日も雨。

...全くうんざりで凹んでしまう。

...うーん、思った以上に建築って難しい。


しかしそこが面白かったりもすることに最近ようやく実感が持てるようになりました。


混乱は悪じゃない。
混乱があるからそこから秩序が見出せる。


"混乱は悪じゃないのだ!"の全文を読む »

2009年5月 6日

5つの波【ジャック・アタリ】

その他

510xewJI9QL__SL500_AA240_.jpg

この本をAmazonで買う


  ジャック・アタリ緊急インタビュー 第2回「世界を襲う5つの波」
  インタビュアー: NHKヨーロッパ総局長 長崎泰裕


NHKでジャック・アタリ氏のインタビューを偶然見ました。

ジャック・アタリ。
長年フランス大統領の顧問を務めた経済学者、そして歴史家。

経済に疎い僕には当然はじめて耳にする名前。


彼によれば、
アメリカにはじまった世界的な金融危機はこれから人類に押し寄せる
5つの大きな波のうちの最初1つに過ぎないのだとか。


僕はこれまで二度、世界的な不況をラッキーに乗り切っている。

まず最初は1990年初頭のバブル経済の破綻。
破綻寸前のバブル絶頂期に高専を卒業し、大手メーカーへ難なく就職。
バブル破綻後の厳しい状況を大手企業の牙城に守られて
危機感を感じることなく安穏と乗り切る。

そして二度目は現在の金融危機。
経済状況は会社員時代と比べて厳しいとはいえ、
大学生、という大義名分で仕事への直面を避けており、
この金融危機の状況を直に感じることはない。

ただ運がいいだけなのか。
それとも機を見る直感が鋭いのか。
自分としては後者であることを信じたいし、
この時期に学生をしていることはけして間違いではないと思う。

来たるべく(もうすでに来ている)厳しい状況に対して
真実を見据え、自分がどういう行動を選択をすればいいのか、
じっくり考えることが今の僕には必要だ。


この番組を目にしたのも偶然であって偶然ではない。
セレンディピティという自分の能力の1つなのだ。

...そう思うことで僕は強くなれる。


"5つの波【ジャック・アタリ】"の全文を読む »

2009年5月 3日

GW中日

学業

sc3_s1_2nd_model1.jpg


GW真っ只中。

前半2日は風邪がまだ治らず、ひたすら寝て静養。
おかげでだいぶ復調。

GWといえど5/1-2は平日なので共通教育科目は普通に授業がありました。
なんとか出席。


授業ついでに課題の模型作り。
持ち運びのリスクを考えて僕は極力模型は学校で作ります。

これで3つ目。
エスキース、プレゼンを経て、順調に形になりつつあります。


"GW中日"の全文を読む »

Number 9 【セシル・バルモンド】

建築デザイン / 読書

41CE7N41G0L__SL500_AA240_.jpg

この本をAmazonで買う


Arupの副会長であるセシル・バルモンドの著書。
a+uで彼を知り、wikipediaでこの本を知りました。

a+uで彼の文章を読んで、建築家独特の難しい言い回しにちょっと心配したけれど、
とても読みやすく、数学の苦手な僕でもあっという間に読み終えました。

この本を大学の図書館ではなく、世田谷区の図書館で見つけたのも納得。

この本には建築や構造については一切触れられていません。
そして難しい数学の専門書でもない。


あるのは「シグマ・コード」というシンプルな数字の哲学。
数学の構造を通じて伝わってくる構造の魅力。


"Number 9 【セシル・バルモンド】"の全文を読む »