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2008年2月 アーカイブ

2008年2月29日

佐川美術館【樂吉左衛門館】

建築デザイン

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またまた行きたい美術館を見つけました。

新日曜美術館で紹介されていた佐川美術館の樂吉左衛門館。

佐川美術館は佐川急便が運営する琵琶湖畔に佇む美術館で
日本画家の平山郁夫の作品を展示する平山郁夫館、
彫刻家の佐藤忠良の作品を展示する佐藤忠良館に加えて
2007年9月に陶芸家の樂吉左衛門の作品を展示する樂吉左衛門館がオープン。


佐川急便もなかなか文化振興に力を入れてるようで。


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2008年2月28日

ルノワール+ルノワール展【Bunkamuraザ・ミュージアム】

アート / 展示・イベント

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[図録 2500円]


ルノワール親子の展示会へ行ってきました。
Bunkamuraザ・ミュージアム。

印象派の巨匠画家ピエール=オーギュスト・ルノワールには
三人の息子がいました。

長男ピエールは俳優、次男ジャンは映画監督、三男クロードは陶芸家という
家族そろっての芸術一家。
本展はその中でも次男ジャンとその父の画家の作品を中心に展示。


映画監督ジャンの作品の随所に父の作品へのオマージュが見られます。

尊敬できる父親がいること。
これぞ男の幸せ。


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2008年2月26日

建築家の講義【サンチャゴ・カラトラバ】

建築デザイン / 読書

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現状カラトラバの唯一の邦訳本。
MITでの3日間にわたる講義を半分程度抜粋して訳したものです。

作品の写真は小さく、数も少なく、しかも全て白黒なので、
カラトラバの作品を知らない場合はちょっと難しいかも。

オフィシャルサイトや洋書の作品集などでまずはカラトラバの建築を
見てから読むことをオススメします。

英語が分かる人はMITのサイトに講義全文と使用資料が
掲載されているので本書は不要になっちゃいますが、
英語が苦手な僕には今のところカラトラバの声が聞ける唯一の本、
...ってなわけで買っちゃいました。


奇抜でありながら周囲と調和するその外観。
絵のようでありながら実際に重力の場にさらされる建築物であること。
デザインだけでなく、建つためにその構造まで自ら考えるエンジニアであること。

...そんな建築家の根本にあるものは意外にも素朴なものだった。


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2008年2月22日

わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者 Self / Other【東京国立近代美術館】

アート

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MOMATで開催中の「Self / Other」を観てきました。
大学の「現代美術」の最後の授業でもらったタダ券で。

さまざまな画家たちの作品を通して自分のアイデンティティーを
模索し、確認しようというもの。

自分のアイデンティティーはなんなのか?
デザインを学ぶようになってからしょっちゅう考えることだけど、
なかなか明確な答えは出てこない。

だからこの展示を観れば何か閃くものがあるかなあ、と
期待して行ったんだけど。

けど。


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2008年2月19日

アルヴァ・アアルト【武藤章】

建築デザイン / 読書

アルヴァ・アアルト (SD選書 34)


SD選書、今回は北欧の巨匠、アルヴァ・アアルト。

著者の武藤氏は1960年から1年間、実際にアアルトの事務所で働いた経験があり、
日本で最初のアアルトの解説本である本書を執筆することになって、
1967年に再びフィンランドを訪れ、アアルトの諒解を得て1969年に刊行されました。

つまりこの本はアアルトが存命中に記されたもので、
当然ながらアアルトの晩年については記述されていません。
例えばフィンランディアホールとか。


アアルト建築の外観は20世紀の三大巨匠コルビュジエ、ミース、ライトに
比べると見劣りする感は否めない。
しかし本書冒頭にはこうあります。

"建築-その真の姿は、人がその中に立った時にはじめて理解されるものである"
   〜 アルヴァ・アアルト 〜


外観より中身。
空間を包むものではなく、包まれる空間。

アアルトの建築はどうやらそういうものらしい。


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2008年2月17日

Santiago Calatrava【サンティアゴ・カラトラバ】

建築デザイン

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[Valencia City of Arts](出典:www.calatrava.com)


サンティアゴ・カラトラバ。

今一番好きな建築家です。
...といっても最近知ったばかりなのでその正体をよく把握してないけど。
建築家というより、アーキテクト・エンジニアという肩書きみたいです。

フランク・ゲーリーのように芸術的でありながらゲーリーよりは規則的。
ザハ・ハディドのように未来的でありながら彼女よりは現実的。
同じスペインの建築家ガウディの有機的建築をさらに進化させたような。
とにかくモニュメンタルなところがたまらなく好きです。

機能的というよりは心の奥底を刺激するような。
心理作用も建築の一つの機能というならば、
モニュメント建築も立派な機能的な建築なんでしょうね。


オフィシャルサイトにこれまでの建築作品が紹介されているのですが、
見ていて飽きない。ずっと見ていたい。
写真でもこうなんだから実物を目の前にしたらいったいどうなることやら。

今回はその中から気に入ったものをピックアップ。
(その後サイトがリニューアルされたため、一部画像が一致しないものもあります)

トップの画像は彼は絵も描くわけですが、その絵の中の「目」にそっくり。
頭の中のイメージをあれだけ巨大な形に正確に投影する、その手腕がスゴイ。

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[カラトラバの絵](出典:www.calatrava.com)


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2008年2月16日

20世紀の三大巨匠

建築デザイン / 読書

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20世紀建築の三大巨匠、コルビュジエ、ミース、ライトを特集した
CasaBRUTUSの特別編集版です。

ここ最近三人に関するそれぞれの著書を読んで総まとめ的なものが欲しくて。
それぞれの著書では当然本人を良く言い、他者を悪く言うもの。
やはり三人を客観的に俯瞰する本が欲しくなるのは自然の流れなのです。


現代建築の礎となった三人の建築を知ってこそ、現代建築の真髄が理解できる。
そしてこれからの建築のことを考えることができる。


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2008年2月15日

Zena Holloway

ビジュアルデザイン

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  Zena Holloway Underwater Photographer & Director


ネットサーフィンしていてみつけた水中写真家のサイト。

水中に漂う浮遊感が幻想的です。

動画も見れますがちょっと解像度が粗い。


水ってなんか懐かしい。
なんでだろ。

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2008年2月13日

フランク・ロイド・ライト【谷川正巳】

建築デザイン / 読書

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NYグッゲンハイム美術館


コルビュジエミースとくれば次はライトでしょ...

というわけで読みました。SD選書
著者は谷川正巳氏という日本人です。
建築の教授とのことですが、この本のほかにも数冊ライトに関する著書を
訳したり記したりしているようです。

大学の図書館は春休みで閉館なので目黒区の図書館で借りました。
ちなみに1967年初版ということでAmazonではすでに古書扱い。
本の写真だけでも...といってもSD選書はどの本も全身黒尽くめなので
写真とるほどのものでも...

...というわけでライトの建築物で唯一訪れたことのある、
NYのグッゲンハイムの屋内写真をトップ画像に置いてみました。
外側は僕が訪れたときは工事をしていて見事な外観が拝めませんでした。

...さて、ライトの建築で僕が知ってるのはこのグッゲンハイムの他には
落水荘、マリーン郡庁舎、日本は旧帝国ホテルぐらいなわけですが。


この本で少しはライトの建築精神が垣間見えたような気がします。



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2008年2月 9日

ミース・ファン・デル・ローエ【DVD】

建築デザイン / 人物

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昨日は大学の大掃除。そして春休みに入りました。

大学の図書館ではDVDなども観れるわけですが。
1年生もまさに終わってしまったその日にようやくDVD資料を活用。
DVDは館外貸出しはできず、館内の視聴覚設備のみでの鑑賞のみ。
そして春休み中は原則図書館は閉館しちゃうので、
1年生の間に観ることのできたDVDはこの1本のみ。

もっと早くから活用すりゃよかった。

先日コルビュジエの本を読んだから、というわけでもないですが。

20世紀の三大建築家の一人、ミース・ファン・デル・ローエ
フランク・ロイド・ライトのように官能的でもなく。
ル・コルビュジエのように芸術的でもなく。


無のレベルまで余分なものを削ぎ落としたシンプルさ。
そこに彼の建築の醍醐味がある。


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輝く都市【ル・コルビュジエ】

建築デザイン / 読書

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ル・コルビュジエの「輝く都市」を読みました。
SD選書。

モデュロール」と同じく内容は難解です。
ル・コルビュジエ自身の理論が難解なのか、邦訳の仕方が難解なのか、
半世紀以上も前の時代背景のギャップが理解を難解にさせているのか。
単に僕の理解力が足らないのか。

いずれもあてはまる気がしますが、
まあとにかくこの本の内容の半分も理解できなかった気がします。

それでも読んで損をしたか、というとそうではなく、
何かしら得るものはあったはずで、
ここでは少ないながらもその得たものを書き出せればと思います。

ちなみにWikipediaによれば、
この本の原題は"Manière de penser l'urbanisme(都市化の思考方法)"で、
これとは別に原題が"La Ville radieuse(輝く都市)"という本が別にあるみたいです。
前者は1946年、後者は1953年発行です。

この本はアスコラルという建築刷新のための建築関係者の集まりにおいて
都市問題を解決するために打ち立てられた理論
(本書ではアスコラル理論と言ってますが)を紹介したものです。


理想の都市とはどういうものだろう?


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PIPILOTTI RIST:KARAKARA【原美術館】

アート / 展示・イベント

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会期も終了間際になってようやくピピロッティ・リストの展示を観に原美術館へ行ってきました。
毎度のことながら行動が遅い。

平日の午前中に出かけたのですが、会期終了間際とあってか、
思ったより人が多かったです。
でもまあそれほど待つこともなく、ストレスなく鑑賞でき、
じっくり鑑賞できました。


インスタレーションがメインでしたが、
確実にインスタレーションを楽しめるようになった気がする。


人間受け入れる努力をすれば、なんだって好きになれる。


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2008年2月 7日

プレデザイン Final-day.

学業

プレデザイン最終日。
今日はこれまでのワークショップの総実践です。

まずはチーム決め。
昨夜考えてきた話したい内容を付箋紙に書き出してリストアップ。
同じようなテーマ、共感するテーマに投票してチーム決め。

幸いにして僕の考えてきたテーマに同調してくれる人も3人いて、
4人組のちょうど良い人数でチームを組めました。


これまでのワークショップの成果が生かせる。
これまでの人生で学んだことを生かせる。

...そう思ったのに。


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プレデザイン day-12.

学業

プレデザイン12日目。
今日も全員一斉での受講です。

今日のワークショップはいたってシンプル。
100人全員で1つの輪になり、輪の内側に向かってイスに座ります。
輪の中央にスツールを1つ置き、その上にはマイクが1つ置いてあります。

今回のプレデザインの授業を通じて感じたこと、気付いたことについて
発言したい人が中央のマイクをとりに行って自分の席に戻り、発言します。
発言が終わったらまたマイクを中央に戻す。

これを1時間半繰り返します。
スピーカーが話している間は他の人は質問や反論はせず、黙って清聴します。
隣同士での会話も禁止です。


先生たちはとくにこのワークショップの目的は述べませんでした。

さてあなたなら、このワークショップの目的はなんだと思いますか?

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2008年2月 5日

プレデザイン day-11.

学業

プレデザイン11日目。
グループワークは昨日で終わり、今日からまた全員での受講です。


プレデザインでは3つのグループに分かれて行うグループセッションのほかに
どのグループにも入らずに「味噌を作る」という選択肢も実はあります。
総勢120人のうち、若干3人ほどがこの課題を選択していて、
最初にこの味噌作りの成果の発表がありました。

味噌を作るには半年ほどかかるみたいで、
持ってきた味噌はまだその途中の過程のもの。
この味噌作りで学んだものはなんなのか。
それは実際にその課題を選択した人、その発表を見ていた周囲の人、
それぞれでしょう。

僕は、作るものが味噌であることに格別意味があるとは思いません。
ものづくりを通してその中にあるデザインを感じることにが目的だと思うのです。

デザインはモノづくりの中にしか存在しない。
作るモノが見えるか見えないか、ただそれだけ。

僕はそう思う。


さて、後半は...

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2008年2月 4日

プレデザイン day-10.

学業

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日曜はスゴイ雪でしたね。
おかげで出歩くこともなく、ゆっくり休めたわけですが。

プレデザイン10日目。
グループワーク8日目。

前回で自分のカリキュラム作りは終わり、今日は番外編です。
しかし僕にはこの番外編が一番良かった!


今日のワークショップはモンロー・ウォークならぬ「ブラインド・ウォーク」。
...これが一番の成果でした。


「触れる」こと。
僕にとって一番心地よいコミュニケーションです。

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2008年2月 2日

PIECE OF PEACE レゴで作った「世界遺産」展

建築デザイン

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  シブヤ経済新聞:
  レゴで作った「世界遺産」展-専門職人による大作「サグラダファミリア」も

  Parco Art.comオフィシャルサイト


レゴで創った世界遺産の数々の展示があるというので行ってきました。
渋谷パルコPart1。
土曜昼間のレゴの展示、ということで会場は子供連れの家族で混雑してました。

会場は6FのパルコファクトリーとB1Fのロゴスギャラリーに分かれていますが、
ロゴスギャラリーのほうは無料で見れます。ただ展示数は少ないけど。
メインはパルコファクトリーのほうでこちらは入場料300円。
この入場料及びグッズ類による収益金の一部は日本ユネスコ協会連盟が行う
世界遺産活動に寄付されます。

作品は「レゴモデルビルダー」と呼ばれるレゴを専門に作る人たちの手によって
作成されたもので、レゴでここまでできるのか...とただ驚くばかりです。

会場にはレゴの展示だけではなく、
リリー・フランキー本城直季、大日本タイポグラフィなどのアーティストによる
レゴや世界遺産と関連した作品の展示がされていました。
...と今こうして記事を書いていて、本城直季さんの作品あったっけ?...と。

まさしくこのあと表参道のPaul Smith Spaceのギャラリーで開催されている
本城直季さんの展示を見に行ったのですがここにも展示されてたなんて。
見逃した~...orz


会場内は基本的にレゴ作品は撮影OK、アーティストによる作品はNGですが、
ほぼ隣り合わせに並べて展示しているのでそれほど厳しい規制ではないようです。

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