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2007年12月 アーカイブ

2007年12月31日

今年の反省

その他

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早いもので大晦日...というわけで今年の反省。

今年立てた目標は以下の6つ。


△1.絵ブログを立ち上げる。

◎2.ニューヨークのMoMAをはじめとした美術館巡りをする。

◎3.美大生活を充実させる

×4.書道を習う

×5.建築士の資格取得の検討

◎6.デザインイベント、展示会へ継続的に足を運ぶ


まあWeb編に比べればまずまずでしょうか。
そりゃ大学メインの1年でしたから当然といえば当然なわけですが...


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CHAPTER27

ビジュアルデザイン

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大学のレポート課題で2008年のお正月映画(12月、1月に公開する映画)の
映画評を書くことになって。

観にいってきました。
ジョン・レノンを撃った男の物語。
ジョンを撃ったチャップマンはおろか、ジョン自身のことも一般常識程度しか
なかったのでこの映画を観る前に六本木ヴァージンシネマで上映されている
PEADE BED」を観てきました。


そして渋谷のシネクイントで上映されている本作を鑑賞。
シネクイントはパルコ3の最上階にあるシネマですが、
けっこうな座席数の割にはスクリーンが小さい。
天井が低い。
いかにも別用途の場所を急遽シネマにしたような、そんな感じ。


獄中のチャップマンに実際にインタビューした内容に基づいて
製作された映画だそうです。

物語はあまり抑揚がなく淡々と進みます。

チャップマンはなぜジョンを撃ったのか。


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2007年12月30日

PEACE BED

ビジュアルデザイン

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12月で大学の共通教育科目の授業は終わりです。

休み明けにレポート提出かテストです。
「影像と芸術」という授業でお正月映画の中から好きな作品を選んで映画評を書け、
というレポート課題が出ました。

...んで観にいきました。


選んだ作品は「チャプター27」。
ジョン・レノンを撃った男の物語。

...がその前に。
時を同じくしてジョン・レノンのドキュメンタリー映画も公開となっていたので
まずはそちらを観にいくことにしました。


それが「PEACE BED」。

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2007年12月28日

Emotional Sense

その他

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[上野、東京都美術館前の鏡面仕上げの球]


大学の同級生で「他人の考えていることに興味がない」と公言している人がいます。

僕もどちらかというと、自分に大いに興味がある人間で、
他人がしていることよりも自分がなにを求道しているかのほうが気になる。

それでも僕は「他人の考えていることに興味がない」と公言はしたくない。
もっと他人に興味を持てるようになりたい、と思う。
それはデザインに必要不可欠な要素だと思うから。

関連して、「デザインするのにマーケティングは必要なのか?」
とその同級生は疑問視します。
時代の一歩先を読まなければならないデザイナーは
「今」しか知らない人々の意見を聞いても仕方がない、と。

確かに同じようなことを先日のトークイベントで深澤直人氏も言ってた気がします。
レイモンド・ローウィもその著書「口紅から機関車まで」で言ってた気がする。

しかし。
やはり僕はデザインをするのにマーケティングは必要だと思う。
いや、デザインだけじゃない。
社会に対して何か行為を行うときは必ずマーケティングは必須な行為だと思う。

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2007年12月24日

メリクリ

その他

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大学の課題も無事終わり、冬休みに入りました。
久々にのんびりと過ごしています。
そして...


イブです。シングル・ベルです。
とくにクリスマスを意識するほうではないですが、
一人で部屋にいると寂しいです。

かといって、誰でもいいからワイワイやろうとも思わない。
寂しさをかみしめながら、一人落ち着いて明日の自分の幸せについて
考えるのもそれはそれでなかなか良いです。


せっかくなのでクリスマス・ツリーを作ってみました。
...といっても大学の受験勉強で作った模型の写真を撮り、
画像加工して雪を降らせただけですけど。

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2007年12月22日

touchable - 触れたくなるもの

学業

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2ヶ月ほど前から大学の有志でデザインの勉強会をしています。

勉強会というとなんだか堅苦しい気もしますが、
自分の好きなデザイン、デザイナーなどを持ち回りで発表して
ざっくばらんに語ろうという程度のもの。

んで明日は僕の番でこの記事はそのためのものです。


今回のテーマは「自分の好きなデザイン」。
まず自分の好きなデザインを1つピックアップ。
そのデザインの好きな理由を説明し、
同じような理由から好きな別のデザインをもう1つピックアップ。
さらにその好きなデザインとは対照的な位置づけにあるデザインをピックアップ。


こうすることで自分のデザインのスタンスを確認しよう、というのが趣旨(たぶん)。

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DESIGNING DESIGN【KENYA HARA】

情報デザイン / 読書

designing_design.jpg

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デザインのデザイン Special Edition


表参道のABCで見つけた一冊。

オリジナル版より一回り大きく、厚さは2倍ほどあります。
国際版を経て、テキスト倍増、図版満載の特別編集バージョンなのです。
しかしお値段もオリジナル版の3倍以上。

ちょうどオリジナル版を読んだばかりですっかり感化された状態だったので
めちゃめちゃほしくなりました。
散々悩んだ挙句、Amazonでポイントを使って若干割引価格でポチッと購入。


こうしてマイデザインバイブル2冊目が届いたのでした。


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2007年12月21日

モデリング3【最終プレゼン】

学業 / ポートフォリオ

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本年度のファイナル・セッション「モデリング」が終了しました。


セッション全体を3つのスタディに分け、
前半2つのスタディはわけが分からず苦痛の連続でしたが、
最後のスタディはものづくりがメインでとても面白かった。

最初に個人で人間一人程度を包む空間について1/5スケールで模型を作ります
そして先生により同じような作品を作っている人を3人一組のグルーピングします。
そしてグループごとに作品の内容を詰めて、実寸大の空間を作成します。
グループによっては3つの作品を組み合わせて新たな作品を誕生させたり、
誰か一人の作品をさらに煮詰めてよいものにしていったり、
そのアプローチの仕方はグループによりさまざまです。


僕のグループでは僕の作品をベースに煮詰めていくことにしました。


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2007年12月16日

フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展【国立新美術館】

アート / 展示・イベント

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[図録2300円]


フェルメール展、残り1日というところでようやく行ってきました。


正直行こうかどうか迷ってた。
フェルメールがそれほど好きというわけではなかったし、
オランダ風俗画にもそれほど興味があったわけでもない。

でもね。
たぶんこれからの人生でもこの大学にいる間ほど
たくさんの絵を観る機会ってもうないと思う。
だから行くことにした。


フェルメールの作品は現在世界に34点しかないそうです。
そしてオランダにある「牛乳を注ぐ女」がこの数百年で国外へ出たのはわずか五度。
そしてこの東京での展示はアジア初。

やっぱ行かなきゃ。


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2007年12月15日

ダリ わが秘められた生涯

アート / 読書


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天才とはある特定の部分において繊細だと思う。
そしてその繊細さゆえに天才は脆い生き物だと思う。

しかし彼は強かった。天才でありながら強靭。
天は彼に二物を与えたのか...


偉大なシュルレアリスト、ダリの自伝を読みました。

自伝といっても彼が37歳のとき執筆したもので半生記になるわけですが、
彼は本書中で半生を振り返ると同時にこれからの人生を予見してもいます。
とにかく彼は早く歳をとりたかった。早く「老人」になりたがった。


しかし読むのに苦労しました。
ダダイスム、シュルレアリスム関連の文章は例外なく読みづらい。
だから絵やオブジェによる作品が必要なのかもしれないですね。


サルヴァドール・ダリ。
その名が示すとおり彼はシュルレアリスムの救世主(サルヴァドール)だった。
自他共に認める天才だった。
彼は自らを「自分こそ唯一絶対の真のシュルレアリストである」と語るように
多くのシュルレアリストの中でもとくに奇異な存在だったようです。


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2007年12月13日

偶然の美

ポートフォリオ

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カーテンの隙間から一筋の太陽光が差し込んだ。
その光の帯は部屋で灯していたキャンドル・ライトに通り抜け、
カレンダーの白に優しく反射した。

...その様が美しくて思わずカメラを手に取った。
さらにフォトショで周囲をぼかしたらより幻想的になった。


この一瞬の美しさを見出すこと。
そしてその美しさをクローズアップすること。


それがデザインってことなのかな。

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2007年12月 9日

横浜散策

その他

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[横浜美術館前からの眺め]


横浜美術館でシュルレアリスム展を見に行ったわけですが。
久々の横浜で天気も良かったので、
その帰り道、みなとみらいを少し散策しました~

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シュルレアリスムと美術【横浜美術館】

アート / 展示・イベント

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大学の同級生に横浜美術館でシュルレアリスムの展示をやっている、
との情報を聞きつけ調べてみるとなんと12/9が最終日。
フェルメール展を見に行く予定を急遽変更し、横浜美術館へ向かいました。

シュルレアリスムは大学の授業で学び、
本も何冊か読み(現在はダリの自伝を苦読中...;;)、
エゴがたぶん人一倍強い自分には非常に興味のある分野の一つ。


...というわけで興味津々で本展に臨んだわけですが。


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ピクニック【ジャン・ルノワール】

文学

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大学の授業で鑑賞。
鑑賞後に『勝手にしやがれ』の買付けなどに従事し、1979年にフランス映画、文化紹介の功績により
フランス政府から芸術文化勲章賞を受章した秦早穂子さんがゲストで来られていて、
この映画の詳細な解説をしてくれました。

僕自身はそれまでジャン・ルノワールなんて全然知りませんでした。


監督は印象派の巨匠オーギュスト・ルノワールの次男のジャン・ルノワール。

本作は撮影にジャン・ルノワールの兄で俳優のピエール・ルノワールの息子のクロード・ルノワール、
編集にジャン・ルノワールの愛人のマルグリット・ルノワール、
さらにジャン・ルノワールは宿屋の主人役で、マルグリット・ルノワールは給仕の女性役で、
さらにさらにジャン・ルノワールの息子のアラン・ルノワールもちょい役で映画に出演しているという
まさにルノワールファミリー総出の作品です。

そのほかヒロインのアンリエットには哲学者・作家ジョルジュ・バタイユの妻、シルヴィア・バタイユ、
助監督にはジャック・ベッケル、ルキノ・ヴィスコンティ、アンリ・カルティエ・ブレッソン
脚本にはジャック・プレベール、製作にピエール・ブロンベルジェ、
...と後にビッグになっていくスタッフがずらりと勢ぞろいです。


作品自体は未完に終わったものを編集して作り上げたもので、
内容的にはちょっと薄い部分もありますが、純愛だけではどうにもならない
人生のほろ苦さを描いた名作に仕上がっていました。


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2007年12月 8日

フィラデルフィア美術館展【東京都美術館】

アート / 展示・イベント

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[図録 2500円]


クリスマス・イブも近づいてフィラデルフィア美術館展も
それと同時に終わってしまうということで急ぎ出かけてきました。

上野は東京都美術館。
オルセー美術館展以来です。
あの時は桜が満開の時期で周囲はピンク一面でしたが、今回は黄色一面。

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[美術館入口の銀杏]

12月に入って日に日に寒くなっているというのに
上野公園はまだ秋の装いの美しさを保っています。


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2007年12月 7日

プロダクトデザインのカタチとココロ

プロダクトデザイン / 読書

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表紙にある卵型の金属物体に惹かれて本屋の店頭で手にとった。
そのときは買わなかったけどこれが「人を惹きつけるデザイン」なんだな、
ってそのとき感じた。

本書は以下の10人のデザイナーの作品とインタビューを掲載したものです。


  秋田道夫、安次富隆、川崎和男、喜多俊之、小泉誠、
  塚本カナエ、廣田尚子、村田智明、山中俊治、山本秀夫


このうち名前を知っているのは半分ほどですが、
手がけた作品をみればその多くは一度は見たことのあるものばかり。


思わず触れたいと思うもの。
僕はそれを作りたい。


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モデリング2

学業

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大学の第4セッション、「モデリング」も終盤にさしかかっています。

当初この授業はハズレだと思った。
精神的に辛かったし、この実習でなにが見えてくるのか皆目分からなかった。

でもやっと。
ほんの少しだけどなにか見えてきた気がする。


...見えない「空間」を作ることは見えるモノを作ること以上に難しい。

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2007年12月 1日

ロルカ 暗殺の丘(1997年)

文学

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大学の授業で見ました。
スペインの詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカの死の真相に迫るサスペンス。

実際はロルカの死については謎であり、
本作はあくまでフィクションです。

しかしかなり面白かった。
面白かった、というよりは魂を揺さぶられた、という表現のほうが正しいかもしれない。

この映画を観る前にロルカの詩を中村先生が解説してくれたのですが、
どうも詩の良さ、というものがピンと来ない。


百聞は一見にしかず。
言葉の伝達能力は映像に比べるとその及ばざること山の如し。

しかし映像だけでは伝えきれないものがある。
言葉でしか伝えられない思いもある。

だからやっぱり言葉は必要で、そして詩人もやはり必要なのでしょう。

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