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2007年11月 アーカイブ

2007年11月24日

デザインのデザイン【原研哉】

情報デザイン / 読書

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「デザインのデザイン」やっと読みました。
前から読もう読もうと思いつつ、ようやく読めた一冊。


原さんはHAPTICSENSEWAREでその存在を知ってましたが、
僕が原さんに対して持っていたイメージは、

 「シンプルでハイセンスなデザインをする、それでいてテクニカルなアートディレクター」

という感じでした。


本書で原さんは自らをグラフィックデザイナーだと言っていて少し意外な気がしました。
そしてグラフィックデザイナーも悪くないな、と思ったりしました。
それほどこの本は僕に強い影響力を与えた。
深澤直人さんの「デザインの輪郭」並みに強い影響力。


深澤さんが感覚的なアプローチとすれば、原さんは論理的なアプローチで
デザインを語られている気がしました。


キーワードは「リデザイン」。
そこに原さんの語るデザインの本質がある気がした。


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そうだ京都、行こう

読書

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JRのロングランCM、「そうだ京都、行こう」シリーズ。

日本古来の美しさを伝える京都の映像と、心に響くキャッチフレーズ。
この組み合わせが人々の心に響き、ロングランに繋がっているのでしょう。


しかし王道な街だけに人が多い。
国内のみならず海外から、桜や紅葉のベストシーズンともなれば
それこそ毎日人であふれ返すことでしょう。
人ごみの苦手な僕にはそれがネックとなって
訪れたいけどなかなか足が向かない街の一つになってます。


だからせめて写真だけでも...
...というのがこの本。

「そうだ京都、行こう」シリーズ初期の10年間がムックになったものなのですが。


いまや絶版で新書ではもはや買えない。
買えたとしてもプレミアがついてエライ高くなってる。

半分あきらめながら地道にブックストアに通うことしばし。

...ようやく手に入れることができました!

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2007年11月15日

北欧モダン デザイン&クラフト【東京オペラシティアートギャラリー】

プロダクトデザイン / 展示・イベント

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佐藤卓「water」展に引き続き「北欧モダン」展へ。

六本木から新宿へは大江戸線で1本で行けるんですね。
初めて知った。

新宿はオペラシティアートギャラリーへ。

コンセプト的だったwater展とうって変わってこちらはダイレクトに「ものづくり」。
イスを中心に北欧のモダンデザインの現物を見ることができます。


こちらもすごく良かった。
やっぱホンモノはいいっす。


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佐藤卓「water」【21_21】

展示・イベント

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『"デザインを見せる"展覧会ではなく、
「デザインによって水を示す」新しいかたちの実験となるでしょう。」


21_21 DESIGN SIGHTの第2回企画展、
佐藤卓ディレクションの「water」に行ってきました。
朝一番の開館とほぼ同時に入館したのですが、
しかしものの15分ほどで会場はけっこうな人数に。
それでもまあスペース的には余裕でゆっくり鑑賞することができました。


水を使ったデザインを見せるのではなく、
デザインで水の持つ特質、可能性、メッセージ性とかいったものを指し示す。
身近にあるがゆえに当たり前の存在として見過ごしがちだけど、
僕等は水の中から生まれてきて、水の中で暮らしている。
水なしでは僕等は生きられないのです。

身体に刻み込まれている水の記憶を思い出し、
限りある水資源について真剣に考えよう。

...というのが本企画展の趣旨。


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2007年11月12日

VERTICAL GARDEN【PATRICK BLANC】

建築デザイン / 環境デザイン


[CAIXA FORUM, MADRID(2007, Architect:Herzog & de Meuron)]


日経デザイン11月号の冒頭コラムに目が釘付け。

以前「Green Building」という記事を書きましたが、
それをすでに実践している人がいた!

アイデアとしては誰でも考えそうなことだけど、
実際に実践するとなるとけっこう大変だから難しいのかなあ、と思っていたのだけど。

その人の名はパトリック・ブラン(PATRICK BLANC)。
フランス国立科学研究センターで研究する植物学者だそうです。

垂直庭園は一朝一夕で誕生したものではなく、30年にも長きに渡る
植物が最も厳しい状態で生き残るための方法の研究の結果なのだとか。


植物が生息していく上で最も厳しい環境。
それは自然環境ではなく、人間が作り出した無機質な都市空間なのかもしれません。


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2007年11月10日

市民ケーン【オーソン・ウェルズ】

情報デザイン

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大学の授業で鑑賞しました。

オーソン・ウェルズ処女作。制作・監督・脚本・主演の4役をこなしてます。

英国映画協会(BFI)が10年毎に選出している「世界映画史上作品ベスト10」で
1962年以降ずっとベスト1を記録している作品だとか。
つまり40年間世界一ってこと。


どれだけスゴイ映画なのかな...と観てみたのですが。

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EAMES FILMS:チャールズ&レイ・イームズの映像世界

ビジュアルデザイン

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大学のデザイン概論の授業で見たDVD。

建築に家具に映像にグラフィックに。
分野に囚われず幅広く活動するデザイナーだけに知名度が高く、
前からその名前は知っていましたが、
実際にどういうデザインをするのかはイマイチまだ把握してません。
その意味では良い機会でした。


このDVDはいくつかの映像作品がオムニバスで入っているもので、
時間の都合上全ての作品は見れませんでしたが、
前から見たかった「パワーズ・オブ・テン」はやはり先生もイチオシの作品で、
一番最初に見ました。


やっぱスゴイですわ、イームズ。

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クオリア入門―心が脳を感じるとき 【茂木健一郎】

読書

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プロセス・アイに続いて茂木さんの著作を読みました。

しかし読むのに時間がかかった~
プロセス・アイに比べると桁違いに難しい。
まあプロセス・アイは物語、こちらは入門書とはいえ科学書ですからね。


小学生の時の夢は科学者か警察官になることだった。
それはあながち幻ではなかったような気がします。
でもやはり僕は今科学者になりたいと思いません。

デザインを自分のものにするためのヒントが"クオリア"にある気がした。
前職にいたときからクオリアという言葉になぜか惹かれるものがあった。

相変わらず歩みは遅く、その上回り道ばかりだけど。
確実に前進はしている気はする。

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2007年11月 9日

モデリング1

学業

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えー、報告遅れましたがすでに第4セッションはじまってます。
今年最後のセッションと同時に1年生最後のセッションでもあります。
年明け後は後期試験の他に集中実習とかいう正体不明の実習が待ってます。

いまさらながら気づいたのですが、2月の後半から3月一杯は春休みらしい。
なんと。夜間カリキュラムで時間が足らないはずでは?
こんなにのんびりしてていいのか。
もっともっと学びたい。

でもまあおかげでやりたいことも徐々に見つかってきてるし、
今度こそ自主制作期間として一人頑張るのもいいかもしんない。


さて。
前置き長くなってしまいましたが、第4セッションのはじまった感触はというと。


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2007年11月 4日

深澤直人×タナカノリユキ スペシャルトークショー

展示・イベント

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  マイコミジャーナル:
  INFOBAR 2の産みの親、深澤直人氏がKスタに登場 - 開発秘話を公開

KDDIデザイニングスタジオで「INFOBAR 2 先行展示イベント」があるということで。

DesignTide会場から歩くこと30分。
16時前にKDDIデザイニングスタジオに到着。
イベントは16時半からなのでINFOBAR2の実機を触ってみる。

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手にしっくりくる形。
有機ELの液晶は本当にキレイ。

...と16時になって会場を見渡すとすでに座席は満杯。
開始30分前というのに立ち見となる。スゲー。
深澤さんの知名度なのか、タナカさんの知名度なのか。
はたまたその双方か。

それでも立ち見客はまだそれほどいないのでけっこう良い席を確保。
それから30分後。立ち見客数もスゴイ数に、
やっぱすごいんだなー、この二人。


僕の目当ては深澤直人氏。
デザインの輪郭」を読んでからぜひ本人に会いたいと思ってました。

ようやく会えた。
一方的に話を聞いただけですけど。

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DesignTide in Tokyo 2007

展示・イベント

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DesginTideに行ってきました。
DesignTideは青山・表参道・渋谷を中心に分散的に展開するデザインイベントで、
これまでは100%Designを見終わるとヘトヘトの状態で、
いつもあきらめざるを得なかったのですが、今年は100%Designの会場の近く
国立競技場そばにメイン会場を開設する、ということではじめて行ってきました。

100%Design会場から歩くこと10分。
メイン会場はどこかの体育館を使ってるらしく、なんとも奇妙で雑多な雰囲気でした。


でもけっこう面白かった。


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TOKYO DESIGNER'S WEEK 2007

展示・イベント

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[マイケル・ヤングの巨大なモニュメント。柱がちゃちい気がするのは僕だけでしょうか...]


土曜日、TOKYO DESIGNER'S WEEK 2007に行ってきました。

直前まで行くことを迷ってました。
TOKYO DESIGNER'S WEEKには過去2回(05/06)行ってるのですが、
どちらも失望したからです。

しかしDesign Channelを見て今年はちょっとよさげだったのと、
ただの「デザインに興味がある一般者」から「デザインを学ぶ学生」という
立場になったことで少しは見方も変るかな、ということで行くことに。


結果的にはやはり今年は面白かった。
多分主催者側、見る側双方に成長があったからでしょう。
...と妙に偉そうな口調になってしまいましたが今年の報告をば。


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2007年11月 2日

ねむの木子ども美術館

建築デザイン

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[ねむの木子ども美術館: Photo by Architecture Potography


新日曜美術館でねむの木こども美術館を紹介していました。

女優・宮城まり子さんが創設したねむの木学園の障害ある子ども達の
絵を飾るために作った美術館だそうですが、
一目見て設計者は藤森照信氏だな...と思ったらビンゴ。
独特の世界観があるから分かりやすいのかな。


20世紀はエゴ建築、エゴ都市計画の時代だった。
21世紀はエコ建築、エコ都市計画の時代だ。

エコ建築、エコ都市計画に興味を持ち出してからは、
藤森さんの建築にはとても惹かれるものがあります。


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