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2007年10月 アーカイブ

2007年10月31日

Pointing Chair【最終プレゼン】

プロダクトデザイン / 学業 / ポートフォリオ

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第3セッションが終わりました。
ほぼ完成」の記事を書いた後、ニス塗りをして完成。

ニスは先生のアドバイスによりスプレータイプの油性、透明タイプのものを使用。
ハケで塗るよりスプレータイプのほうがキレイに仕上がるそうです。
2時間おきに塗ること4回。
ツヤが出てさらにきれいになりました。

そしてプレゼン資料の作成。
このチェアの名前、コンセプト、パーツ構成、完成写真、所感を載せて完成。


そしていよいよプレゼン。



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2007年10月27日

緑の砂漠

その他

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とあるニュース番組で「緑の砂漠」について報道していた。


日本の国土の7割は森林だそうです。

そしてその森林の4割は建築や家具などの人間が社会で利用するためのものとして、
人工的に植林された人工林です。
しかし建築は鉄筋コンクリートマンションの主流化などで木材の需要が減少、
さらに家具でも安い労働力を頼って日本の木を使わなくなるなどして、
国内の材木の需要が減少しており、人工林の8割は手入れもされず
放置されているのだとか。


現代ニッポンは緑豊かな国だけれど、その緑を大切にはしていない。


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排出権

その他

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ちょっと前に『仕事の流儀』で排出権という言葉を知りました。

知ったばかりなので、その認識について多少理解の足らないところや
誤認している部分もあるかもしれません。
その場合はコメントしていただけるとウレシイです。

排出権とは簡単に言えば「二酸化炭素を排出する権利」です。
これだけ聞くとけしからん権利だと思ってしまいますが、
(僕自身最初そう思ってしまったし^^;)
発展途上国など自国で温暖化防止対策をとる費用がない国において、
先進国の企業などがお金を出してその温暖化防止対策事業に出資する代わりに
その出資国の京都議定書で定められているCO2削減量に還元できるというもの。

例えば、未整備の電気インフラを整えることにより節電を実現する事業、
燃費の悪い旧型エンジンを搭載した車に燃費の良い新式のエンジンに乗せ換える、
など今排出権を扱うビジネスが盛んだそうです。


しかしね。
こうして排出権のからくりを聞いてなお、僕には釈然としないものがあるのです。

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東京物語【小津安二郎】

文学

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大学の授業で鑑賞しました。
黒澤明と並ぶ日本の巨匠、小津安二郎作品。

...とはいっても僕が小津作品を観るのはこれがはじめてのですが。

出演: 笠智衆、東山千栄子、原節子、東野英治郎など。

笠智衆はこれまで寅さんでしか見たことなかった。
東野英治郎も水戸黄門くらいでしか見たことなかった。
笠智衆は若かったけどこの作品でもすでにおじいさん役でした。

この作品は小津作品のみならず、日本の映画史上でもいまだにベスト10に
ランクインされるほどの名作だとか。
だからというわけでもないですが、僕はこの作品はとてもよいと思いました。

今ではこの名作がAmazonで1,000円ぽっきりで買えるわけですから興味がある方はぜひ。
(画像をクリックすればAmazonの購入サイトへジャンプします)


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2007年10月26日

ほぼ完成!

学業

pointing_chair_parts.jpg


大学での第3セッション。
完成できるかどうか心配でしたが、なんとか完成のめどがつきました。

写真は加工中のものですが、現在は外観はほぼ完成し、
あとはニス塗りと補強加工をするくらい。

構造的に強度が心配だったのですが、実際座ってみると意外と頑丈。
補強加工が必要かどうか疑うくらい。

外観を見る限りかなり良い感じです。
1/5モックアップがそのまま大きくなった感じ。
先生もけっこう褒めてくれました。周囲のみんなへも概ね良い評価です。

意外にも「アートだね」って声が多く、ウレシイ反面少しコッパズカシイ気もしてます。


...それにしても大変だった。
精神的にも肉体的にも。


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浜野安宏特別講演会

環境デザイン / 学業

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大学では不定期に特別講演会なるものを開くみたいで。
今回の講演者は客員教授の浜野安宏さん。
恥ずかしながらはそれまで浜野さんという人は知らなかったし、
演目が「アジア旅行記と最近の街づくり」とあったので、
冒険家みたいな人かな、と勝手に思っていたのですが...


...ゴージャス系の人でした。


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2007年10月17日

デザインサーカス【梶本博司】

プロダクトデザイン / 読書

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現在のセッションを担当をしている梶本先生の著書です。
この本自体は最初のセッション担当の先生からの紹介で知ってたのですが
そのときはいつか読みたいなあ...と思いつつ放置してしまったのですが、
今回あらためて梶本先生と出会って、読みたくなりまして。

貧乏がゆえに近くの図書館で借りてきて読んだのですが、
先生の人柄がよく出ていて、とても良い本でした。


今回のセッションの僕の作品、
実はこの梶本先生がとても大きなヒントを与えてくれました。
ヒントなんてもんじゃないな。一緒に案出しした、みたいな。
そして実作業のほうはもう一人別の先生に頼りっぱなし。
ある意味今回の作品は二人の先生と僕との三人による作品。
そこには大いに学ぶものがあるのだけど、
多すぎて、あせるばかりで、空回りで、...落ち込みます。

...まあとにかく頑張るしかないのだけど。


形が機能を作るんじゃない。
機能が形を作るんだ。

形から入るとアイデアはどうしても行き詰まってしまう。
必要な機能を、実現したいことを整理してリストアップすることで
あるべき姿形は見えてくる。


そんな先生のデザインに対するスタンスが、
セッションでのアドバイスでも、この本の中にも表れています。


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2007年10月16日

桂離宮参観申し込み!

建築デザイン

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桂離宮との出会いはブルーノ・タウト展でした。
その後つい先日大学の講義で桂離宮の話が出て、
ますます行きたくなりました。

んでググって見ると、宮内庁のHPで参観申し込みができるではないですか!
しかし今年一杯はすでに定員一杯。
年明け早々にやっと1人空き枠を発見。
ダメ元で申し込んでみたところ...


2,3日後「参観許可」のメールが届きました!
なんともまああっさりと。
これはかなりの幸運なのか、はたまたこういうものなのか。

どちらにせよ、これはもうこの機会に行きなさいという神のお告げ。
これもセレンディピティ。

金銭的にキツイ時期ではありますが、
またとない機会かもしれないので行ってこようと思います!

気が早いですが、来年も良いスタートが切れそうです。


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2007年10月14日

アル・ゴア氏らノーベル平和賞受賞

環境デザイン

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(出典:Wikipedia)


  AFPBB NEWS: ノーベル平和賞はゴア元米副大統領と国連パネルが受賞


上記の画像はWikipediaから持ってきたものですが、
不都合な真実』にも出てくる写真とも同じものです。
『不都合な真実』によれば、最も使われている地球の写真だとか。
100枚のうちの99枚はこの写真だそうです。
まあとりあえず著作権であれこれ言われる心配はなさそうです。


アル・ゴア氏とIPCCがノーベル平和賞を受賞しましたね。

当然といえば当然なのかな。


これだけ大きなテーマともなれば、賛否両論も多数あるでしょう。
大げさだという人もいれば、提示データの信憑性を問う人もいる。
実際それらの意見も一理あるかもしれない。

でも。
解けていく氷の写真を見て。
干上がっていく湖を見て。
砂漠化する大地の写真を見て。


それでもあなたは良心の一分も痛まないですか?


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2007年10月13日

【訃報】黒川紀章氏死去

建築デザイン / 人物

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[出典:SAFETY JAPAN - 日経BP社


  asahi.com : 建築家黒川紀章さん死去


建築界の巨星逝く。

建築家の黒川紀章氏が12日、心不全のため死去されました。


突然の訃報。
とくに思い入れがあった方、というわけでもないですが、
建築に興味が行きつつある現在、やはりちょっとショックでした。


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2007年10月12日

グランダルシュ【パリ新凱旋門】

建築デザイン


[グランダルシュ]


デザイン史の授業にて。

パリの凱旋門って3つあるって知ってました?

...僕は知りませんでした。


通常、「凱旋門」といえば「エトワール凱旋門」を指すのだそうです。
もう1つは「カルーゼル凱旋門」、
さらにもう1つが今回紹介する「グランダルシュ」です。
(学校の先生は「グラン・マルシェ」と言ってました)


このグランダルシュは日本では「第3の凱旋門」とか、「新凱旋門」とか
呼ばれるそうですが戦勝記念として建てられたものではないので、
正確には「凱旋門」ではないのだとか。


ポール・アンドリューらにより1989年に完成。


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地球をラッピングする夫婦【クリスト&ジャンヌ=クロード】

アート / 人物


[梱包されたライヒスターク(帝国議会議事堂)1995年ベルリン]


デザイン概論の授業でまた一人新たなデザイナーを知りました。

その名はクリスト
正確には妻ジャンヌ=クロードとの夫婦協働「クリスト&ジャンヌ=クロード」。

デザイナーというよりは芸術家というべきなのかもしれませんが、
紹介してくれた建築家の先生はアートはデザインに「構成原理」を
与えてくれるものとして捉え、アートとデザインをやたらと区別することはない、とのこと。

美大の中にデザイン学科がある意味、
自分が最近よく美術館に足を運ぶ意味が少し見えた気がしました。


世の中にあるのはただ2つのものだけ。
変っていくものと変らないもの。

両者の違いを明確に把握し、活用していくことがよいデザインの秘訣なのでしょうか。


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2007年10月11日

ナジャ 【アンドレ・ブルトン】

アート / 読書

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シュルレアリスムの創始者で『シュルレアリスム宣言』を出した、
アンドレ・ブルトンの代表作。

巌谷国士さんの『シュルレアリスムとは何か』を読んで、
読みたくなりまして。


しかしね。
シュルレアリスム文学を読めば読むほど(...というほど読んでないですが^^;)
やっぱりシュルレアリスムは読むものじゃなく、見て感じるものだと思うのです。
つまり文学よりはアートを見るほうが僕は面白い。

ナジャはシュルレアリスム文学の中でも比較的分かりやすいほうだと
思うのですがそれでもやっぱり分かりにくい。


内容はぶっちゃけて言えばナジャという女性との出会いを描いたもの。
いってしまえば単なる恋愛物語...じゃなくて恋愛ドキュメンタリ
(ブルトンは小説、というスタイルを嫌っているので)
を高尚な世界に引き上げたもの...なのでしょうか。

シュルレアリスムは「自動記述」が特徴的ですが、
本書はそのように書かれたようには見えません。
というのも本書は1928年の初版に対して、およそ35年後の1962年に
70歳になろうかというブルトン自身により修正が加えられたものなのです。
ただ、巻末の訳者・巌谷さんの解説を読むと、
初版もけっこう推敲しながら執筆したようにもとれますけどね。

仮に自動記述でここまで書けるとすれば、
人間の深層心理、ってかなり奥深いものだなあ、って思います。

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ツナギ

学業

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デザイン、図面も完成し、発注した材木も届いた。

いよいよ実製作に入ります。

...というわけでツナギ買いました。
いろいろ安いとこ探したけど、結局川崎にあるワークマンというところで
2千円ほどで買いました。

人生初ツナギ。

20代の頃はツナギなんて一生着ることないだろうな、って思ってた。

仕事そっちのけで身体を動かすことだけを考えていた。


そのツケが今頃回ってくるなんて。
人生って思いもよらないものなんだよね。

だから人生って楽しい。

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2007年10月 8日

MELTING POINT メルティング・ポイント【東京オペラシティアートギャラリー】

アート

meltingpoint_entrance.jpg


MELTING POINT


オペラシティアートギャラリーへ行ってきました。

ジム・ランビー、渋谷清道、エルネスト・ネトの三人によるインスタレーション。
この三人がどういう関係にあるのかはよく分かりません。
サイトのイベント案内を見て、なんとなくいいなあー...
と思って急遽行くことにしました。


meltingpoint_chicket.jpg
[入場チケット:これでアートギャラリー収蔵品展も見れます]

学生料金で700円。
下のフロアがメルティング・ポイント、
上のフロアがアートギャラリー収蔵品展でした。

規模的には前回の藤森照信展よりは小さいものでした。


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2007年10月 6日

羅生門【黒澤明】

文学

羅生門 デジタル完全版 [DVD]


大学の講義で鑑賞。

往年の名作、黒澤明監督の「羅生門」。原作は芥川龍之介。
日本映画で初めてヴェネツィア国際映画祭金獅子賞および
アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、
黒澤監督を一躍「世界のクロサワ」たらしめた名作中の名作。
三船敏郎、京マチ子主演。


土砂降りの羅生門下に集まった三人の男たち。
とある事件の真相を語ることで人間の内に潜む醜さを見出していく。

それでも人は人を信じて生きていかなければならない。


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2007年10月 4日

卒業制作中間発表

学業

10/2-5で4年生の卒業制作の中間発表をやってます。
前半二日はデジタルデザイン、ビジュアルデザイン、
後半二日はプロダクトデザイン、スペースデザイン。

1年生の僕は授業があるので通常はその様子をのぞくのは難しいのですが、
昨日は授業が休講...
というのもその中間発表のために教室が使えないわけで。


昨日はプロダクトデザインの発表だったのですが...

その感想を一言でいうと「うーん...」。

たぶん僕の年齢もあるのでしょう。

社会人を10年以上やっていると、どうして具体性を求めてしまいます。
夢を語るのはいい。でもそれって実現できるの?
どうしてもそう思ってしまうのです。

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2007年10月 3日

1/5 Mock-up

学業

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第3セッションも後半に突入。
昨日は1/5スケールで作成した模型でプレゼンでした。


1/5スケール模型はバルサ材という軽くて柔らかい、
加工しやすい木材を使用して作成します。

これまでスケッチ上で描かれていたアイデアがいよいよ形になる第1段階。
ここで頭の中の空想と現実の差異がよりはっきりしてきます。

僕が、グラフィックや映像デザインよりも、
プロダクトデザインや空間デザインの方が好きなのは
より「存在」を感じられるから。

どちらも頭の中の産物を形にすることに変りはありませんが、
前者は現実の縛りにあまり影響されず、
後者はもろにその影響をうける。
その縛りを感じ、克服していくことで「生きる」実感が得られる。


その機能を実現するために、どのような構造にすべきなのか。
その形を実現するために、どのような材質を選択し加工すべきなのか。

形を具体化することで見えてくる現実がそこにはある。


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2007年10月 2日

世界初の有機ELテレビ

エレクトロニクス

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  ソニー報道資料: 世界初 有機ELテレビ発売


12月。ソニーから世界初の有機ELテレビが発売になります。

11V型のみで価格は20万。
1インチ2万からのスタートはかつての液晶と同じ道を有機ELも歩むのか。
だとすれば、有機ELの普及には今しばらく時間がかかりそうですね。

最薄部で3mmという薄さ。
しかしその分回路部を台座に集中させたのであろう、
スタイリッシュなディスプレイ部に似合わぬごつさ。
写真で見る限りはちょっとアンバランスのようにも見える。
実際はどうなんでしょうね。見てみたい。


しかしなにはともあれ、ディスプレイの新しい時代の幕開けに乾杯。