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2007年6月 アーカイブ

2007年6月26日

バックミンスター・フラー【マーティン・ポーリー】

建築デザイン / 読書

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マーティン・ポーリー著 渡辺武信・相田武文訳


バックミンスター・フラー
この本ではじめて彼の存在を知った。

建築家であり、デザイナーであり、科学者であり、思想家であった人。


人間が生み出し得るもので、価値あるものとはけして形あるものばかりではない。

この本はそれを教えてくれた気がします。

建築家としての彼はコルビュジエ、ミース、ライトの三巨匠ほどは有名ではないけれど、
彼が建築界に残した功績は彼らに匹敵するほど偉大なものだった...


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2007年6月23日

勝手にしやがれ【ジャン=リュック・ゴダール】

文学

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ジャン=リュック・ゴダール監督。
主演:ジャン・ポール・ベルモンド, ジーン・セバーグ

ネオリアリスモの次はヌーベルヴァーグというわけで。
大学の授業で鑑賞しました。

ネオリアリスモと同じくロケ中心だそうです。

ヒロインのパトリシアを演じるジーン・セバーグがすごくキュート。
ショートヘアがヘプバーン並によく似合う。

対する主人公ミシェルを演じるベルモンドもなかなかの色男。
僕は歩きタバコは大嫌いですがその姿が妙に絵になるんだな〜

物語自身はとある小悪党とそのガールフレンドの逃避行、
という単純な物語なのですが要所要所の台詞がとても奥深く、
ゴダール監督の感性の豊かさに惹かれてしまいます。

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2007年6月21日

葛西臨海水族園

学業

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運動構成の授業の課題として葛西臨海水族園に行ってきました。


第1段階で自分の手の動きを研究したその次のステップは、
「魚の動き」。

各グループで水族園の中の魚たちから一つ選んで、
最終的にはその魚の動きを身体で表現するんだとか。


...というわけでまずは水族園の魚たちを
手当たり次第ビデオに記録してきました。


僕らの班は僕以外はまだ成人式を迎えていないというチョー若手班。
僕一人でかなり平均年齢を上げてます^^;
なんとも引率気分...と思いきや当日思いっきり寝坊。
一番迷惑をかけているのは自分...という情けなさ。


が、気をとり直していざ入館。

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2007年6月18日

運動構成

学業

大学のデザイン専門課程の第2セッションは「運動構成」。


プロダクトデザインにしろ、映像デザインにしろ、
デザインされるものが動いていようが、静止していようが、
それを使うには人間です。
止まっている何かのためにデザインする訳じゃない。

その意味において動く生き物である人間の「動き」を知ることは
デザインをする上で非常に重要な意味を持つことなのです。


...というのがこのセッションの目的です。


まず最初の取り組みとして自分自身の動きとして、
「手」の動きについて5コマスケッチを行い、
そのスケッチを元に3Dソフトでその動きを表現するという課題に取り組みました。
ただ手の動きをそのまま表現するのではなく、球体で動きを抽象化して、
その動きが伝えたいものを表現することが求められました。

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2007年6月17日

ダダイスム

ポートフォリオ

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大学の一般教養の授業科目「社会と芸術」でダダイスムを学びました。

産業革命により科学が格段と進歩する一方で、
戦争により人類が被る被害も大きくなった。
そんな時代背景で既存の理性、文化、社会体制を否定するダダイスム。

最初トリスタン・ツァラやハンス・アルプ、アンドレ・ブルトンらの
宣言文や詩などを聞かされていたのですが、無秩序で無意味でまとまりがない。
なにがなんだかわけが分からなくて、興味を持てないでいたのだけど、
絵画・オブジェ作品をスライドで見はじめて興味がむくむく。

やはり何かを伝えるのに言葉だけではダメで。
絵画やオブジェの重要性を今更ながら理解できたような気がします。


一番おもしろいのはやはりマルセル・デュシャンの作品。
そのデュシャンの「階段を降りる裸体」に感化されてイラレで
とっさに作ってみたのが上記の画像っす。


社会には秩序が必要。
でもその秩序の重要性を知るには、無秩序がどういうものかを理解しなければ。

ダダイスムはそのために存在したんじゃないのかな、と僕的には思うのですが。

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2007年6月16日

デザインの煎じ薬 【武正 秀治 】

読書

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「デザインの煎じ薬・全十三包―じわじわとデザインのことがわかる本」


著書の武正さんは多摩美の教授。
前回のセッションの担当講師のひとりでした。
授業中に自身の著書である本書を薦めていたので図書館で借りて読みました。

読みやすいデザイン入門書、という位置づけで全十三章の構成で紹介されています。
同じ日本人によるほぼ同時代での状況、ということもあり、
前回読んだレイモンド・ローウィの「口紅から機関車」に比べれば全然読みやすい。

武正先生が授業で話す内容とかぶる部分もあって、
授業の復習効果も相まってなおさら理解が進んだ気がします。


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2007年6月10日

藤森建築と路上観察【東京オペラシティアートギャラリー】

建築デザイン / 展示・イベント

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建築史家にして建築家、藤森照信氏の展覧会に行ってきました。
新宿の東京オペラシティ3Fアートギャラリー。

Web Designing6月号の「ツクルヒト」。
そこではじめて藤森さんを知ったわけですが、
そこに掲載されていた「茶室 徹(てつ)」。
満開の桜の中にたたずむ木の上に佇む小屋。
何とも幻想的なその風景に惹かれました。

入場チケットにその見事な風景が採用されています。

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[チケット]

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本展は第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展で開催された同タイトル展の
凱旋帰国展で国内で藤森照信を本格的に紹介した初の展示会だそうです。

最初は建築史家として活動していて、
これまで未来に向けて立てられる建築はたくさんあったが、
過去を顧みるための建築はなかったので自ら作ってみることにして
1991年44歳のときに建築家としてデビューしたんだそうです。
藤森建築は、施工にあたり、藤森さん自身、友人、施主からなる
「縄文建築団」が参加して手作りすることが特徴。


その氏が作る建物は最近の未来志向の無機質な都市型建築とは
明らかに一線を画している。
斬新だけどどこか懐かしく、
目立つけど不思議と周囲の自然風景に馴染んでいる。
とにかくとてもステキな建物なのです。


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2007年6月 5日

かたちのデザイン1【最終プレゼン】

学業 / ポートフォリオ

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[課題1]アブダビに建設予定の安藤忠雄設計の海洋博物館。(投票数:3)

大学に入学して2ヶ月。
最初の専門課程のセッションが終わりました。

僕が選択したのは「かたちのデザイン」。
発泡スチロールを加工して自分がイメージするものを表現する、というもの。
与えられた課題は2つ。

  1.自分の好きな曲線を表現せよ
  2.300×200×150mmのハコモノデザインをせよ

1.はオブジェでも、日常用品でも何でもいいので自分が気に入った
曲線を見つけてきて、それを表現しなさい、というもの。
2.は三面図を描いたときに指定の寸法がその図面に現れる、という条件で
やはり好きなように自分の表現をしなさい、というもの。


で2ヶ月かけて製作してきて、昨日そのプレゼンテーション。


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鈴木雅明展 -Light-

人物

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スケッチ・オブ・フランク・ゲーリーを観ての帰り。
Bunkamuraのギャラリーで絵の個展が開催されていたので
ちょっとのぞいて見ました。


鈴木雅明さんという初耳の画家さん。
1981年生まれというからまだ若い画家さんなんですね。

「light」というタイトルのとおり灯りにともされる夜の街の風景がテーマ。
モネのようになんとなく全体の焦点がぼけたような感じなのだけど
強い色のコントラストがモダンな感じも漂わせる。
そこがなんかオシャレでいいなあと思って思わず見入ってしまいました。

展示即売会みたいな感じで絵の販売もしてるのですが
どれも数十万する代物で高い。
若いながらもけっこう売れてる画家さんのようです。


絵は買えないので300円の小冊子を買ってきました。

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裏表紙に本人の写真が載っているのですがコワイよ、この写真。
こんなオシャレな絵を描く人とは思えない...
せめてもう少し笑顔ならもっと好感度もアップすると思うんだけどなあ。


しかし絵はやっぱすごくイイ。
いつか自分の部屋に飾ってみたい~


スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー【映画】

建築デザイン / 人物

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映画「スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー」を観てきました。

渋谷Bunkamuraのル・シネマ。
Bunkamuraにシアターがあったなんて、今回はじめて知ったよ。
ちなみに国立新美術館のモネ展森美術館のル・コルビジェ展で相互割引実施中。
それぞれの展示会の半券提示で100円ほどの割引が受けられます。

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[チケット]

僕はポストカード付き前売り券を買ったのでこの割引特典は受けなかったのだけど。
(まあ同程度の割引なんですけどね)

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[前売り特典ポストカード(当日でも200円くらいで買えますけどね)]


で、映画の感想ですが、


...やっぱりすごくよかった。
彼の建築の原点、というか、ポリシーというかそんなものを垣間みることができた気がします。


そしてやっぱり建築やってみてーなー...なんて思ったりして。


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