デジハリ大同窓会 in 赤坂BLITZ。
実は赤坂は就職で上京した年の販売実習以来。
実に18年ぶり。
赤坂サカスなんてできちゃったりして、すっかり様変わり。
仕事につながるコネ探し、という期待も正直なくはなかったけど、
美大での学びによりデジタルには次第に興味をなくしていて、
久々のメンバーに会いたい、という気持ちのほうが強かった。
かつてデジハリに通ってた頃。
人生の岐路にさしかかっていて、
デジで出会ったたくさんの友人が僕を助けてくれた。
...そのかつての暖かい場所はもうなかった。
デジタルの流れは速く、僕はもうついていけない。
さようなら、デジハリ。
人、人、人であふれかえるホール。
暗い中でたくさんの人がひしめき合い、様々なノイズが入り交じる。
人いきれで息が詰まりそうになる。
舞台上ではしきりに司会者が何かを喋ったり、何かを紹介したりしてるけど、
まったく耳に入ってこない。まったく理解できない。
これがデジタルなのか。
...僕にはよく分からない。
かつてのように再び人生の岐路に立っている僕を、
かつてのように再び助言して欲しかった。
けれどそこはもうかつての場所ではなかった。
デジタルの5年は、かくもかつての場所を遠くへ流し去ってしまうものなのか。
文明社会にどっぷり浸り切っているデジタルワールド。
これからも日常的にデジタルツールは使い続けるけれど。
そこは仮初めの場所。
ずっといるべき場所じゃない。
さようなら、デジタル。
僕には別の道があるようだ。
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